関空第一駐車場の屋上階からおはようございます☀
現在、朝7時です。
今回は11月の北海道視察の延長で
ソウル・セントレア・沖縄に飛びます。
今回の予約は11月の北海道視察の帰りから始まってまして
約2ヶ月間、大阪に滞在している形になってます。
今から予約の残りの行程
ここまで飛んで今回の予約行程は終了です。
つまり、全体的な予約行程は
札幌→大阪
大阪→ソウル→名古屋→沖縄→大阪
この行程全部で15000マイルで予約出来ます。
本当は札幌→大阪→ソウルの間に
もう一都市、経由地を噛ませることが出来ますが
予約する時点で1月の仕事の先行きが不透明だったので
無理せずに若干簡素に纏めました。
朝6時前に家を出発して関空に到着したのが朝7時です。
流石にこの時間になるとターミナルへの連絡通路付近のポジションはあいておらず
連絡通路から遠い屋上に自家用を止めることになりました……
ソウルまでのフライトはアシアナ航空です。
久しぶりに身の丈に合ったエコノミーです……
なんだかテンションが上がりません。
自動チェックイン機でチェックインを済ませて
大した荷物はないのですが
事前の調べでは機内はほぼ満席のようだったので
収納スペースの取り合いとか
足元に荷物を置いたりしたくないので
有人カウンターで荷物を預けました。
搭乗開始が10:25とのことで待ち時間も3時間ほどありますからね。
ところがここで軽くボケて失敗。
エコノミーの有人カウンターがあまりにも空いてたので
スタアラゴールドのカウンターじゃなくてもいいや
と、安易にエコノミーのカウンターで手荷物を預けたんですが
あ、これじゃプライオリティタグが付かないわ……
と気付いたのは手荷物にノーマルのタグが付けられた後でした……
しかも機内はほぼ満席ですからソウルで荷物が出てくるのを待たないといけない。
パスポートコントロールのあの威圧感満点の人との
なんとも言えない空気感を味わう必要がないし
パスポートスキャンと顔認証だけで簡単に済むので
時間も短縮されてスイスイです。
パスポートコントロールを約10分で抜けて免税店フロアに。
北側に進んで突き当たりにターミナル間シャトルの乗り場がありますが
ここにKIX-ITMカードのポイントを貯める機械があります。
シャトルに乗って出発ターミナルに移動してしまうと
出発ターミナルにはKIX-ITMカードの機械がないので
ポイントを貯めてる人はシャトルに乗る前にここで手続きを。
手続きを忘れてシャトルの乗って出発ターミナルに移動してしまっても
またシャトルで戻ればいいんですが
ちょっと時間の無駄ですからね。
KIX-ITMカードのポイントは駐車場料金の割引とかに使えます。
朝メシ食ってないので
とりあえずANAラウンジに直行します。
ラウンジ内に喫煙室があるので
酒もタバコも堪能出来ます。
えーと……とりあえずカレーですね。
というかANAラウンジは入る前から
入り口近くまで来るとカレーの匂いがします……
カレー屋かい！！って感じはしましすが
匂いにやられて入る前から脳ミソがカレーモードになります。
朝からビールにシャンペン、他にも飲み倒します。
飛行機を眺める席に座りましたが
右にはキャリアウーマン@30代半ば風がパソコンでお仕事中。
左には上司@50代半ば風男と部下@自分と同じぐらい男がお仕事のお話し中。
みんな大好きカレーを食べてます。
この上司と部下の会話を聞いてると
こんな上司の下で働きたくないな……と切に思いました。
仕事でクレーム入れてくる客がよくこういう口調で話すよな……と。
部下を正しい方向に引っ張るという感じではなく
頭ごなしで自分の意見を押し付ける感じで
聞いていて非常に気分が悪い。
あまりにも不快なのでタバコを吸いに行くついでに
席を移ろうと立ち上がったついでに
どんな奴だ？と顔を見たら
うちの上司と髪型も顔立ちもめちゃくちゃそっくり……
うちの上司を小麦色に焼いたような風貌で
笑いを堪えるのに必死でした。
たらふく酒を飲んで
隣の人の顔を見て笑いが止まらなくなったところで
ANAラウンジを退室することにしました。
スタアラゴールドが使えるタイ国際航空のロイヤルシルクラウンジが9時にオープンするんですが
時間を見ると丁度9時5分前だったのもあって
笑いを堪えながら逃げるようにロイヤルシルクに移動しました。
オープン直後は人は誰もいませんでした。
ホットミールは全く置いてなくて
