ドバイ国際空港メトロ乗り場まで
ドバイメトロには色々なチケットがあります。
チャージして使えるICカードタイプのものでも様々ありまして
外国人旅行者が持つ一般的なのがシルバーのカード。
ドバイのメトロは区間が3つのゾーンに分けられてまして
ゾーンをまたぐと値段が高くなっていきます。
そういうわけで使い捨てのチケットはゾーンごとに値段が違います。
1つのゾーン内だと8AED(ディルハム)
1AEDが30円ぐらい。
1DAYパスが22AED。
記念にICを1枚買ってみましたが
1DAYパスを買って移動してみました。
海外のメトロを色々使って移動してますが
総じて言えるのが券売機はまず札を入れても飲み込んでくれませんね……
ドバイではどうかと券売機を使ってみましたが
やはり札を変えても飲み込んでくれません。
仕方ないのでサービスカウンターで口頭でチケットを購入しました……
ドバイメトロの車窓
どこに行こうか全く考えてなかったんですが
なんとなく酒も身体に残ってるし
寝不足と疲労が重なってますから
コーヒーでもちょっと飲もうかなと。
で、世界一美しいスターバックスと言われるものがドバイにあると聞いてたので
とりあえずそこに行ってみようと
めちゃくちゃ適当に決めました。
世界一高いビルで名高いブルジュカリファの横に
ドバイモールという超巨大なショッピングモールがあるんですが
世界一美しいスターバックスはそこにあるんだろうと思って
ブルジュカリファ・ドバイモールって駅に向かいました。
到着したのは9時前でしたから
正にラッシュの時間帯でした。
ですが、日本みたいにすし詰めになるようなことはなく。
雰囲気も殺伐としてないしなんとなく
金持ち喧嘩せずみたいなゆとりがある感じでしょうか。
で、ドバイの街は海岸と並行にメトロと幹線道路が走ってます。
国土の大半は砂漠で人工的に作られた巨大都市がドバイです。
ドバイとアブダビの間をメトロと並行している幹線道路が貫いてます。
この幹線道路も片側6車線ありまして
メトロより速いスピードで車が走ってます。
一見、高速道路に見えますがフリーです。
街行く車はほぼ高級車で
砂漠など過酷な環境のせいか大型RV車が人気のようです。
で、ブルジュカリファ・ドバイモール駅に到着。
着いたのは9時前です。
因みにドバイメトロの駅は入り口が全てこの形をしていて
外観からして駅がどこにあるのか非常にわかりやすいです。
まず、ブルジュカリファやドバイモールに向かう人の流れに乗ってみます。
駅からドバイモールまでは長い筒状の連絡通路で結ばれていて
空調も効いて動く歩道があり
雨風を気にせず移動できます。
駅からドバイモールまでは15分ぐらいでしょうか。
かなり長い通路ですから
途中で通路から脱出して外に出る扉がいくつもあります。
で、途中でタバコを吸いたくなって通路から外に出たんですが
そこには罠がありました……
この扉、一旦外に出ると一方通行で
外から中に入ることが出来ません……
外に出たら最後……
地上で複雑に交差する車道と歩道と信号の嵐を味わうことになります。
で、やっとの思いでドバイモールに到着。
9:30になってました……
で、世界一美しいスターバックスを探して回りました。
ドバイモールは1日で全部見て回れないと言われるぐらい
えげつない大きさです。
そして、中にスターバックスだけでもいくつもあります……
あった!と思っても違うの繰り返しで
痺れを切らしてスマホで調べてみました。
ショッキングなことが判明しました。
世界一美しいスターバックス……
それはドバイモールにはなかったんです……
空港から更に遠いイブンバトゥータという駅のショッピングモールにあるらしい……
なんで調べてから動かないのか?
