陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

2019・杭州・台湾の旅その1

 

 

 

 

令和元年最後の空旅

杭州・台湾の2ヶ国周遊です。

杭州は初めて、台湾は2回目になりますが

杭州は13世紀、呉越時代の中国の首都であり

当時は世界最大の都市となった街。

アリババ社のジャックマーの出身地でもあり

古都でありながら現代中国を牽引する人の出身地ということで

私にとって物凄く興味深い場所なんですね。

 

杭州浙江省の都市で上海の南にあります。

 

 

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三国志でいう呉の建業があった近くで

古都であったわけですから

何かパワースポット的なものを感じるのか

現代のハイテクがどんな感じで融合しているのか……

というわけで、百聞は一見に如かず

とりあえず行ってみましょうか。

 

 

 

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今回は成田で乗り継ぎになりますので

例のNH2176で一旦、成田まで飛びます。

7:50のフライトなので6時過ぎには家を出て

6:30ぐらいには伊丹空港に到着。

やはり伊丹出発は楽です……

サクっとチェックインを済ませて

スーツケースを預けて手ぶらになります。

嫁はそんな手ぶらで不安にならないの?と言いますが

スマホケースにカード数枚と万札1枚

あと、スマホの充電器、タバコとライター。

ポケット2つあれば足りるし他に何が必要?と。

何が無いと不安なのか逆に聞いてみると特に無いんですよね。

お前、そんなデカくて重そうな物は預けろよ……

ってぐらい通路を塞いで狭い収納棚のスペースを取り合ったり

色々とスマートさに欠けるし他人に迷惑でしょ?と。

手荷物を目的地で受け取る時間を省くのはわかるけど

あんまり重かったり機内で大変そうなら……って自分は思うんですよね。

で、どうせ1つでも預けるなら手ぶらでいいよね?と。

 

伊丹空港は最近リニューアルが着々と進んでまして

保安検査場やANAのプレミアムチェックインも変わってました。

まだ、完全にリニューアルされたわけではなく

まだまだ人の動線とか変わりそうですけど

完成するとどれぐらい便利になるのか

ちょっと楽しみですね。

 

福岡はリニューアル後まだ行ってないので

福岡も近いうちに行ってみたいなと思ってます。

 

↑↑↑↑↑の動画で

隣のカウンターでヤンゴンに行く人のチェックインの音声を拾ってるんですけど

ヤンゴンも行きたいんですよね……

年始早々、狙ってるのは実はヤンゴンなんです。

 

 

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保安検査を抜けてANAラウンジへ。

例のごとくいきなりビールなんですけど

伊丹空港は銘柄が4つ。

サントリー、キリン、アサヒ、サッポロ

皆さんはこだわりあります?

自分はサッポロ=キリン>アサヒ>>>サントリーって感じで

サントリー以外はそう大差ないんですが

今日はサッポロって感じで。

 

 

 

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NH2176は国際線機材を使用してるので

エコノミーでも早めの予約で座席指定出来れば

ビジネスクラススタッガードシートを確保出来ます。

たかが1時間ぐらいのフライトですけど

普通席よりスタッガードの方がいいに決まってます。

更に言うとプレミアムクラスの予約で国際線ファーストクラスのシートに座れます。

NH2176はこれが有名?なんですけど

夏ダイヤから成田からの海外路線がまあまあ羽田に移管されます。

そういう点で成田の利用頻度は減りそうですし

NH2176に乗る機会も減るように思います。

というか、しっかり調べてないんですけど

そもそもNH2176は国際線機材継続なんでしょうかね?

 

で、ここで今回の空旅

最初のハプニングが発生します……

今回の空旅ですが大小色々とハプニングがあります。

 

実は、定時運航でも成田到着は9:05。

杭州行きの出発は10:00ですから

成田での乗り継ぎ時間は55分しかありません。

ただ、羽田みたいに国際線乗り継ぎにターミナル間のバス移動がないので

羽田に比べれば全然便利です。

 

が……

 

