陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

ドバイ・エジプトその6

 

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ドバイファウンテンが行われる場所に来ました。

iPhoneの充電は大丈夫です。

ブルジュカリファを見上げると

そのあまりの高さに雲がひっきりなしにかかってます……

元々、この日はドバイに着いた時から

砂で煙ってるな……と思ってたんです。

ブルジュカリファに登るつもりだったので

高層階の展望デッキに上がったとして

夜景がどんな感じに見えるのか気になってたんですね。

そこに加えて雲が出てきて

ちょっと展望デッキに登っても値打ちがないだろうな……と。

展望デッキに登るには高額なチケットが必要なので

費用対効果を考えて今回は展望デッキは断念しました。

 

 

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ドバイファウンテン直前のブルジュカリファその1

https://youtu.be/lbCwfcKggqw

 

 

ドバイファウンテンその1

https://youtu.be/JTD0Str8fuE

 

 

国土の大部分が砂漠のアラブ首長国連邦にとって

水はめちゃくちゃ貴重です。

なので水は富の象徴とされています。

その水を大量に利用するドバイファウンテンは

正に富の中の富。

オイルマネーで経済を支えているドバイは

オイルで経済を支えられなくなった場合を見据えて

政策の大転換を行なっています。

多種多様な人種が集まるドバイ。

空港は地理上の立地を活かして世界一のハブ空港となり

世界の先端を担う存在にまで成長しつつあります。

エンターテイメントの面では

ラスベガスを大変意識していて

このドバイファウンテンもラスベガスに対抗して出来たとか。

 

ドバイファウンテンは18時〜23時の間

30分間隔で行われていて

毎回、バックミュージックと噴水パターンが変わります。

噴水ショーの10分前には世界一の高さを誇る

ブルジュカリファ全体が

ミュージックに合わせてLEDライトで電飾され

その壮大な姿を生で見ると完全に日本は負けたと圧倒されます。

 

当然、ドバイファウンテンも然りで

動画は全体像を捉えてませんが

噴水ショーのエリアはもっと広大で

その優雅さはやはり生で見ると圧倒されます……

とにかくドバイスゲー……の世界です。

 

毎回、噴水パターンが変わるので

2時間滞在して5回見てしまいましたが

次はどうだろう……とずっと見ていて飽きない感じです。

 

 

ドバイファウンテン直前のブルジュカリファその2

https://youtu.be/nGTJS8T_I_g

 

ドバイファウンテンその2

https://youtu.be/yfL4FahvjFw

 

 

 

 

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ドバイファウンテンを満喫して

今回の旅も色々あったけどもう終わりだな……と

ちょっとセンチな気持ちになります。

時間は22時でドバイ国際空港の帰国便出発が3:05ですから

出発まで残すところあと約5時間。

メトロの駅まで歩いて約30分かかって

空港までメトロで移動が約30分

チェックインしたり出国手続きしたりしてると

ラウンジで3時間というところでしょうか。

ということでメトロの駅で空港までのチケットを。

自動券売機でチケットを買おうとしましたが

やはりディルハム札を飲み込んでくれません……

やはり海外の自販機は紙幣の読み込みが雑で

ピン札ぐらいじゃないと飲み込まないですね……

自販機一つとってもそうですが

海外は多少客が不便でも客が企業に合わせるぐらいの考え方なのでしょう。

最近よく考えるんですが日本はお客様は神様的な思想が行き過ぎなのだと思いますね。

サービスと過剰サービス

その境目を考える必要があるんじゃないかと。

 

で、自動券売機でチケットを購入出来なかったので

有人のサービスカウンターでチケットを買ったんですが

空港までどのゾーンのチケットを買えばいいのかわからないし

調べるのが面倒なので

22ディルハムのオールゾーンのチケットくださいと駅員にお願いすると

どこまで行くの?と尋ねられたので

空港のターミナル3までと答えると

8ディルハムのチケットでいいよと教えてくれました。

これ、日本で同じ状況だとどうなるだろう……とまた考えました。

自販機の設備自体は精度が悪く客からすると不便ですし

おそらく有人窓口のスタッフも仕事が増えるので大変でしょう……

が、窓口の対応はおそらく日本では言われた通りの対応しかしないと思いますし

どっちがどうなのかな……と。

 