そういう性格なんですよ。
ということで、開店前のドバイモールとおさらばして
メトロの駅に戻ります。
1DAYパスにして良かったです……
ちなみにドバイの街はめちゃくちゃたくさんショッピングモールがありまして
メトロの路線に沿ってあちこちの駅前にショッピングモールが点在してます。
イブンバトゥータのモールもその1つで
とりあえずイブンバトゥータの駅に向かいました。
ネットで検索するとドバイメトロの路線図はすぐに出てきます。
イブンバトゥータまで路線図では乗り換えなく1本で行けます。
が、予想外の出来事が……
順調にイブンバトゥータに向かってたんですが
2つ手前の駅で自動音声の車内放送ではなく
肉声の放送になりました。
嫌な予感がしました……
嫌な予感は的中して2つ手前の駅で全員メトロを降りて行きました。
うーん、何が起こってるのかわかりません……
駅員にイブンバトゥータまで行きたいと伝えると
無料バスがあるからそれに乗りなさいと言われました。
人の流れはバス乗り場に向かってますから
その流れに乗ってバスに乗りました。
ちょっと焦りましたが
無事にイブンバトゥータの駅に隣接してるイブンバトゥータモールに着きました。
先に述べたようにドバイメトロの沿線には
ドバイモールやエミレーツモール
そしてこのイブンバトゥータモールのように
色々とショッピングモールがあります。
その中でもイブンバトゥータモールの特徴は
エジプト・中国・インド・チュニジア・アンダルシア・ペルシャという
6つのテーマゾーンに分かれていて
それぞれが個性的なインテリアになっているところ。
世界一美しいと言われるスターバックスは
ペルシアコートの一角にあります。
ちなみにこちらはエジプトコート。
壁画が描かれています。
そしてこちらがペルシアコート。
たかがスターバックスですが
このモスク調の店内内装を見つけたときは
感動というか達成感が強かったです……
やっと画像でしか見たことがない光景を生で見れた…と。
まあ、実際に綺麗なスターバックスなんですが
日本人女性客が多かったです。
イブンバトゥータのスターバックス
イブンバトゥータのバス乗り場
イブンバトゥータまで来るのは
メトロから降りて人の流れは1つだったわけで
問題なかったんですが
帰りはちょっと難題……
更にアブダビ方面に向かう人
ドバイ国際空港方面に向かう人
はたまた違う所へ向かう人。
人の動線は1つではなく多岐にわたります……
まあ、昼間だし間違えても何とかなるだろうと。
とりあえず行きに乗ってきたバスの系統番号を覚えてまして
それがFS1という系統番号だったんです。
で、そのFS1って行き先表示のバスがどこの乗り場から出るのか調べてみると
乗り場の場所はわかったんですよね。
ですが……
乗り場で待ってるとFS1の行き先表示のバスが
自分が待ってる乗り場じゃなく
1つ先の乗り場に止まったんです。
表示器は間違いなくFS1です。
これ……だよな……?
ちょっと違和感はあったんですが
乗り込む前にもう一度行き先表示を確認するとやはりFS1です。
乗って見ます……
イブンバトゥータの路線バス車窓
バスは走り出します。
自分が向かいたい方向とは逆向きに。
うん、そりゃそうですよ。
バス乗り場には向かいたい方向とは逆に停車してますから
とりあえずすぐ先で180°方向転換すればいいんです。
まず90°左に左折しました。
ん?