最近、時間があれば疲れからやたら寝るんです……自分。

飛行機なんか乗るとイチコロです。

乗ったら知らないうちに寝てしまって

離陸したのもわからず着陸態勢のアナウンスで目覚めた

というのもよくあります。

今回は離陸してすぐ寝たようなんですけど

ポイントになるのは手ぶらです……

チェックインや乗り継ぎに必要なので

パスポートとチケットは裸で持ち歩いてたわけです。

スタッガードシートなのであちこちに収納スペースはあるんですけど

寝るのはわかりきっていたので

盗難防止のためにパスポートとチケット、スマホ

敢えて手に持ったまま寝たんですよね。

 

着陸態勢に入るアナウンスで目覚めたんですけど

手に持ってたパスポートとチケット、スマホ

手からシートの脇に落ちてたんですね。

起きてそれを手に持ってみると何かボリューム感がない。

何かが足りないな……と寝ぼけながら感じたんですが

スマホ……ある

伊丹での保安検査票……ある

成田→杭州までのチケット……ある

成田でのラウンジのバウチャー……ある

 

ん?

 

伊丹→成田までのチケット……ない

パスポート……ない

 

‼️‼️‼️‼️‼️ってなったんです。

座席下や座席周りを何度確認しても

やはりありません。

 

考えられるのは盗難に遭ったか

シート横の隙間に落ちたか……

スタッガードですから通路から手元は見えないし

わざわざ個別スペースに入ってきて物色するのも難しい。

寝てるうちに持ってた物が手元から落ちたのが

ちょうどシートの隙間の上に散らばってたので

シートの隙間に入り込んだ可能性が濃厚です……

シートの座面はマジックテープで固定されてるだけなので

すぐに外れますが、外しても見当たりません……

これ、隙間のヤバい部分に落ちたな……

スタッガードってシートボックスごと床に固定してるので

ちょっと厄介な状況になってるな……と。

 

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既に着陸態勢に入ってる状態なので

CAさんを手元のボタンでコールしても反応なし。

うーん、飛行機がスポットに止まるまでどうしようもない……

乗り継ぎ時間は55分……ちょっとマズいです。

いや、かなりマズいかも……

 

飛行機がスポットに止まってCAさんが来てくれたんですが

電動シートをリクライニングしたりスライドしたりして

落ちたと思える隙間付近をペンライトで照らしながら捜索すると……

 

CAさん曰く

 

あ〜あれですね……赤いのが見えます。

 

ちょっと整備士さんを呼んで部品を外さないと取れないかもしれません……

 

乗り継ぎがありますよね?

 

何処行きでしょうか?

 

ということで杭州行きで乗り継ぎ時間が55分と伝えると

かろうじて隙間の途中で引っかかって止まってる感じなので

変に触ると更に落ちて完全に整備士さん任せになりそうだけど

一か八かやってみますってことで

小さい細い指を隙間に突っ込んで

パスポートを救出してくれました……

 

こんな感じでCAさんのおかげで

九死に一生を得たわけですが

整備士呼んでシート分解してたら

予定便に乗り遅れて大変なことになってたと思います……

もう情け無いしCAさんに感謝です……

 

 

 

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自分のミスで10分ほど余計に時間を食いましたけど

SFCの恩恵を行使してゴールドトラックで時短

搭乗開始時間まであと10分あります。

たった10分でもANAラウンジに入って

使命のようにカレーを食います……

うん、ほぼ使命です。

朝から何も食べてないし予定に組み込まれたマストですから。

タバコも済ませて万全の状態になれたのも

全てパスポートを救出してくれたCAさんのおかげ。

 

 

 

 

 

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杭州行きのNH929はエアバスの新しい機材。

離陸して30分もすると頭に雪を被った中央アルプスが見えてきます。

富士山は機体反対側で見えず……

 

 

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中央アルプスが見える頃

機内食がサーブされますが

今回は鰯のつみれカレー。

おっと……無理矢理ANAラウンジでカレー食ってまたカレー。

 

 

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何気に機窓から下を見下ろすと

伊丹空港が見えました。

天気が良かったので家の周りもくっきり見えます。

この時点で時刻は11時前。

朝5時に起きて6時間近く過ぎてますけど

何だか今までの6時間は何だったのか

こういう時って時間のロスを感じます……

いやいや……パスポート事件でCAさんに救ってもらったことを思えば

ロスなんて思ってはいけません……

それに、関空発の杭州行きの設定は

もっと到着時間が遅くなるんです。

関空までの移動となると1時間余計に時間がかかるし

高速代も燃料代もそっちの方が余計なんです……

 

