先日、記事に書いたどこでもドアきっぷの件ですが
今日、予約しました。
当初はJR西のサイトから普通にどこでもドアきっぷを購入して
いつもの東横インって感じで考えてたんですけど
どこでもドアきっぷの記事を書いたのを見た会社の同僚から
JTBとか旅行会社を通して予約した方が得みたいよ?ってなアドバイスを頂きました。
そうなの?ってことでよく調べてみると確かに……
どこでもドアきっぷとホテルをばらばらに予約すると
どこでもドアきっぷ自体は単独ではGoToの対象にはならず
35%の割引適用外で15%のクーポンも貰えないけど
ホテルに関してはGo To適用で35%の割引と15%のクーポンが貰えるという具合。
つまり、5000円のビジネスホテルを利用した場合
どこでもドアきっぷ12000円とホテル代5000円で正規料金が17000円。
ホテル代は35%割引で3250円になりクーポンが750円貰える形になります。
ということで実質14500円
2人で29000円が旅行代になります。
これを旅行会社を介してホテルの宿泊をセットでどこでもドアきっぷを購入すると
どこでもドアきっぷの12000円とホテル代5000円の17000円が1つの旅行商品になり
17000円に対しての35%割引を受けることが可能で
尚且つ17000円の15%のクーポンが貰えるわけです。
なので、どこでもドアきっぷとホテル代が11050円になり
尚且つ2550円のクーポンが貰えることになり
実質17000円の半値の8500円が旅行代になります。
で、実際にJTBに赴きまして予約をしてきたわけですが
やはり旅行会社を通した方がお得だと思います。
旅程はあらかじめ自分で組んで
乗車する列車と区間を紙に書くなりして
それを提示する方がスムーズに話しが進みます。
というのは、行程の中で6回指定席を利用可能なんですけど
どの列車で指定席を利用するかがあらかじめわかっていれば
旅行会社の窓口ですぐに指定席を押さえて予約は完了するからです。
【1日目】
大阪06:30→(■特急サンダーバード1号)→福井08:29
福井11:43→(特急サンダーバード18号)→京都13:09
京都13:25→(特急きのさき7号)→福知山14:40
福知山16:47→(■特急こうのとり22号)→新大阪18:28
新大阪18:38→(■のぞみ47号)→博多21:06
【2日目】
博多07:54→(のぞみ10号)→新山口08:28
新山口08:52→(■特急スーパーおき2号)→出雲市12:10
出雲市14:33→(■特急やくも22号)→岡山17:39
岡山17:48→(のぞみ41号)→広島18:23
広島20:37→(■のぞみ76号)→新大阪21:58
自分はこの行程表を窓口に持って行きまして
■の列車を指定席で予約しました。
どこでもドアきっぷは基本的にJR西管内の在来線特急の自由席と新幹線の新大阪博多の間、北陸新幹線の極一部は乗り放題です。
なので、行き当たりばったりで特急の自由席ばかり利用するなら
旅行会社の窓口でどこでもドアきっぷが欲しいと伝えてホテルを決めるだけで事は済みますが
指定席を利用するならどのタイミングでどの列車の指定席を利用するのかわからない状態だと
窓口で話しにならないということになりますし
後で自分で指定席の手続きをすることになります。
どこでもドアきっぷの指定席利用ということで
どんな形で予約するのか調べることから始めることになりますから
手間を省くために事前に準備をして
窓口で全部済ませた方がいいんじゃないかと思います。
単発でどこかに行くために1つの列車の指定席を利用するなら
乗車券と特急指定席券を買う簡単なことですけど
既にどこでもドアきっぷを持っている状態から特定の列車の指定席だけ予約するというのは
ちょっと勝手が違うのは想像に易いと思います。
で、自分はJTBの窓口で指定席の予約も済ませました。
あと、ホテルの予約なんですけど
自分は丁度1ヶ月前ぐらいの予約になりましたが
ホテルは博多周辺で探してもらうと
博多に1つと天神に1つ
合わせて2つしか空いてないという状態でした。
単発で東横インの空きを検索すると全然空いてますが
JTBの窓口ではどこでもドアきっぷとの組み合わせで
1つの商品として提供出来るホテルには限りがあるようです。
どちらもホテルの公式HPを調べると
2人で1万円程度のビジネスホテルですが
JTBだと1人1万円強と倍額ぐらいの金額設定になります……
明細を見ると手数料等の表記がないので
おそらくJTBの利益はここにありますね……
ちょっと計算してみましょう……
どこでもドアきっぷ12000円×2人=24000円
ホテル11900円×2人=23800円
旅行代金は2人で47800円
この47800円がベースになります。
Go Toの35%割引分は
47800円×0.35=16730円
地域クーポン
47800円×0.15=7170円
やはり明細と照らし合わせると
どこでもドアきっぷも旅行代金に含まれていて
どこでもドアきっぷも含めた旅行代金に対して
Go Toの割引とクーポンが算出されていることがわかります。
割引後の旅行代金は2人で31100円
クーポンは7000円貰えるので
実質24100円が今回の旅行代金という計算になりますね。
ホテル代を通してかなりJTBにマージンを取られてはいるものの
JTBを通した方がお得に利用出来るという
どこでもドアきっぷのお話しでした。
どこでもドアきっぷはJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行で取り扱われてます。
JTB以外の旅行会社はどうなのかはわかりませんけど……
でも、この大手3社しかどこでもドアきっぷを取り扱いしていないというのは格差の闇が見え隠れしますよね……