自分の想定ではメトロと並行して走ってる幹線道路は右手なので
右に曲がって幹線道路に乗るのかなと。
まあ、更に左に曲がればいいわけですから
まだ静観します……
はい、予定通りしばらくすると左に転回していきました。
行きたいのはイブンバトゥータの2つ空港寄り
ビル群が横にあるメトロの駅です。
このまま順調だと10分ぐらいで到着です。
が、バスはすぐ90°右に右折……
スピードを上げてビル群を背後にしてどんどん離れていきます………
あ、これヤバいやつだ……
でも2〜3つバス停をやり過ごして様子を見ます……
はい、明らかに全く違う方向に進んでます。
降りるにしてもどうやって支払いするんだろう……
お金払わず降りてみましたがバスは走り去りました。
あれ……
まあいいか……
走り去ったバスの行き先表示を見ると
FS1ではなかったです……
確かに何度も行き先表示を確認したのに……
多分、表示のバグか
運転手の操作ミスだと思います……
降りたはいいものの
砂漠の中の住宅地に取り残されました……
さて……どうしたものか……
バス停の横で腰掛けてとりあえずタバコでも吸いますか……
砂漠の中で一服……
乙なものですな……
ジリジリと焼ける日差しの中で静かに時間が流れます……
まだめちゃくちゃ街から離れてないし
Uberでタクシーでも呼んでみますか。
日本ではあまり馴染みがないでしょうけど
海外に出るとUberは非常に便利です。
Uberのアプリを起動すると
自分の現在地の地図が出てきます。
行きたい目的地を画面の地図にピンで止めます。
その付近にいるUberに登録している車が
何処にいるかが表示されます。
高級車はちょっと値がしますが
ボロい車は安く
目的地までの料金が表示されて
目的地までのルートとかドライバーの評価
配車までどれだけ時間がかかるかも表示されます。
マジで呼びますか?と問われるので
決定すると自分の選んだ車が来てくれます。
評価に響くのでぼったくりもなく明朗会計ですし
目的地もルートもわかっているので
知らない土地で知らない言葉を話す必要もありません。
で、イブンバトゥータまでとりあえず戻りました。
仕切り直しでイブンバトゥータからFS1のバスに乗りましたが
今度は自分が想定していた通りに
メトロと並行して走ってる幹線道路にすんなり入って
安心して目的地に到着しました。
メトロでドバイ国際空港に到着。
ドバイからエジプトまでの移動はエミレーツ航空ではなく
オマーンエアのエコノミーになります。
なのでターミナル1から出発。
エミレーツ航空専用のターミナル3とは外観が全く違って
アフリカのローカル空港っぽいビジュアルとなってます。
ターミナルの外の光景も全く違いますね。
客層も違って見える感じです。
ターミナルに入ったのが13:30頃で
カウンターのオープンは出発3時間前の14:15でした。
少し時間があったので外に出てタバコを吸ったり
時間を潰してましたが
この時、iPhoneの充電が30%を切っていて
ちょっとヤバいな……と感じてました。
で、この後、最終日にドバイ国際空港に戻ってくるまで
かなり充電に苦労します……
やはりiPhoneで動画の撮影をすると
一気に消耗するようで早くラウンジに入る必要があるなと。
で、カウンターのオープンと同時にチェックインを済ませました。
予約時にスカイスキャナーから予約したのですが
この予約方法だと座席指定が出来ずに失敗したなと思ったんですね。
予約時の機材は中央1本通路のB737でしたから
下手すると窓側でも通路側でもない
真ん中の席になるかも……と覚悟してました。
ですが、ドバイでチェックインすると
ドバイ→マスカット、マスカット→カイロともに
座席は一番希望していた窓側で発券されました。
ラッキーと思いながら
すぐにパスポートコントロールに進みました。
まず、出国審査は問題なかったんですが
荷物検査で久しぶりに引っかかりました。
国際線をいつも利用するように
同じように検査ゲートをくぐるとブザーが鳴りました。
ん?金属を身につけてないし
何かポケットに入ってたのかな?と思って
身体中のポケットを確認するとやはり何もなく……
何でだろう……
すると黒人の検査員が眉間にシワを寄せてデカい声で
シューズ!!シューズ!!
と怒号を上げました。
え?自分の革靴に金属なんてついてないけど?
というか物の言い方ってあるだろうが!
