今年の7月の話しなんで今更なんですが
今後は遅滞なく更新します……
来年のSFC修行に向けてANAのマイルを貯めてる最中なんで
まだ、スカイマークの利用です。
9:40神戸発の便で鹿児島まで飛びました。
鹿児島到着が10:50。
最近は北海道以外に鹿児島もお気に入りでして
鹿児島に毎年行くようになりました。
鹿児島って肉も魚も美味いですよね……
それに加えて焼酎の魅力も相まって何度行っても飽きません。
神戸空港ってカードラウンジしかないので
とりあえずいつものように、たもん庵でうどん食べて
少しだけカードラウンジでコーヒー飲んでという流れのスタートです。
11時前、ほぼ定刻に鹿児島到着です。
例のごとく予定は未定の旅で
予定もなく思いのまま、とりあえず市内に向かいます。
レンタカーも予約してないし
とりあえずバスか電車で移動する感じですが
鹿児島空港は電車の接続がなく
加治木まで行けば電車に乗れるようなので加治木までバスに乗ってみます。
加治木まで340円みたいなのでチケットを買ってみます。
鹿児島は3回目になりますが過去2回はレンタカーを借りました。
毎回レンタカーだと面白くないし発見もないので
敢えて未知の領域へ踏み込むべく……
鹿児島空港のバス乗り場の前に足湯があったので
バスの待ち時間に足湯を楽しみました。
結構熱いお湯でしたよ。
桜島のオブジェ?おやっとさぁ?
バスで加治木の駅前に到着です。
かなりローカルな雰囲気ですが特急が止まる駅のようです。
人通りも少なくゆったり時間が流れてます……
周りを見渡すと特に何もなく……
駅舎に入るとまたまたローカルです。
分刻み、秒刻みの日々の仕事だったり生活の合間に
こういう空間は癒しです……
大好物です……
こんな空間は日常の身の回りにはないものですが
子供の頃にはこんな空間、いくらでもあったなと噛み締めます。
曾ては国鉄だった最寄り駅も昔はこんな雰囲気でした。
券売機を見てみると特急券も発売してます。
値段を見ると特急料金は300円。
JR九州は相変わらず特急料金が安い……
特急きりしまの次発は30分ほど先のようで
切符を買って待つことにします。
駅前に加治木まんじゅうという看板を発見。
時間も余ってるんでちょっと覗いてみる。
とりあえず1つ買ってみたけど熱々なんですよね……
7月の暑さの中で熱々……
すぐに食べることなく冷たい飲み物でした。
店の前にベンチと灰皿があったので
ひとまず冷たいお茶とタバコ。
最近は旅行に行くと方々の特急に乗ってみるパターンが定着しつつあります。
乗り鉄ってやつですかね……
何時間も乗ることはなく
20~30分ぐらい乗るのが退屈せず丁度いいです。
特急きりしまの車内。
結構、シートとかは古くなってますね。
自由席ですが見ての通り車内はガラガラ。
当然のように嫁と贅沢にバラバラに窓側席に陣取ります……
冷房が効いた快適な車内でようやく加治木まんじゅうを食します。
鹿児島市内に近づいて桜島がどんどん迫ってきます。
レンタカーじゃなくて電車、バスの移動は
酒も飲めるし楽チンですね。
車には自由が利いたり車の良さがありますが
電車の利用もいいもんです。
鹿児島中央駅前に到着です。
時間は昼前ということでどこかで昼飯なんですが
リサーチもしてないし、どうしたものか……と。
うちの夫婦の場合、出掛ける時に予定もなく
行き当たりばったりが定番なんで……
こういうのは普通、男が予約したりするものですが
自分は型にハマるのが嫌いというか
思いつきで動くのが好きなもので……
ただ、飛行機、バス、電車ときたので船かな……ということで
桜島フェリーの乗り場の方に行ってみようかなと。
以前に屋久島に行った時にフェリーターミナルの横に
ショッピングモールみたいなのがあったなと思い出して
そこらに行けば動きに無駄もないだろうと。
で、港の方角に向かう交通手段ですが
バスターミナルの案内板を見てもサッパリわからない。
こういう風に土地勘のない場所に来ると本当にバスはわかりにくい。
これは例外なく何処へ行っても思います……
でも、ここは路面電車がある鹿児島。
路面電車とか鉄道はわかりやすい。
ということで路面電車でとりあえず港の方角に向かってみます。
とりあえず路面電車に乗ってから何処で降りるか考えます。
そういうのも行き当たりばったりです……
バスならもっと調べて乗らないと危険ですが
路面電車なら軌道から外れて
予想外の場所で曲がったりしないので。
そんな適当なユルユルな感じで港から一番近い駅で降りて
ドルフィンポートに到着。
暑いし気分的に刺身って感じだったので
ドルフィンポートの中をひと通り回って店を決めました。
鹿児島なんで何処でも焼酎は飲めますが
予想外で驚いたのがプレミア焼酎の3Mと言われる
それも破格の安値で飲めること。
中でも森伊蔵は大概、1杯2000円近く出さないと飲めませんが
ここではなんと540円です……
しかも、540円なんで氷ばっかりで入ってるのか
わからないぐらいの量かと思いきや
え……いいんですか……?