ただ、ここで嫁がボソっと呟いたのが

化粧ポーチ丸ごと家に忘れたから取りに行きたい……と。

なるほど……でも現地調達しかないよ……

 

 

 

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着陸前、機窓から杭州周辺を見下ろすと

思ってたより田畑が多いなと思いました。

まあ、北京とかでもそう思ったぐらいですから

山と海に挟まれて平野部が狭い日本と違って

土地が広大なんですね。

 

杭州蕭山国際空港に到着しました。

杭州は中国八大都市の1つです。

空港はそれなりに大きいんですけど

国内線ターミナルがかなり大きいように思います。

国際線はそうでもないような気がしましたけど

何を拡大、開発しようとしてるのかわかりませんけど

空港から一歩外に踏み出すと

周辺は建設ラッシュで

建設規模からして私感ではターミナルを新設してるように思いました。

あと、杭州蕭山国際空港はまだ鉄道のアクセスがないので

そっちの交通インフラを含めた大きな工事かと。

日本の外はどこに行っても建設ラッシュで開発開発開発です。

縮小思考にどっぷり浸かってしまっている日本人ですけど

外に目を向けないとどんどん負けて追い抜かれますね……

いや、ちゃんとした縮小ビジョンと着地点があって

 

負けて全然OK‼️

競争なんて馬鹿馬鹿しい

俺たちはこっちに向かうんだ‼️

ってのがあれば、それはそれで全然いいし

個人的にそっちの方がいいとすら思うんですけど

何かそういうの無くないですかね?

 

とりあえず、建設現地を眺めながらタバコを一服……

3年もすればめちゃくちゃ変わってるんだろうな……

と思いつつ

3〜5年後に来てみたいなとも。

この時点でまず思いました。

 

 

 

 

 

杭州蕭山国際空港は先に述べたように

MRTなど鉄道はまだ乗り入れてません。

移動はバスかタクシーの二択になりますが

やっぱりバスってのは料金システムがわかりにくく

あんまり使いにくい……

路線もわかりにくいし……

なので、海外利用者にわかりやすい

利用者に沿った案内板の設置だったり

色々な工夫が必要だと思うんだけど

それが出来てる所ってほとんどない。

上層部がボンクラだったり

費用対効果的に設置費用がどうたらこうたらって話しになるんだろうけど

目まぐるしく変わりつつある支払い方法の多様化によって

対策の難しさはあると思う。

 

というか、海外に出るとバスや電車は料金が安く

日本の料金は本当に高いと思う……

日本の空港リムジンバスは利用しやすいと思うけど

めちゃくちゃ高い。

 

タクシーにおいても海外は日本と比べ物にならないぐらい安い。

中国では日本の半値ぐらいのイメージで

2〜3人でシェアして乗ればコスト的にも本当に手軽に利用出来る。

何と言っても待ったり降りる場所からまた歩く必要があるバスより圧倒的に便利で

杭州では何度か利用したけど

ぼったくられる気配は一切なかったです。

 

今回は空港からホテルまで30分ぐらいの位置までタクシーを使いました。

が……

まず、直面した問題が英語が運転手に全く通じなかったこと。

↑↑↑↑↑の動画にそのやり取りがあるんですけど

ポーターは英語が話せます。

こちらも英語は片言なのですが

英語表記で印刷したホテルの資料は運転手には全く通じません。

とにかく英語は受け付けないので

運転手はポーターを頼りますが

スマホのナビにポーターから資料に書かれた住所を打ち込もうとしても

イマイチわかりにくかったらしく

最後に電話番号を打ち込んで

尚且つ直接、ホテルに電話をして対応してくれました。

 

で、このタクシーの運転手だけではなく

今回、杭州で5回ぐらいタクシーを利用しましたが

英語は簡単な単語も一切受け付けなかったです……

本当にびっくりするぐらい英単語1つ通じなかったです。

というか、杭州の街中で英語は死語に近いんです……

日本も大概英語は通じませんけど

その様子はこれからの記事で。

 

 

 

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ホテルに着いたのは14時過ぎ。

チェックインしようとフロントに行ってまた問題に直面。

かろうじて1人のスタッフだけ英語が通じたので

何とかなりそうと安心したのも束の間

 