と、めちゃくちゃイラっときました。
で、靴を脱いでゲートを再びくぐるとブザーは鳴らず……
かかとの部分が木底の革靴が好きなんですが
革靴自体がダメなのか木底がダメなのか
未だにわかりませんが
この後、エジプトでも試してみてダメでしたし
とりあえず中東では革靴は脱いだ方がいいようです……
怒号を上げた検査員の横で手荷物を受け取り際に日本語で
人に物を言う時の勉強しろボケと涼しい顔で言っときました。
ドバイ国際空港ターミナル1にある
プライオリティパスが使えるラウンジは3つあります。
とりあえずiPhoneの充電がヤバいので
充電をしないといけないわけですが
最初に入ったのはマハラバラウンジ。
充電器の手持ちが日本の二股コネクターしかないので
コネクターが使えるコンセントを探します。
が、ラウンジ内を隈なく探しても
ドバイで一般的な三又コンセントしかなく……
仕方ないのでマハラバラウンジをすぐに出ます。
ドバイ国際空港Ahlanラウンジ
で、他の2つのラウンジどちらかに
日本の二股コネクターが使えるコンセントがあればいいのですが……
残す2つのラウンジは
スカイチームラウンジかAhlanラウンジ。
どっちにしようか考えてAhlanラウンジに入りました。
入り口を通って一旦一番奥まで進んだんですが三又しかなく
スカイチームラウンジに移ろうと
入り口を出ようとしたところ
入り口の前のソファに見つけました……二股対応コンセント。
しかし、縦長のフロアの入り口付近に4席しかなくて
あんまり時間がなくて充電出来たのは約40分程度。
腹は減ってるけどその場から充電中のiPhoneを置いて席を離れて
奥の方のダイニングスペースに行くことが出来ず
充電優先で何も食べることが出来ませんでした……
しかも、充電スピードは遅く
40分の充電で回復したバッテリー残量はやっと30%……
必要最小限の残量という感じです。
これからマスカットを経由してカイロまで移動するわけですが
機内やマスカットのラウンジで充電出来ない状態に陥ると
深夜にカイロに到着した時にiPhoneを使えず大変なことになります。
ということで、マスカットまでの機内で充電が出来る機材なのか
非常に今後を左右することになります……
オマーンエアWY610ドバイ→マスカット搭乗
予約時に機材は中央1本通路タイプのB737でしたが
搭乗機に向かってボーディングブリッジを歩いて見えてきたのは
小型のB737ではなく中型機。
古い機材だと充電設備がないことがあるんですが
外観だけで判断出来るほど詳しくはないので
機内に入ってみないと充電出来る機材かわかりません……果たして……
何せ、オマーンエア自体が初めての搭乗なので
設備もサービスも乗ってみないとわかりません。
で、機内に入ってみるとエコノミーのシートパターンは
通路2本タイプの2-4-2タイプだとわかりました。
3列ではなく2列席の窓側ですから嬉しい誤算が続きます。
しかも、シートの前面モニター周りをチェックすると
USBポートがありました。
シートモニターの画像を見てもらうと
画像右下にUSBポートがあるのがわかると思います。
これならiPhoneの充電可能です。
全て上手く行った感じです。
ラウンジでバッテリー残量は30%まで回復しましたが
搭乗時の動画撮影などでまた残量は20%ほどに減りました……
乗り継ぎ地のマスカットまでは非常に短距離で
プッシュバックやタキシングを除いた飛行時間は30分程度。
つまり充電時間は30分程度ですが
ここで50%ぐらいまでは回復したいところです……
オマーンエアWY610マスカット着陸
ドバイ到着時は深夜で暗くてわからなかったんですが
中東地域を飛んでると地上はずっと砂漠です……
とはいえドバイ→マスカット間は本当に短距離で
日本に当てはめてわかりやすく説明すると
羽田→伊丹より飛行時間は短いです。
雲の上に上がったと思ったらすぐに着陸態勢に入って
あっと言う間に着陸です。
これでも国際線ですからね……
そんな短時間でも機内食は提供されます。
ターキーかチキンか尋ねられてターキーをチョイスしましたが
貰って食ったらすぐ着陸みたいな……
マスカットに近づくと砂漠の中にポツポツと建物が見えるようになり
建物はみんな白いですね……
とりあえずマスカットに到着しました。