ぐらいの大きなグラスにしっかりたっぷりでした……
自分は焼酎は水やお湯で割るのが嫌いで
ロックで必ず飲むんですが
森伊蔵は初めてでした……
で……しっかり堪能しました。
一升瓶がネットで20000円ぐらいで取引されてる森伊蔵。
どんなに旨いものかと思いましたが……普通かな??
個人的には村尾、魔王の方が好みですかね。
というか、焼酎は個性豊かで旨いのはたくさんありますね。
刺身定食をいただきました。
もうね……最高ですやん。
鹿児島って魚も肉も食べ物全般に美味いし
焼酎なんか何百種類ぐらいあるんですかね?
何度来ても初めての焼酎を飲み比べて飽きません。
せっかくなんで村尾もおかわり君。
全種類おかわり君したい気分でしたが
まだまだ動かなければならない昼なんで……
鹿児島ってこれぐらいのクオリティで当たり前なんでしょうけど
東京とか大阪でこんな焼酎のラインアップの店があったら
テンション上がりまくりますよ。
まして、こんな値段で飲めるなら間違いなく通います……
昼飯を堪能して桜島フェリーの乗り場に向かいます。
料金は市内側、桜島側、どちらから乗っても桜島側で払うシステムです。
市内側から乗ると、え?タダですか?って思いますが
桜島側で降りたらしっかり取られます。
桜島側に着いた時のバスの時刻表が市内側の乗り場にあります。
15分ぐらいで桜島側に到着。
嫁が御朱印集めてるのでフェリー降りてすぐの月讀神社へ。
嫁によるとパワースポットらしいです。
霊感もなくそういうのに鈍感な自分には
パワースポットなのか何なのか全く何も感じません……
あ、いや……何もわからないけど神仏は大切にする人ですけど。
ただ、焼酎を注入した体に階段は堪えたとしか……
階段の最初と、登りきった所に鳥居があって
眺めは良かったですよ。
何やら桜島の大正の大噴火で神社は埋もれてしまったそうで
現在の場所に移設されたとか。
そういうことが書かれた立て札がありましたが
何かパワースポットらしいものを感じることなく
危険な場所だということだけは感じました……
桜島は今も生きてますからね……
桜島は遠くから眺めるのがいいです。
月讀神社に寄っただけで桜島フェリーで市内側に戻ります。
時間は16時前ということでホテルにチェックイン出来るタイミングです。
とにかく暑いので真っ直ぐホテルに入らず
白熊を食べて体の中から冷却することにしました。
白熊発見。
去年、天文館の同じ系列店に行ったんですが
ちょっとメニューが違う感じ。
焼酎シロップの白熊があったんだけどな……
まあ、とにかく暑くて冷却したいのでノーマルのやつを。
冷却完了……冷却し過ぎで寒いぐらいでした……
夏に白熊いいですよ。
ホテルにチェックインして居酒屋へ。
肉を食べようということで店を探して彷徨います。
牛って何処のブランド牛も美味いもので
味の差も素人にはわかりにくいものです。
ということで豚しゃぶを食べようと。
あーでもないこーでもないと言いながら出した答えです。
牛の違いはわからないけど、豚ならわかるのか?