ちょっと航空会社系のビジネスラウンジとしては物足りない感じです。
ロイヤルシルクはアサヒとキリン。
羊羹とかスイーツが少しある。
そこがANAより優ってるだけですかね。
ラウンジの突き当たりにファーストクラスの部屋がありまして
何人か入って行ってました。
そこは未知の世界です……
30分ほど寛いでいると徐々に人が増え始めて
10時前には結構混雑してました。
アシアナ航空OZ111搭乗
機材が少し遅れて到着したので出発もちょっと遅れました。
が、国際線では誤差の範囲。
エアバス社の最新の機材ですね。
実は朝もう一便早い便があるんですが
一度A350に乗ってみたくて
わざと一便遅い便にしました。
今回は一人旅なんであんまり早く着いても特にすることないし。
で、A350に乗った感想ですが……普通です。
モニターが大きくてタッチパネルになってるぐらいかな。
つーか、エコノミーに乗ったので
エコノミーの席は新しくてもエコノミーなんですね。
ソウルまでの飛行時間は1時間半ぐらいですから
札幌に行くのと大差ないんでエコノミーで十分かと。
外観はコックピットの窓の形状で分かります。
あと翼の先端のウイングレットの形状もちょっと特徴的。
定刻から少し遅れてインチョンに到着。
例のごとく真っ先にタバコ。
喫煙所は韓国語、中国語、そして日本語も飛び交います。
次にコリアツアーカードにウォンをチャージ。
このカードは交通系は勿論
市内のあちこちの決済がコレ1枚で可能です。
A-REXという韓国のメトロを去年利用した時にカードを買ったんですが
残額が乏しかったので。
基本的に支払いはクレカでしますが
移動はこのカードになりますし
ソウルには今後も結構来ると思いますからね。
チャージはコンビニで出来ますんで
到着ロビーにあるコンビニでチャージしました。
レジで店員さんに「ちゃーじぷりーず」と言うと
いくらチャージするか尋ねられます。
韓国語話せないので20000ウォンを手渡すと
20000ウォンチャージしてくれました。
今回のホテルは東大門にある東横インソウル東大門1。
A-REXに空港から終点のソウル駅まで小一時間乗り
そこから更にメトロで4駅、東大門に到着。
東大門の4号出口から地上に出て
東横インの看板がないか周囲の建物を見渡しますが
どうも見当たりません。
4号出口から近くのはずで、想定ではすぐわかるはずなんですが……
で、目の前の建物を見ると見慣れた色の玄関。
はい、4号出口のすぐ目の前が東横インでした。
真上を見たらすぐわかるんですが
こんなに近いとは思いませんでした……
が、玄関の表札を見ると東横インソウル東大門2と書いてます。
自分が泊まるのは東大門1なのでここではない。
でも、こっちの方角だろうと適当に進んで行くと
徒歩30秒ぐらいのところに東大門1がありました。
東横インソウル東大門1のフロントに進むと……
何か見たことのある人が……
うん、間違いありません。
去年、東横イン仁川富平に泊まった時にフロントにいた
日本語が通じるお姉さん？おばさん？がフロントに居たんです。
異国の地で日本語が通じるのは本当に助かります。
何故かシングルの喫煙室が満室だと言われ
一瞬、え……と思ったんですが
セミダブルにアップグレードしてますとのこと。
今回で東横インのクラブカードを作って10泊目になるので
次は1泊無料で泊まれます。
東大門の夜
部屋に荷物を置いて東大門の街へ。
今回は一人旅なので
晩飯はチゲ鍋と焼肉、2軒行くと決めてました。
1人では話す相手がいないので
家族とか複数で行く方がいいんですが
一人旅には一人旅の良さがあります。
自分の旅の楽しみはご当地グルメを楽しむことなので
周りに影響を受けることがない。
周りからのここに行きたい、あそこに行きたいというのがないので
自分の好きなように時間を使えます。
一軒目は下町の昔ながらの……という雰囲気漂う店。
店に入ると8割ぐらい席が埋まっており
なかなか繁盛してる感じ。
4人掛けのテーブルに案内されると
何かオモニが話しかけてきますが自分には何を言われているのか……
わかんないというジェスチャーをして
メニュー表の豆腐チゲを指差して
こちらから一方的にオーダーを通してもらいます。
ライスはいるか？みたいなことを言われましたんで
親指を立てて「くれ」と伝えます。
豆腐チゲを待ってると韓国流に頼んでもない副菜がたくさん運ばれてきます。
なんだかお口に合わずちょっとした拷問のように感じます。
