【シーリア】2018.3.31 エピファネイアの妹が未勝利脱出!スワーヴリチャードの妹の猛追を凌ぐ! - YouTube
シーリアが勝った3Rのラップ
12.9 - 11.2 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 11.1 - 11.6 - 11.7
古馬500万下2000mのラップ
12.5 - 11.0 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 12.0
古馬1000万下1400mのラップ
12.3 - 10.5 - 10.8 - 11.3 - 11.3 - 11.9 - 12.4
パドックでシーリアを見た印象は
一息入れて立て直したことで随分良くなったなと。
休む前はもっと緩くて見た目も歩き方も緩慢でした、
張りもあんまり無くてパンチに欠ける感じでした。
今回は変わった感じがかなりあったし
大丈夫だろうと思いました。
ラップを見て考察します。
まずスタート自体は速くはないですが
道中は緩みがなく速くもなくの平均ペース。
タダ単に数字の比較だけで速い遅いを語るのは本質を見誤るので
同日の芝のレースのラップを交えて馬場状態も考察しますと
ワンランク上の古馬500万下2000mのラップと比べても
道中の流れは同じレベルでした。
シーリアは早め先頭で押し切ったレースなんで
12.1 - 11.1 - 11.6 - 11.7という後半のレースラップは
2番手で運んだコーナー出口以外はほぼシーリアが刻んだラップです。
なので、12.1 - 11.1という1秒の緩急に
置かれることなく対応してますし
11.1 - 11.6 - 11.7と大きくラップを落としてません。
早めに先頭に立って気を抜いた感じも少しありながら
これだけ踏ん張れましたから上々かなと。
短距離の古馬1000万下のラップを見ると
L1で12.4まで落として出し切った感じで
1分20秒台ですから
他の芝のレースと総合して考えても
馬場状態はほとんど標準と言えるでしょうね。
最後は2着馬に詰められて辛勝にはなりましたが
相手はスワーヴリチャードの妹さんで
3着以外を大きく離してるので完勝であり辛勝だと。
パドックでは成長を感じましたが
同時にまだ緩さも感じたので
これからまだまだ伸びシロはありそう。
道中は行きっぷりがよく
そろそろ一族の悪い部分が出始めてる感じも……
まだまだ先は長いので大事に進めてもらいたい。
31日の阪神競馬では好スタートから道中は2番手。4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切って見事に優勝。「返し馬から気持ちが入っていて良さを感じましたし、ゲートも上手に出て道中は比較的楽な競馬を組み立てることができました。ただ、現状では気持ちにまだ体がついてこず、思うように動けないところがあるので、早めに押し切るような形で進めたんです。前回と違って馬場が乾いていたことも良かったようですし、最後まで頑張って走ってくれました。今は成長途上で先々は良くなってくる馬だと思いますから、無理をせず大事に使っていってもらいたいですね。今日はありがとうございました」(川田騎手)「ありがとうございました。力のある馬でそろそろ何とかしないといけないと思っていましたので、まずは結果を出すことができて良かったです。ただ、思うようにまだ動き切れていないなどジョッキーからは色々と課題を挙げてもらいましたし、今後の成長にも期待したいところですね。この後についてはレース後の様子を見ながら検討していきたいと思います」(角居師)休み明けの一戦となりましたが、積極的な競馬でしっかりと勝ち切ってくれました。まだこれから良くなってくるタイプの馬でしょうし、さらなる成長にも期待したいと思います。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討していきます。