46番・ディアマイベイビーの17【牡馬・12.5万円】
5月末の遅い生まれながら
ガッチリした箱型で骨格が既にしっかりしていて
走るタイプのキングカメハメハ産というルックス。
歩かせてみても遅生まれでありながら
この時期でもある程度芯が入っているし
柔らかければ良いという印象が持たれる馬見の中で
良い意味での硬さというかキリッとした締まりがある。
かなり出来がいいと思いますし
今年の募集馬の中でも上位だと思います。
高額馬の部類ですけど出資してみたいと思えるお馬さんですね。
47番・レディシャツィの17【牝馬・7.5万円】
個人的に背中が短くてトップラインは好きなタイプですが
繋ぎをはじめ脚元の造りが少し貧弱に見えますし
ちょっと硬めの捌きをするお馬さんで
そこはマイナスかなと思います。
お母さんはペルーの年度代表馬ということで
ペルーのダービーとオークスを勝つなど
日本ではあり得ない遍歴の持ち主で
物差しがないので何とも言えませんが何だか凄い感じはします。
アルゼンチンから輸入されて成功してるディアデラ一族と似た印象を持ってしまいそうですが
こちらはディープやキンカメを配してまだ結果が出ていません。
上はどうあれ本馬の出来が良ければ関係がない話しなんですが
ちょっとインパクトに欠ける感じがします。
産駒はハープスターから活躍馬が出てませんが
久しぶりに出来がいい仔が生まれたと思います。
繋ぎが長めで柔らかく稼働域が大きくて
前が気持ちいいぐらい綺麗に出る歩様です。
胴が長めでありながら踏み込みも深くて捌きに関しては文句なしです。
首の角度もいいし力もありそう。
肩やトモの実入りもいいし
ベガ一族の母親優先を持てるという意味もあるので
かなり出資の意義も感じるお馬さんだと思います。
クラブの看板血統で毎年注目してますが
この仔も悪くないなと思います。
生まれが遅くてサイズは小さいですが
まだまだ実が入りそうなパーツがありますから
最終的には450～460ぐらいの
丁度いいサイズにはなるんじゃないかと思います。
やはり歩かせてみると流石という動きをしますし
あとは心肺機能など中身だけだと思います。
シーザリオも高齢になってきて
活力自体は落ちてきてるとは思いますが
相変わらず強気の値段が大丈夫なら
トライしても価値があるのかなと思います。