誰がこんなに食べるの？と。
しばらくすると豆腐チゲが運ばれてきまして
一口……うん、悪くないです。
見た目は薄いんじゃないの？って色でしたが
小さなアサリが5個ぐらい入っていて
出汁はそれなりに効いてます。
が、やはり見た目通りというかちょっと薄く感じて
辛味とコクにパンチがない感じ。
鼻水を垂らしてはティッシュで鼻水を拭いて豆腐チゲは完食しましたが
副菜はほとんど残して逃げました。
ちょっとハズしたかな……という満足度の店でしたが
何故かひっきりなしに客が出入りしていて
店は繁盛してるんですよね。
韓国人はこんな感じの味付けが好みなのかな。
店を出て焼肉屋を探します。
というか周りは焼肉屋だらけなので
お一人様で入りやすくて美味そうな店を探す感じ。
付近の看板を見ては敬遠、また見ては敬遠を繰り返します。
どうもどれも違う……
まあ、焼肉屋だから外れはないと思うんだけど
日本によくある普通の焼肉屋じゃダメなんだよな。
じゃあ、どんな焼肉屋をお探し？と問われれば
それは自分にもわからない……
とにかく歩いていると寒い。
おそらく氷点下10℃近かったと思う。
防寒対策は完璧にしてたけど寒いものは寒い。
もうどこでも同じか……と思い始めたとき
店の外の看板をじっと見てると
中からオモニが出てきて何か韓国語で話しかけてきた。
何言ってるのかわからないので看板指差して「はうまっち？」と返すと
「にほんじん？」と返ってきた。
うん、うん、と頷くと片言の日本語が返ってきた。
昔に比べたら日本人が減ってるって言ってました。
この世代って反日感情が強いのかなと思ってましたが
このオモニの心の内はわからない。
ただ、感情の起伏が激しい韓国人ですが
オモニの表情はそんな感じはしない。
「とにかく寒いから中に入りなさい、店の中は暖かいのよ」
と言われて何となく入店。
店の外の気になったメニューを指差して1人前頼もうとしたら
「1人前は少ない少ない少ないよ」と言われ
いや、少しでいいんだけど……
足りなければ他の店ハシゴするし……と内心。
間髪入れず「うちの味付けカルビは自慢の味」と言われて
オモニのペースでそれをオーダー。
相変わらず頼んでもない副菜が勝手に運ばれてきます。
でも、ここの副菜は口に合って完食しました。
キムチはどこの店で食べても美味しいですよ。
そのうちオーダーした牛カルビが運ばれてきて
オモニがハサミで肉を全部一口大にカットしてくれて
焼くのもテーブルに付きっ切りで肉を全てターンオーバー。
いや……オモニ……俺、焼き加減には煩いのよ？
好きに焼かせて……と思いながら親切心を受け取ります。
他のテーブルはそんなことしてないので
ちょっと恥ずかしいし……
「焼けたわよ、葉っぱで包んで食べて」という
オモニのアドバイス通りに頂きました。
生のニンニクも包んで完食して
食後は自分でもニンニク臭が凄いのがわかりました。
と、同時に明日の朝のセントレアまでのフライトがちょっと気になりました……
肉をひっくり返しては店の外を見るオモニの顔が
何となく寂しそうな表情をしていて
オモニは何を思うのか……
食べながらずっと気になりながら話せずに黙々と肉を完食しました。
ちょうどレーザー問題で日韓関係が悪い中の訪韓だったので
こちらもちょっと気を遣ってましたが
オモニも同じようなことを考えてたんでしょうかね。
それとも息子とか身内のことを思い出してたり
ただ、店のことを考えたり。
でもまあ、今回に関しては
現在の日韓関係を浮き彫りにするような出来事はありませんでしたよ。
とにかくこの店で腹は一定満たされたので
コンビニで飲み物買ってホテルに帰りましたが
部屋で明日の朝のフライトについて考えてると
セントレアまでのフライトの出発が朝8時過ぎなんですね。
遅くとも6時には空港に着きたいんですが
A-REXの始発を調べると5時41分なんですね。
それに乗っても空港まで1時間かかるので
それでは具合が悪い。
じゃあ、タクシーならと調べると
普通に行けても5000円ぐらいらしい。
韓国のタクシーは当たり前にぼったくりがあるらしく
ぼったくりだけなら良いとして
変なところに連れて行かれると完全にフライトに間に合わないので
流石にこの冒険は無謀。
どうするか……最悪、タクシーかな？
そう思い、考えながら寝落ちするのが目に見えてたので
アラームだけ早めの3時半に合わせました。
そして……案の定、寝落ちしました。