そんなの決まってます
わかりませんよ。
でも美味いってことはわかりました。
今回の旅で何気に思ったんですが
豚の味の違いはトンカツにすると一番わかるかもしれない。
トンカツも食べたんだけどちょっと違うんですよね。
真鯛とカンパチの刺身です。
これが流石のクオリティでした。
まともなカンパチはこうですよと。
甘くて青物独特の臭みがないんです。
見た目に薄めに切っても角が立ってます。
カンパチってこんなに美味かったのか……って思う一品でした。
そういう発見も旅の醍醐味というか
自分の場合、こういう味の発見が旅の醍醐味。
食べ物、酒、馬が旅の目当てですから。
今晩の酒もいい酒だった……
ということでホテルに帰る途中
鹿児島中央駅前の写真。
酔ってブレブレです……
朝はゆっくりスタート。
散歩がてら市内の西部にある護国神社に御朱印を貰いに行きました。
入り口の大きな鳥居が目立ちます。
お参りをして歩いて天文館へ。
陽も昇って小一時間歩くと一気に汗が噴き出します。
こうなると冷却のために白熊ですね……
焼酎シロップのやつです。
スモールとレギュラーのサイズがありますが
スモールで一般的な普通サイズ
レギュラーはかなり大きなサイズになりますが
焼酎シロップのは何故かレギュラーしか選択肢がないんですね……
当然、食べ終わると凍えてました……
既に昼前になってたので昼間から開いてる居酒屋に潜入します。
突き出しにブリとタコの刺身と冷や奴。
完璧です……
これだけで2杯いけますね。
薩摩地鶏のタタキ。
嫁と分けても3杯いけますね。
豚の角煮、こちらではトンコツと言います。
嫁と分けても5杯いけますね。
しっかり煮込まれてて軟骨も柔らかい。
飲みながら飛行機の時間まで何をするかミーティングします。
とりあえず鹿児島中央駅に行って観光情報をゲットするか
いぶたまに乗って指宿で砂風呂に入って帰ろうかなと。
天文館から路面電車に乗って鹿児島中央に行くつもりだったんだけど
どうも反対方向の路面電車に乗ったようで
JRの駅に行くと霧島温泉とか霧島神宮のポスターが目についたんですね。
とりあえず行ってみようかなと。
御朱印貰うか温泉があるので何か発見があるかも。
で、行き方を調べてると丁度あと数分後に
1日2往復しかない霧島温泉の方に行く観光特急が来ると判明。
急いで乗車券と特急券を買ってホームに行くと
観光特急はやとの風が完璧なタイミングで入線してきた。
自分が子供の頃に特急ではなく
よく急行に使ってた車両の改良型ですね。
車内は見ての通りガラガラで写真も撮り放題です。
コンパクトに2輌編成で車掌さんって言うのかな?
女性のスタッフがグッズや弁当とか売ったりしてます。
平野部を過ぎて山間部に突っ込むと
緑の森や田園風景の中を疾走します。
途中で猫の駅長が名物だという駅で
写真撮影したり出来るちょっとした長めの停車がありましたが
猫の駅長は不在でした……
鹿児島駅を13:28発で霧島温泉駅に14:25着なんで乗車時間は1時間ほど。
駅前は人通りがほとんどなく閑散としてました。
帰りの飛行機が20:20なんで19時には空港に着きたいわけで
4時間半で霧島神宮に行くか温泉に入って空港に着かないと。
時間は14:30ということで大方の目的地まで
ザクっと1時間として15:30
目的地で1時間ぶらぶらして16:30
その時間帯に温泉地に行くバスなど交通手段はあっても
逆に空港に行く交通手段があるのか微妙な時間です……
流石にこれだけ閑散としてても
特急の到着に合わせてバスが接続してるようでバスが駅前に待機してました。
運転手さんにバスの接続を詳しく尋ねます。
どうやら、霧島温泉の案内所がある中心地までは
このバス1本で行けるようです……
ただ、霧島神宮までとなると
その霧島温泉の中心地辺りで乗り換える必要があるとか。
霧島神宮まで行くと時間的に空港まで帰るバスがあるのか尋ねると
それも大丈夫ということで。
あと、最悪の場合に霧島温泉から空港までタクシーでいくらぐらい必要か
尋ねたところ、3000円ぐらいということだったんで
それなら最悪のケースの保険として使える。
とりあえず霧島温泉の案内所辺りまで乗ってみることにした。
霧島温泉駅から25分ほどバスに乗って
丸尾というバス停で降ります。
そこは牧園温泉街という所なんですが
お土産店や霧島ポークの美味しそうなトンカツ店やカフェ
あと案内所がある道の駅みたいな所です。
運転手さんに教えてもらった通りに