以前に北京や上海、深圳に行ったときの残りの中国元を3000円程度持ってたので

それをタクシーで使いました。

まだ1000円ぐらい残ってる状態でフロントに。

クレジットカードでホテルの支払いをするつもりでした……が

今度はクレジットカードを一切受け付けないんです……

というと語弊があります。

VISAやmasterは受け付けるんですけど

日本で作ったカードを受け付けないんです……

日本ではカードを利用するとき4ケタの暗証番号を入力して決済完了になりますが

中国では6ケタの暗証番号を要求されます。

カードを読み取り6ケタの暗証番号が必要なので

設定した4ケタの暗証番号の前に00を足したり

暗証番号の後ろに00を足しても跳ねられまして

結局、日本で発行したカードが一切使えませんでした……

これ、中国あるあるらしいんですけど

今まで、北京、上海、深圳では起こらない事象だったんですね。

カードが使えないので現金払いをお願いされたんですけど

キャッシュの持ち合わせがありません……

事前の調べで、杭州ではカードが使えなかったとか

英語が通じないってのは聞いてたんだけど

まさか、ホテルでダメとか考えてなかったので

困ったことになりました……

 

この近くに両替出来る場所ない?と尋ねると

英語が通じるスタッフが一緒に銀行に付いて行ってくれるというので

嫁がスタッフと一緒に両替に行くことに。

自分は部屋で待つことにして小一時間ほど寝てたんですけど

1時間経っても帰ってこない……

段々と不安になりまして

こんなことなら自分が行けば良かったかな……と。

時間はもう16時……

チェックインに時間を費やして何も出来ないとは……

あまりにも遅いので玄関の前でタバコを吸って待ってると

嫁とスタッフがタクシーに乗って戻ってきました。

何処まで行ってたの?って話しですけど

どうやら銀行4軒回ってきたらしいです……

街中に両替所ないの?と思うでしょ?

ないらしいんです……

スタッフが付いてきてくれて

中国語であれこれ伝えてくれたから助かったけど

銀行でも英語は全く通じなかったとか。

1軒目はホテルから一番近い銀行で

中小の地方銀行っぽいとこだったそうで

外貨は扱ってないと門前払い。

2軒目は大きい都市銀行に行ったそうで

そこも外貨の扱いはなく

クレジットカードで現金を引き出せるとのことで

クレジットカードでキャッシュを引き出そうとしたそうですが

やはり暗証番号がダメだったとか……

次に3軒目は違う都市銀行

ここも2軒目と全く同じだったそうですが

他に外貨両替が出来る銀行を電話で調べてくれたらしく

4軒目にようやく両替が出来た……と。

随分遠くまで歩いたのでホテルのスタッフがタクシーで帰りましょう……

ということでタクシーで戻ってきたとか。

タクシー代払ったか?って尋ねると

スタッフが払ってくれたというので

お前なぁ……そこは払えよ……と。

フロントでタクシー代払うと伝えると

経費で落とすからいいとかで甘えることにしました。

まあ、300円ぐらいなんですけどね。

 

 

杭州のクレジットカード事情は

それ以外にも何処に行っても同じ。

つまり杭州では日本のクレジットカードは使えません。

中国でメジャーな銀聯カードは使えるそうで

自分も持ってはいますが

持ち歩いてないんですよね……日本では逆に全く使えないから。

銀聯カードは日本でかろうじて使える店がありますが

暗証番号が6ケタなので

逆に中国では使えるんですね。

中国に行くときは持ってると安心かも。

あと、アリペイは大概、中国で使えるようです。

 

因みにホテルは4階だったんですけど

何故か頭は8で始まる4ケタの部屋番号で

8が縁起のいい数字だからでしょうか?

 

 

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ホテルから20分ぐらい歩いた場所に世界遺産の西湖があります。

歩いて西湖に着いたら夕暮れ時でした。

というか夕暮れ時を狙って行くつもりだったので

時間的にちょうど良かったです。

柳の木が中国感を演出してますね。

 

 

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西湖の周りにはカフェがたくさんあります。

西湖を見ながらお茶してる人がたくさん。

落ち葉がたくさんありまして

この葉っぱが目立ちました。

カナダの国旗のカエデかな?

