陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

ムンバイの旅・その2

 

 

 

 

 

 

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インドの時間で昼前にムンバイに到着。

イミグレ前の壁がちょっと印象的。

 

 

 

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やはり機内では喉が渇きまして

到着してまず2万円をルピーに両替して

真っ先に飲み物を買いました。

ムンバイの到着ロビーはこんな感じで人もまばら。

あんまり利用者がいないのかな……

と思ったりしましたがムンバイだけで

人口は1億人近くいますから到着便が少ない時間帯だったのかな。

 

 

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空港から一歩外に出ると流石に人口1億人……

普通に人はいます。

インドは空港ターミナルへの入場が厳しく

チケットを持ってる利用者しか入れません。

なので、お迎えの人も中には入れず

日本のように誰でもターミナルには入れないんですよね。

とりあえず喫煙所を探したんですけど

到着口付近に見当たらず……

普通、喫煙に厳しい国でも

ターミナルの端に行けば喫煙所はあるんですけど……

端から端まで歩いてみても到着口のフロアには喫煙所はありませんでした。

帰国の時に見つけたんですけど

喫煙所は出発ロビーから外に出て少し離れた場所に1箇所だけあります。

到着口から見渡すと南国の樹木が

ムンバイに来たんだな……と思わせます。

 

とりあえず手ぶらで到着してスーツケースを受け取って

スーツケースからリュックを取り出しまして

市内への移動モードに装備し直します。

 

 

 

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ムンバイはインドでも近年発展してきた

発展途上の都市でして

まだ、空港まで鉄道の乗り入れがありません……

来年辺りにようやく鉄道が乗り入れるそうですが

市内までの移動はバスかタクシー

あとオートリキシャということになります。

今回予約したホテルはムンバイでも南の端の方でして

車で1時間ほどかかります。

交通の移動は格安で1時間ほどタクシーに乗っても

2000円でお釣りが来るほどです。

1時間オートリキシャというのも厳しいので

最寄りの電車の駅まで何かで移動しようかなと。

やはりインドといえばオートリキシャということで

オートリキシャの乗り場を探します。

こんな感じで着いてからどうしようか考える

いつものスタイルです……

 

とりあえずオートリキシャの乗り場を見つけたんですけど

目立つオレンジ色のスーツケースを持ったイエローモンキーは

オートリキシャのドライバーの餌食です。

イエローモンキーが乗り場に姿を現すと

イエローモンキーの壮絶な争奪戦が始まりました。

乗り場には順番待ちがあるのか何なのかわかりませんが

俺が先だ!そんなの関係ねえ!みたいな争いが始まり

こっちは順番はどうでもいいので

はうまっち?はうまっち?と

誰が一番安いんだ?と値段交渉を始め

一番安い200ルピーの値段を提示したオートリキシャに乗ることにしました。

200ルピーは日本円にして300円ぐらいなのでめちゃくちゃ安いですよね。

多分、200ルピーでもなかりふっかけられてると思いますし

現地の人には提示しない金額じゃないかな。

 

とりあえずオートリキシャは駅に向かって走り出しまして

マップのアプリを開いて変な方向に向かってないかだけ確認。

大丈夫そうです……

駅から電車でどこまで行くんだ?と聞かれまして

嫁が答えそうになったので制止。

ホテルまで行くとか言い出したら面倒なので……

あと、両替しないか?とも尋ねられましたね。

駅に向かう途中に両替所があって

止まろうとしましたが、いらねえ!と。

何かと儲けようとするので

もう降りるぞ?とスーツケースを持って降りようとすると

わかったわかった……みたいな。

インドでは結構上から行かないとやられます。

 

20分ほどで駅に着いて

多目に300ルピーを手渡すと

めちゃくちゃ喜んで握手を求められました。

 

 

 

 

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駅に着いてリキシャを降りると

ターミナルまで露店が並ぶ通りを100mほど歩きます。

スーツケースを転がして歩いてると

見知らぬインド人がスーツケースを持とうとします。

どうやら運んでチップを貰おうしてるようですが

邪魔だから除け!と払い除けます……

ターミナルに着いてチケットを買ってみます。

路線の南端まで行くんですけどいくらなんだろう……

窓口でチケットを買いましたが

なんと……10ルピーでした。

日本円で20円もしません……

しかも、駅に改札がない……

買ってチケットはどこで見せるの?誰か検札するの?と思いながら乗りましたけど

結局、降りた駅にも改札はなくて

これって普通にタダ乗り可能じゃないの?と後で調べると

全然タダ乗り可能らしいです……

インド適当過ぎ……

 