 

 

 

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久しぶりにドバイ国際空港に戻って来ました。

ターミナル外の喫煙所でタバコを吸って中に入ります。

 

 

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関空行きのEK316のチェックインカウンターは……

3か4と表示されてます。

 

 

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3番カウンターに行ってみると……

緑色モニターのエコノミーのチェックインカウンターしかありません……

普通は端の2つか3つはビジネスとかファーストクラス専用になってますが

どうもおかしいな……と。

4番カウンターに行ってみましたが3番と同じで

エコノミーのチェックインカウンターしかありません……

 

 

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何か見落としたかな……と

案内板を見上げながら入り口の方に戻ってみると

やっぱり見落としてました。

どうもビジネスとファーストクラスは別に専用のチェックインカウンターがあるようです。

さすがエミレーツ航空専用の第3ターミナルです。

 

 

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第3ターミナルの入り口を入ると

チェックインカウンターではない

こんな目立ったビジュアルの窓口があります。

が、これもビジネスとファーストクラスのカウンターではありません。

 

 

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その横にあまり目立たないビジュアルのこんなゲートがあります。

奥で通路が曲がっていて

この位置から中は見えないようになってますが

この奥にビジネスとファーストクラス専用のチェックインカウンターがあるようです。

 

 

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ビジネスとファーストクラスの専用の入り口から

ちょっとワクワクしながら中に入ってみます。

外から中が見えないので中がどうなってるんだろう……

 

ありました。

モニター全てが赤のファーストクラス専用カウンター。

さっきのエコノミークラスのチェックインカウンターのと画像を比べてみます。

全てのモニターがファーストクラス用の赤になっていて

確変してるように見えます……

 

 

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チェックインは当然待ち時間なし

手続きも非常にスムーズ

ストレスなしです。

手続きが終わるとこれまた専用のパスポートコントロールがあります。

ん?ちゃんと審査してるの?というぐらい

簡単にパス出来ます……

手荷物検査も同じく……

こんなんでいいんですか……と。

全ての検査が終わったところで一般客と合流するフロアがあります。

 

 

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ターミナル間のメトロに誰も乗ってなくて

エコノミーの客とはここも違うのかな……と思いましたが

おそらく途中でエコノミーの客と合流してると思うんですよね……

 

 

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で、一般の出発ロビーから

ファーストクラスラウンジの案内板に従って進むと

エレガントな佇まいのファーストクラスラウンジのエントランスに辿り着きました。

見た目に他のエアライン系のラウンジとは雰囲気から違っていて

入っちゃっていいんですか……みたいな。

チケットを提示して中に入って行きますが

そこには圧巻の光景が広がっていました……

 

話には聞いてましたが

ワンフロア全てがファーストクラス専用ラウンジになっていて

めちゃくちゃ広いです……

フロアの中の1室が喫煙室だったり

シャワー室だったりしますが

その1室1室が普通のラウンジぐらいの広さがあり

ファインダイニングというレストラン以外は

誰もいないか1室に1人いるぐらいで

1室を独り占めしてる感じになります。

それで、どこの部屋を利用してても

ファインダイニングから料理や飲み物をオーダー出来て

ファインダイニングに行かなくても

好きな時に好きなものを好きなだけ食べたり飲んだり出来ます。

正にわがまま言いたい放題で

例えばテンダーロインステーキのコースがあるわけですが

コースは要らないから肉だけ2つとかオーダーしてる人もいました。

飲み物は勿論安物は一切置いてなくて

市場定価ボトル2万円〜みたいなものばかりで

銀座や新地だと10万円はする酒だらけです。

 

とにかく人が少ないですし

選ばれた人という感じが半端なく味わえます。

自分は全然選ばれてなくて

場違いなんですけどね……

ANAのスイートラウンジとかも今まで見てきましたが

他の追随を全く許さない

とにかくラウンジの最高峰と言って間違いないです。

 

 