何かちょっと違うような……

 

 

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池の中に何かモリを持った像があったので

石碑を見ると水滸伝に出てくる張順でした……

中学生、高校生の頃

三国志水滸伝に夢中になった時期がありまして

あ、あの張順か……と。

何か説明文が書いてますが何を書いてるのか……

この地域は三国志で呉の都、建業の近くなので

過去に活躍した偉人もたくさん輩出してるはずで

誰か知ってる偉人の像とか見るだろうとぼんやり思ってましたが

微妙に張順に会うとは意外でした……

 

 

 

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西湖を満喫して河坊街へ。

ホテルは河坊街のすぐ近くなので

ホテルに戻る感じになります。

↑↑↑↑↑の動画を見るとわかりますが

商店街で観光地になってまして

買い物や食べ歩きに適してます。

 

 

 

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河坊街のとある店で晩飯。

今回の杭州、台湾の旅。

いつものように特に目的もなく

ただ単に日本の当たり前から離れて

フラットな感覚でその土地の当たり前を感じて

【何かを感じる】という適当なものなんですけど

食に関してはちょっと目的がありました。

実は自分、生まれてこの方

美味い小籠包を食べたことがあまりないんですよね……

小籠包うめーっ‼️ってよく見かけるんですけど

そんなに美味い?っていつも思うんです。

 

旅先の一食はギャンブル……

ハズレならば旅の雰囲気はぶち壊し。

当たれば天にも昇る気分……

 

で、今回、まず小籠包が食べられる店に適当に突撃しました。

果たして当たりかハズレか……

この店はカラー印刷されたメニュー表に

直接チェックを入れて店員さんに渡すという

中国にありがちなスタイル。

中華料理ですからビールを注文したいのですが

麦酒と書いたメニューがなく

どれがビールなのかわかりません……

店員さんを呼んでビール欲しいと英語で言ってみましたが

やはり英語が通じないんですよね……

必死になって単語のみbeerと連呼しました……

発音が悪いのかな……と

何度もトライしますがやっぱりここは英語が全くダメみたい……

諦めて適当にこれとこれって感じで注文したら

コーラと練乳味の飲み物が出てきました……

 

画像は上から

小籠包

鴨肉の醤油煮

牛蛙のピリ辛ニンニク炒め

魚のすり身の春巻き

みたいな感じです。

 

小籠包なんですけど

やっぱり美味しくない……

なんか熱々ではなく出来損ないのヌルい小さい豚まんみたいな感じで

肉汁なんて一滴も出ない。

はぁ……って感じ……

鴨肉は本場中華によくある八角やら五香粉の風味の……

皮はべっとりねっとり脂っこく

出来の悪さったら半端ない……

牛蛙はまだニンニクと塩

あと、唐辛子で炒めただけなので全然食べられる。

ただ、蛙は食べられる身があまりない。

だけど、普通に美味しい。

すり身の春巻きも脂っこいけど普通に食べられる。

 

こんな感じでギャンブルに負けた気分でした……

 

 

 

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杭州ってタイミングによっては

ビルを使ったライトアップショーがあります。

火曜日がその日だったので

タクシーを捕まえて見に行こうとしましたが

タクシーを止めて画像を見せて

ここに行きたいと説明すると

中国語を話せないとわかると苦笑いされて敬遠され……

乗せてくれたタクシーの運転手に

ここに連れて行って欲しいと英語で言いますが

やっぱり通じない……

本当に英語が全く通じないです……

ここでSiriを使ってみたりGoogle翻訳を駆使して

中国語に変換して着いたのが杭州のランドマーク的な

有名な丸い形のホテル

インターコンチネンタル杭州の前。

何か音楽みたいなのが周りで聞こえるんですけど

ライトアップショーの音楽なのか何の音楽かわからない。

音楽の聞こえる方に向かってみると大きな川の川辺に出てきました。

 

で、川の対岸の遠くの方でビル群のライトアップショーをやってるのが見えました。

これ、歩いたら1時間ぐらいかかるよ……ってぐらい距離があります……

しかも、橋が1本対岸までかかってますが

自動車専用っぽい橋で歩いて渡れない感じ。

またタクシーに乗ってってのも面倒だし対岸の遠くから眺めるだけで断念しました……

なんせ、例外なくタクシーは言葉が中国語以外通じないから……

 