で、利用した駅が路線の分岐点で主要駅っぽくて

ホームの数が多かったんですよね……

なので、目的地に向かう電車って何番線から乗ればいいの?ってなったんです。

これは困りました……

英語表記もなくてインドのわからない文字で書いてあるだけなんですよね。

困って立ち止まってると通りすがりのビジネスマンが

何処に行きたいの?と尋ねてくれました。

地図を広げて『ここ』と指差すと

付いておいで!とわざわざホームまで案内してくれて

別のホームに去って行きました。

インド人ってフレンドリーですし

めちゃくちゃ親切な人もたくさんいます。

 

 

 

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すぐに電車が来てしかも快速か急行みたいでした。

電車に乗り込んで驚いたのが

ドア開けっぱなしで走ってること……

あと、広軌で車内のボックス席が6人掛けなんですね……

車体は日本の電車より幅が1mぐらい大きいです。

1編成も12輌あり、正に大量輸送ですね。

 

 

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ドア開けっぱなし電車は開放的でめちゃくちゃ新鮮……

日本では味わえない体験ですから

当然のようにドアの横に陣取って動画を撮ってみました。

もう何もかも新鮮……

でも、普通に電車から落ちて人が死んだりするそうですよ。

車内ではイエローモンキーが珍しいのか

周りの人がジロジロこっちを見てます。

チラ見ではなく凝視……

何か知らないうちにマナー違反でもしてるのかな……

と不安になるぐらいガン見されます……

白人はパラパラ見かけますけど

日本人って5日間全く会わなかったので

珍しいのかもしれませんね……

確かに自分の周囲にインドに行ったって人いませんからね。

 

 

 

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ムンバイの鉄道の南端のチャーチゲート駅に到着。

南端の終着駅ですけど結構大きい駅です。

先に述べたように改札はなく

外から出入り自由です……

空港の警備は大変厳しいインドですけど

鉄道はめちゃくちゃ緩いです……

他国でセキュリティが厳しい国はありますが

そういう国は鉄道でも手荷物検査があります。

検査どころか改札がなく出入り自由って

そういうインド大好きです……

 

駅から外に出てホテルは南の方向にあります。

調べると歩いて30〜40分って距離なんで

観光を兼ねて歩いてもいいかなと

南の方に歩いて進もうとしたんですけど

道路を渡れない……

交差点に信号はあるけど横断歩道がないし

そもそも横断歩道が何処にもない……

道路の向こうに渡る陸橋もないしどうやって渡るの?みたいな。

周りの様子を見てると車が信号で止まったタイミングで

車の間を縫って人が渡って行きます……

道幅は結構広いので渡り切るまでに信号が変わって車は動き出すし

車の間をバイクは突っ込んでくるし

見てるだけで渡るのは危険極まりない……

しかも、大きいスーツケース持ってるし……

ということでタクシーを利用しました。

 

ですが……例のごとく

ドライバーに地図でここと確認してもらったにもかかわらず

着いたのは似た名前の違うホテル……

幸いなことに目的のホテルと2ブロック離れた場所だったので

10分ほど歩いてたどり着きましたけど……

自分が適当だから相手も適当なのかな……と

最近思うようになりました。

 

 

 

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何とかホテルに到着。

時間は昼過ぎでした。

家を出発したのが前の日の19時でしたから

ここまで18時間かかりました。

フロントのお姉さんなのかおばちゃんは英語を話しますけど

ちょっと聞き取りにくい英語でした……

何言ってるのかわからず苦労しましたが

408号室ってのと7:30から朝食ってことだけはわかったので大丈夫です……

 

自分はエレベーターに乗ると

エレベーターのメーカーをチェックする癖があります。

シンドラー社のエレベーターが事故を多発した時期からついた癖なんですけど

ここのホテル、シンドラー社製のエレベーターでした……

初めてシンドラー社のエレベーターを見たんですけど

やはり縦や横に変な揺れがありますよね……

インドですからマメにメンテナンスもしてないだろうし

飛行機や他の乗り物より断然恐怖を感じました……

 

 

 

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ホテルから徒歩5分以内の至近距離に

インド門とタージマハルホテルがあります。

タージマハルホテルはテロの標的になって

多くの犠牲者が出たのは有名ですよね。

1泊4万円ぐらいするインドを代表する名ホテルですけど

やはり見た目に威厳があります……

そこに向かう途中に巨大なバルーンを売りつけるおじさんが多数います。

これが通る度に声をかけてきてウザいです……

なんでインド門に来てバルーンなんだろう……

通る度に考えましたが答えは見つかるわけもなく……

言葉が話せたら尋ねるんですけどね……

 

 

 

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タージマハルホテルの真横にインド門があります。

インド門のある広場に入るには

簡易なセキュリティチェックがあります。

電車に改札もセキュリティチェックもないのに

インド門にはセキュリティチェックがある……

基準がよくわかりませんが

近くにあるタージマハルホテルのテロからそうなったんですかね?