エミレーツ航空ファーストクラスラウンジその1

https://youtu.be/llCF_b6SCe4

 

 

 

エミレーツ航空ファーストクラスラウンジその2

https://youtu.be/ziqcRgsXZMs

 

 

 

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ラウンジに入って真っ先に向かったのはシャワー室です。

アブダビでもバス乗り場を探して暑い中歩き回ったし

ドバイでは充電を求めてめちゃくちゃ歩きました。

とにかく真っ先にシャワーで汗を流して

真新しい服に着替えて

もう来ることがないであろうエミレーツ航空のファーストクラス専用ラウンジを堪能して

旅の締めくくりにしたかったんですね。

シャワー室で意外だったのは

シャワールームの床のタイルがちょっとらしくなかったな……と。

シャワールームだけは設備自体が古く感じたし

経費節減のため水の無駄遣いをしないようご協力をお願いします

というエミレーツ航空らしくない張り紙がしてありましたね。

水が命みたいなドバイだと金持ちでも水に対する意識は持たないといけないようです。

 

 

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シャワーを浴びてさっぱりしたところで向かったのは喫煙室です。

ここでまず飛び込んできた光景は

ファインダイニングではなく

喫煙室の奥でコース料理を食べてる人がいたことです。

うん、わかりますよ……

メシ食って酒飲んでタバコですよね。

わかるわ〜

うん、わかるわかるわかるわかるわかるよ。

普通のラウンジはメシを食うダイニングでタバコなんてとんでもない話しなんですが

ここではタバコを吸う場所にメシを持ってきてもらう……それが許される。

スゲーぞエミレーツ……

 

で、それより面食らったのが

おつまみのミックスナッツでした……

 

金持ちはミックスナッツひとつでも

こんなもん食ってるのか……と

一口食べてモノの違いを目の当たりにしましたね……

なんじゃこりゃ……と。

 

帰宅して嫁に聞かれたんです。

今回の旅で一番美味しかったものは?と。

ノータイムで答えたのがこのミックスナッツでした。

今まで50年近く食べてきた様々なミックスナッツとは全く別物なんです。

 

普通、ミックスナッツって粗塩がまぶしてありますよね。

エミレーツ航空の上級クラスで提供されるミックスナッツは

粗塩がまぶしてあるのではなく

物凄いキメの細かい上質な塩が叩いても落ちないように

ナッツをコーティングしてるんです。

しかもこれが絶妙な塩梅で

塩加減にムラがないしとんでもなく美味い。

これはとんでもないカルチャーショックでした。

 

とにかくナッツが美味いもんだから

出されたミックスナッツの小皿1つで

ドンペリやモエエシャンドンを4杯飲んでしまい眠くなってきました……

というかグラスが空になりかけると

何処からともなくスタッフが現れて

もう一杯如何ですかと言うので

わんもあぷりーずと思わず言ってしまうんですね……

ベッドルームもあるので1時間ほど寝ようか少し考えましたが

寝ると勿体ないので何かとりあえず食べることにしました。

グラスが空になって5杯目を促されたところで

 

あいうぉんとさむしんぐとぅいーと

 

と答えるとメニュー表を持ってきてくれました。

 

 

 

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テンダーロインステーキのコースをオーダーしました。

焼き加減を聞かれました。

今まで何も考えたことがなかったんです……焼き加減。

ステーキを食べるとしたらステーキガストに行くのが関の山で

焼き加減なんか考えたことがなかったことに気づきました……

ステーキガストに行ったら鉄板プレートで提供されて

焼き加減が足りなければ客が増し焼き出来るように

焼き石がプレートに乗ってますよね。

ところがこういう場所ではおそらく皿に盛って出てきます。

さて……自分は生っぽいのが好きなんです。

焼き過ぎると風味も落ちるし肉が硬くなるから。

ステーキガストでは後で自分で焼き加減を調節出来るので

レアしか頼みません。

 

なので、レアでいいかなと思いつつも

中間のミディアムってどんな感じなんだろう……

と、後学のために敢えてミディアムをオーダーしてみました。

テンダーロインステーキのブロックが運ばれてきました。

切ってみるとどうなんだろう……

 