この川沿いは地元民の散歩コースだったり

憩いの場になってまして

ダンスのグループがダンスの練習をしてるのか

出来を競ってるのか

ユニフォームまで用意して踊りまくってる。

場所の移動はチーム旗を持った旗手を先頭に

軍隊張りに整列して行進してるし。

そうと思えばおっちゃんが1人でカラオケを披露してたり

みんな好き勝手にやってる。

なんか自由に夜を楽しんでる感じで面白い。

 

 

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なんか川辺をかなり歩いて疲れたので

ホテルに戻ろうとタクシーを捕まえますが

ホテルの地図と住所が載った紙を見せると

みんな苦笑いして逃げてしまうんですよね……

どうも英語が話せないし英語の字も読めないみたいなんです。

Google翻訳を使っても中国語話せないと面倒な客みたいな感じです……

仕方ないのでタクシーは諦めてMRTの駅を探します。

インターコンチネンタル杭州の近くにアウトレットモールみたいなのがあって

おそらくその辺りに行けば駅があるだろう……という

いつもの適当な感じでインターコンチネンタル杭州の方に歩いてみます。

これ、やみくもに歩きまくって

もう歩けません……みたいにヘロヘロになる

過去に何度も失敗してきたパターンです……

 

ですが、ここで小天使が舞い降ります。

不意に噴水ショーの場に出会したんですね。

なんか、ドバイの時は意図的にドバイファウンテンを見に行きましたけど

今回は本当にたまたまで

別に自分は噴水マニアとかじゃありません……

 

 

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噴水ショーを30分ぐらい堪能しましたかね。

アウトレットモールの中を進むと

狙い通りMRTの駅がありました。

駅の名前も笑えるぐらい正に想像通りで市民中心駅……

で、杭州のMRT

近江って駅で乗り換えてホテルに戻ったわけですが

車両がめちゃくちゃ綺麗なんです。

杭州のMRTって最近出来たんですかね?

駅もピカピカ、車両もピカピカで

壁面広告も取り入れてました。

 

杭州って不思議な状態の街で

英語が全く通じないしクレジットカードが使えない

世界基準からまだまだ離れた部分が残ってるし

それでいて人を集めるインフラだけは出来つつあるんですよね。

自分は日本人で漢字表記を見て

ある程度物事がわかるけど

欧米人なんかは英語が全く通じないと本当に苦労すると思います。

で、今まで行った北京、上海、深圳は英語が話せない自分が情けなくなるぐらい英語が飛び交う街でした。

同じ中国大陸でなんでこんな差が出るのかな……と。

日本で言うなら東京、大阪、名古屋は英語がペラペラと通じるけど

福岡では全く通じないみたいな現象が起こってるわけです。

中国は国土がめちゃくちゃ広いですけど

杭州は上海のすぐ南に位置していて

そんなに離れた場所ではないです。

本当に謎な街です……

 

でも何となく昔の緩い雰囲気が残ってるのが良くて

ちょっと日本に近い感じがあります。

物凄い勢いで開発の波が押し寄せてるのも見え隠れしてますが

3年後どんな変化をしているのか興味深いものがあります。

1つのモデル都市として見ると

本当に面白いサンプルだと思いますよね。

 

 

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ホテルに戻る途中

ホテル付近のコンビニに立ち寄りました。

河坊街の近くでコンビニは多く

品揃えは日本のコンビニと大差ありません。

特に治安の悪さを感じることもありませんし

日本の観光地みたいな雰囲気でした。

バスやタクシーはバンバン走ってます。

 

初日はアクシデントが多発しまして

なんか無駄にたくさん歩きました……

結構疲れたし久しぶりに夜には膝が痛くなってました。

よくよく考えるとやたら階段の登り降りをしたな……と。

 

あと、中国のホテルは基本的に全館禁煙なんですけど

杭州ではまだ何となく緩さがあって

フロントでタバコ吸う場所ある?と聞くと

玄関出てその辺で適当に吸ってとか

部屋のすぐ横に従業員が何か干したりする外に出る場所があって

そこで普通にタバコ吸ったりしてました。

なんか自由で緩い杭州でした。