 

このセキュリティチェックですが

男女、レーンが別々と書いてます。

別々と書いてあっても関係なく混ざって通って問題ないんですけど

ちょっとカースト制だとか男尊女卑みたいな文化が軽く残ってる感はあります。

 

で、インド門の広場では

カメラを持った写真を売りつける人がたくさんいます……

エレファンタ島に渡るフェリーがこの広場の中にありまして

今後アップしてる動画にも

この鬱陶しいカメラジジイが写りこんでます。

みんなフル無視してると思いきや

結構写真撮ってもらってるから驚きです……

今の時代、プリントアウトした写真持ってる人いるの?と。

インド人以外にも白人観光客とか撮ってもらってるんですよね……

まあ、物価がめちゃくちゃ安いから

軽いノリなのかもしれません。

 

 

 

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ホテルから至近距離にインド門とタージマハルホテルがあるのは

実際に行ってみて確認出来ました。

軽く観光したところで遅めのランチです。

ホテルから大通りを渡ったところに

地元で有名っぽいレストランがありまして

そこに向かいました。

道を渡るのは命懸けです……

 

何を食べようか悩んでると

店員のおじいちゃんに

うちはこれがオススメだよ

みたいな感じのことを言われました。

全く言葉はわかりませんけど

多分、そんなことを言ってると感じました。

値段を見るとこの店で一番高値のもので

どうやら日本でいうスペシャルセットみたいなもののようです。

高値といっても170ルピーですから300円もしません。

インドは200円も出せば腹一杯メシが食えるんです。

余計だったのは飲み物。

インドなので口から火を噴くような辛さを警戒して

ライムジンジャージュースを頼んでしまったんですけど

よくよく考えるとそれって現地の水道水使ってるよね?と。

当たると大変なのでほぼ飲ますに残しましたけど

味見して美味しかったですよ。

かなりヌルかったけど……

嫁のはヌルくて甘いマンゴーラッシーでした。

因みに普通ならここはビールなんですけど

インドって普通のレストランでは酒は売ってませんし

コンビニみたいな商店でも酒は売ってません。

宗教の関係でしょうね。

 

カレーなのかカレーじゃないのかわかりませんけど

多分、これはカレーじゃないです。

というかやっぱりよくわかりません……

具材は何か豆腐みたいなものが入っていて

ビジュアルは麻婆豆腐カレーみたい。

勿論、味はカレーです。

で、今回だけではなくこの手のカレー?にはパクチーが大概入ってます。

カレーの風味が強いのでパクチー独特の香りは概ね消されますが

やはりパクチーは香ります。

で、苦手だったパクチーを克服してきている自分がいます……

アジアに飛び出すとパクチーとよく遭遇しますから

次第に慣れてきてるんでしょうね。

ただ、中国の五香粉は未だに馴染めませんけど……

 

話は逸れましたが料理は美味しかったです。

なんか煮込まれて黒っぽく変色した謎の葉っぱが入ってたり

硬くて食べれない乾燥ローリエみたいな葉っぱが入ってたりで

現地特有の色んな風味がします。

まだ初日ですから食べることに関しても凄く楽しみになりました。

 

 

 

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昼下がりの時間。

一旦ホテルに戻って軽く仮眠を取ることにしました。

あんまりしっかり寝てないし

移動の疲れもあるのでちょっと充電です。

朝から仕事してそのまま深夜便に乗ってここまで来てるので

体力的にキツいんですよね……歳だし。

部屋に戻る際に別のエレベーターに乗ったんですけど

そっちはちょっと新しいかったものの

これまたシンドラー社製のエレベーターでした……

 

 

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仮眠を取って起きたら外は夕暮れの空でした。

インド門の広場から夜景でも見ようと

またまたインド門に行ってみたんですけど

この日はインド門はライトアップされてなくて

タージマハルホテルが昼間と違った美しさ。

 

 

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インドにラーメン屋はないので

夜食にとムンバイのマクドナルドでバーガーを調達しておきました。

ここも中国で見たタッチパネル式のオーダー機があって

ここはトライしてみました。

マハラジャバーガーという日本でいうビッグマック

スパイシーチキン的なバーガーを買ってみました。

支払いはクレジットにして何とかクリア出来ました。

 

 

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やっぱり酒は飲みたいので

ディナーはホテルの横にあるバーに入ってみます。

が……店内は薄暗く大音響の音楽でうるさい……

まともに会話も出来ないので

どうも性に合わない……

嫁とビールを2本ずつとつまみ1品だけ食って退店……

このつまみが青唐辛子入りで激辛……

 

 

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部屋に戻って夜食に買ったバーガーが晩飯になりました……

インドは基本的にベジタリアンな国なんです。

レストランでもベジメニューがメインな店が多いです。

宗教的なものだと思います。

なので、食品の材料表示もインドらしくなく?厳格で

そこはめちゃくちゃキッチリしていますね。

肉というとチキンが王道で

マトンは見かけますが豚や牛はほとんど見かけません。

 

2つともピクルスと思いきや

輪切りの青唐辛子入りでなかなかスパイシーでした。