うん、自分にとって完全に焼き過ぎです……これ。

これならミディアムレアかレアでもいいかなぐらいです。

勉強になりました。

こういう場所では次はミディアムレアでオーダーします。

 

 

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こちらがドバイ国際空港

ファーストクラス専用ラウンジの全体画像です。

下の階は一般の出発ロビーで

上のこのフロア全体がファーストクラス専用ラウンジです。

またこの空間と時間を味わいたいです……

今度はもっとゆっくりと……

それにはJALマイルをまた135000マイル貯めるか

実費で200万円払うか……

厳しいですね……

 

 

 

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ファーストクラス専用ラウンジからは

一般の出発ロビーに降りなくても

ラウンジフロアから直接

搭乗便に乗ることが出来ます。

これもまた驚きでファーストクラス専用ラウンジから

専用のボーディングブリッジがあるということです。

今回の関空便は自分の他に夫婦で2名ファーストクラスを利用してました。

つまり、ファーストクラスは3名だけでした。

その夫婦はラウンジを利用してなかったので

実は今回、この便のラウンジからの専用ボーディングブリッジは

私1人のためだけに用意されたということで

名付けて「俺のボーディングブリッジ」ということになります。

 

ということで

俺のボーディングブリッジから

関空行きEK316に搭乗する動画がこんな感じです。

自分のためだけに地上スタッフが現れ

ゲートキーを解除して

本当にアッパーデッキに接続されたボーディングブリッジに自分しかいません……

 

 

 

エミレーツ航空ドバイ国際空港ファーストクラス専用ラウンジから直接EK316に搭乗

https://youtu.be/8SUMpdEReQk

 

 

 

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最後になるかな……

エミレーツ航空ファーストクラス……

というのもファーストクラスほどのサービスは必要ないって風潮が

世界中の航空会社に流れ始めてるんですね。

確かにビジネスクラスでも充分かなと思います。

ビジネスクラスでも50万円

ファーストクラスで100万円だとすると

50万円の差を埋める付加価値は難しいです……

エミレーツ航空は最近

超大型のA380の発注を全てキャンセルしました。

既に100機以上所有しているエミレーツ航空ですが

残り数十機をキャンセルってことで

莫大な金額のキャンセルになります。

これに呼応してか製造元のエアバス社は

A380の販売をもうしないと決断。

大型機&ファーストクラスという時代は終わってしまうと言われています。

そんな中でエミレーツ航空のファーストクラスを体験出来たのは非常に価値がありました。

 

 

本当に昔はビジネスクラスの上にファーストクラスってのがあったんだよ

って時代が来るのかもしれませんね。

早朝3時過ぎ定刻に離陸。

飛行時間は偏西風の影響で行きより短い9時間。

時差の関係で関空到着は日本時間の夕方17時過ぎです。

 

 

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エミレーツ航空EK316機内サービス

綺麗なCAさん

https://youtu.be/hHOERLlwjmI

 

 

ひと眠りして昼前に目覚めました。

食事に選んだのはラム肉のパイ包み。

これがまた絶品でした。

ファーストクラスの客室は乗客が自分以外に

夫婦1組だけだったので

担当のCAさんに色んな話しを聞けました。

 

 

 

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ほぼ定刻に関空に着陸。

今回の旅も終わってしまいました……

ドバイもエジプトも全く違う文化の国ですが

どちらも良さがありまた行きたい国でした。

エジプトは予想通りハードルが高いですけどね。

ドバイは自分のような人間でも行きやすい国で

今回はブルジュカリファに登れなかったり

マリーナに行く時間がなかったなど

宿題を残してしまったので

タイミングを見てまた行きたいですね。

ファーストクラスのラウンジをまた次はゆっくり味わいたいし

帰りの片道だけでもまたファーストクラスに乗れるよう狙ってみたいです……

 

本当にエミレーツ航空のファーストクラスは素晴らしい かったし

とりあえず野望の1つは消化出来ました。

 

次の空旅

3月28日からの

香港、深圳、台湾、上海の旅です。