陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

ステファノスは新潟大賞典へ

 
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ステファノスはドバイやら香港やら大阪杯やら

次走がどこになるのか噂が錯綜しましたが

結局のところ新潟大賞典になりました。

去年の暮れに香港で走ってから

目の怪我で調整が遅れたのが響きましたかね。

馬に合わせてくれて無理をしないのが藤原厩舎の良いところで

7歳になっても頑張れるのは厩舎のお陰。

 

ただ、競走馬としての能力のピークは過ぎつつあるのかなと。

馬の加齢により調整が難しくなってるなと感じたのは

去年の秋でした。

今までだと目標のレース前の前哨戦を叩くと

グンと上向く馬でしたが

前哨戦を叩いても調教の動きがピリッとせず

随分と良化がスローになったなと感じました。

案の定、目標にしていた天皇賞では調子が上がり切らず……

これは調教師も誤算だったと思います。

その後の香港の前に慌てたように

今までにないぐらい攻めた調教を施してましたが

そこでようやく仕上げが間に合わった感じに見えました。

個人的に馬は相当ズブくなってると思います。

まだ能力落ちを加味しても頂上決戦で足りると思いますが

難しくなってるのは間違いなく……

 

そんな感じで迎える新潟大賞典ですが

個人的に結果はどうでもいいです……

G3のタイトルは眼中にないです。

気になるのはどれぐらいの強さの調整を施すのか。

去年の秋から暮れの一連の調整過程を

調教師がどう感じているのかです。

かなりズブくなったと感じたなら

新潟大賞典前からかなり強めの調整を施してくるはず。

ただ、仕上げ過ぎると後戻りは出来ないので

目標に置いてるであろう宝塚記念までの過程は注目している。

今までの仕上げを見ると

マイル仕様のムキムキに筋肉を付ける仕上げと

中距離仕様のスリムな仕上げと

自在に馬を作る手腕を持つ調教師なんで

いつも「今回はこっちで来たか」と見ていて楽しい。

最初の宝塚記念ではマイル仕様に仕上げてガス欠になったので

おそらくスリムな仕上げで来ると思いますが

新潟大賞典ではかなり余裕を持った太め

宝塚記念でビシビシ攻めて仕上げる感じかなと。

でも、去年の秋の感じを見ると2戦目でピークに持ってくるのは

かなり難しいかな……

まあ、秋に繋げるために仕上げ切れないぐらいでいいのかもしれない。

今月末の香港に招待されながら受諾せず

出走を見送って新潟にしたのは

今までと違って仕上げ切れないと判断したんじゃないかな。

おそらく去年上半期のステファノスなら受諾してたと思います。

 

 

4/4 藤原英厩舎
4日は軽めの調整を行いました。「少し休んでいたということもありますし、乗り出した後も慎重に馬の様子を見ていますが、特に反動はなくこの中間も順調に調整が続けられています。今朝は坂路で普通キャンターを乗りましたが、この感じであらばスムーズにピッチを上げていくことができそうですね。レースまではまだ1ヶ月ほど時間がありますから、焦らず今週末あたりから時計になるところを取り入れていこうと考えています」(藤原英師)5月6日の新潟競馬(新潟大賞典・芝2000m)を目標にしています。