降りたバス停じゃなく交差点の南側のバス停に行って
霧島神宮に行くバスの時間を確認。
乗り場を間違ってないかということも確認しておきます。
案内所まで戻って時刻表と地図を貰って
空港まで戻る時間をチェックしますと
霧島温泉駅14:38→丸尾15:03
現在はここ。
丸尾15:38→霧島神宮15:53
霧島神宮16:44→丸尾16:59
丸尾17:33→鹿児島空港18:07
こんな行程になるようです。
最重要なのが丸尾→鹿児島空港で
丸尾発17:33が鹿児島空港行きの最終になるので
これに乗り遅れるとタクシーになります。
ここまで調べておくと安心ということで
まったりベンチに腰掛けてタバコを吹かします……
贅沢にゆったりした時間の中で
硫黄の匂いとあちこちから上がる湯煙を見てると
ホテルに入って風呂入って酒飲んで寝たい気分になります……
丸尾のバス停で霧島神宮に行くバスを待ってると
さっき霧島温泉駅から丸尾まで乗ってきた同じ運転手さんのバスが来ました。
あ……みたいな感じで乗り込むと15分ぐらいで霧島神宮に到着。
バス停周辺は霧島ポークのトンカツ店やお土産店が少々。
霧島神宮の鳥居と長~い階段が見えました。
階段の手前まで行くと昨日の月讀神社の階段を思い出しました……
昨日は焼酎注入した後でふぅふぅ言いましたが
今日は飲んでないから大丈夫だろうと思ったのと同時に
嫁だけ登ってもらって下で待ってようかと……
お前だけ行ってきたら?って言うと
罵られてやっぱり一緒に登ることになりました。
長い急な階段を登ると開けたスペースが……
本殿があるのかと思ったけど甘かったです……
更に進んで行くと長い坂道。
更に進んで行くとまた長い階段がありました。
ダメです……これヤバいやつです……
何かのテレビで見ました。
お参りの有り難みや、大変さを演出するために
エントランスから本殿がなかなか見えないように作ってあると
何処かの神社を紹介する番組でやってたのを思い出しました……
これ多分その類いですね……
ようやく本殿に辿り着きました……が
ここまで登ってくるのに休憩しながらだったので20分近くかかりました。
ん?と思い出したのがバスの時間。
丸尾15:38→霧島神宮15:53
霧島神宮16:44→丸尾16:59
丸尾17:33→鹿児島空港18:07
霧島神宮で51分しかないので
今から30分ほどでバス停に戻らないといけませんね……
自分が登り切ると先行してた嫁が御朱印貰い終えて戻る態勢になってました……
はい、自分には休憩なし……
霧島神宮から丸尾に戻ってまたベンチに座ってタバコを一服。
汗だくですから、マジで温泉入って酒飲んで寝たいです……
加齢によって体力が落ちてるのと
運動不足が目に見えてわかります。
とりあえず、鹿児島空港行きの最終バスに間に合ったので安心です。
が、17:33分丁度でした。
バスが来たんですが、目の前をノーブレーキで通過して行きました……
回送だったかよく見てなかったんですが
2~3分経ってもバスが来る気配が全く……
バスは遅れてくるのが当たり前なんですが
ちょっと不安になってきます……
バス停で待ってたので、さっきのは回送だと思うんだけど
5分過ぎてもバスが来ないのでますます不安に……
7~8分過ぎてバスが見えた時は安堵しました。
大型バスに乗客は嫁と2人だけです。
こんな時間に温泉地から空港に行く人間って
身内に危篤の人がいるか、余程の変人なんですかね……
汗臭いので誰も客がいないのをいいことに
バスの中でシャツ脱いで体を拭きまくりました。
18時過ぎ、鹿児島空港到着。
お土産買って帰り支度万全。
去年も同じ店に入ったけど2階フロア端の大空食堂で旅行最後の一杯。
つまみは、キビナゴの天ぷら。
嫁は鶏飯を。
おかわり自由ということなんですが
俺の分も入れて来てくれということで大盛り。
自分は鶏飯を頼んでないので
おかわりして自分が食べると……ね。
大盛り入れたけど食べきれないからということです……
出発まで 小一時間あるのでカードラウンジへ。
大空食堂と反対方向の端にあるので
空港の端から端まで移動します。
明るい色調のラウンジですが
あんまり広くないです。
人だらけではなかったですけど
ゆっくりする雰囲気ではないかな……
鹿児島らしくソフトドリンクだけではなく
焼酎の試飲コーナーがありました。
が、悪いけど2種類ともあんまり好みではなかったです……
また来年も焼酎天国、鹿児島行きたいですね……