陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

2018・誰がそんなに食べるの?島根の墓参り

 

毎年恒例の島根の墓参りに行ってきました。

墓が小高い丘の上にありまして

毎年、墓参りは墓への道筋の草刈りから始まります。

ブイーンと草刈り機で刈るわけですが

1年間放置した道筋には枯れた太い草やら

雑草がボーボーでたまにニョロニョロとした生物と出逢ったりします。

丘の入り口から墓まで100mほどの距離と

高低差が30mぐらいでしょうか。

自分はまだまだ大丈夫なんですが

親父は70歳半ばになり少しきつそう。

叔母は80歳ということで

今年は一気に上がれず初めて途中でひと息休みながらの墓参りでした。

数年前までの叔母は自分よりタフだなと思うぐらい元気で

みんな歳を取ったな……と毎年感じますが

今年は一層、そう思いました……

墓石を磨いて周りを掃除して

うちの家は神道なんでパンパンと二拍子してご先祖様にご挨拶。

どうか今年こそ欲しいお馬さんを買わせてください……

俺のお馬さんを勝たせてください……

などとは祈ってませんよ。


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山陰の海の幸をいただきながら

叔母や従姉妹とお互いの近況の話しをして

子供の頃、島根に帰省すると田舎の田んぼ道でカブを乗り回したり

叔父とロケット花火の打ち合い(お互いを狙って)をしたりで

隣家(と言っても300mぐらい離れてる)から苦笑いしながら

バイクと花火の音で牛の乳が出なくなったと言われたんだよとか

過去の悪事を掘り返されて謝罪と苦笑いの連続で……

あの頃は無敵モードで滅茶苦茶だったなと。

でもまあ、あの頃はみんな若くて元気で良かった……

叔父2人と祖父母は他界して

残された身内も年老いてちょっと寂しい感じにはなります。

最近は毎年、親父を車に乗せて島根に来ると思います。

親父をあと何回、連れて来れるかな……と。

帰り道に大山を見ているといつもそう思います。

宿はいつものように米子駅前。


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親戚とお別れして駅ビルの隣りにあるラーメン屋へ。

ラーメンの看板が意図的に反対向いてる店なんですが

特別美味しいわけではないんですが

何となくいつも寄ってしまいます。

ルーティンというか……何となくです。

一昨年までこの牛骨ラーメンが390円でしたが

今は450円です。

でも450円とクオリティは不釣り合いで

それで寄ってしまいます。

牛骨と鶏がらのダブルスープでちょっとしょっぱい味付けで

酒の後にちょうど良い感じ。

今度来たら味噌にしようとかいつも思うんですが

なんか毎年懐かしさで牛骨ラーメン食べてしまうんです……

ラーメン以外の他のメニューも凄く気になるけど

これを食べないと夏が終わらないみたいな感じで。

麺は加水率が少し高めの小麦を感じる中太縮れ玉子麺で意外と美味しいんです。

多分、来年も食べてしまうと思います……

大和という店なんですが米子駅に行くことがあればお試しください。

値段のバランスおかしくないか?って

メニュー見たら思う店です。

 

これとは別に

ホテルの真ん前に不味くて有名な店があるんですが

そっちもまた機会があればご紹介します……

ラーメンなのになんか甘いんです……

そして何故か不味いのに潰れないという……

 

こっち方面は味付けが濃いんですが

独特なのが醤油です。

好き嫌いがはっきりしますが

ハマる人はコレがないと生きて行けないってぐらいハマります。


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再仕込み製法の大正屋の甘露って醤油なんですが

醤油の塩辛い角がなくて甘いんです。

言うなればたまり醤油を濃縮したみたいな感じで

特に刺身に凄く合います。

今回は松江の違ったメーカーの醤油を叔母に教えてもらったんですが

それもやっぱり独特で美味しいです。

大正屋よりクセがなくて万人受けするかも。

もっと広報頑張れば売れるのにって店の人に言ったら

日本の都市部を飛び越えて最近海外進出したって言ってました……

おいおい……先に都市部じゃないの?……と返しておきましたが……

 

帰り道のお土産ツアーはまだまだ続きます。

山陰の人は気のいい人が多いです。

うちの親父もその1人です……

土産物屋さんでもとにかく試食は当たり前にあります。

あちこち方々に旅行に行くと土地柄、人柄は

土産物屋によく表れます。

毎年、墓参りに行くと帰る日に米子駅でお土産

アスパルっていう農協の産直で野菜のお土産

境港かアスパルの横の鮮魚店でお土産

最後にお菓子の壽城でお菓子というパターンなんですが

今年は米子駅がリニューアル工事中で土産物屋がしょぼく……

再来年には米子駅も生まれ変わるみたいですが。

山陰といえば、あご野焼きなんですが

米子駅で売ってるあご野焼きは

朝に焼いたものを売ってるので柔らかいんです。

今年はコレがないものだから親父も納得がいかない。

そこらのスーパーで売ってる固いのではダメなんです。

納得のクオリティのものを人様にお配りする。

どんだけ配るねん?ってぐらいあれこれ買いまくり

それを米子駅で揃えるのが親父流……

端から見てると親父が困り果ててるのは一目瞭然。

しばし対策を考えます……

これは米子空港ですわ。

去年、ちょっと興味本位で立ち寄ったんですが

米子駅と同等のクオリティのあご野焼きが置いてあったのは確認済みです。

山陰の定番の商品の品揃えも豊富。

寄ってみるとやはり柔らかいあご野焼きがあって

親父もご満悦でした……

ただ、かなりローカルな空港なんで米子駅より数は置いてません。

店は2階に3店舗ありますが

3店舗とも提携してるメーカーが違うようで

柔らかい焼きたてを数本ずつ置いてるだけです。

あご野焼きを買う時はムニムニと揉んで柔らかさを確かめるのです……

 

次に野菜。

親父が近所の知り合いの娘さんに送るとか。

東京のお姉ちゃんに送ってやると約束したと気合いが入ってました。

そりゃ産直で安くて新鮮かもしれませんが

送料とか輸送時間考えると値段も鮮度もどうなの?と……

まあ、本人がいいならいいんだけど……

案の定、「送料1000円かかったわ……」って言ってました(汗)

 

鮮魚はデカい鯖が3匹500円で売ってまして

なんか衝動買いしてました……

確かに新鮮で都市部ではあり得ないぐらい安いけど……

誰がそんなに食べるの?……と。

 

茄子やピーマンばっかり段ボールに2箱買ったり

なんやかんやで段ボール何箱買ってるねん……みたいな。

歳を取ると幼児化しますよね……

配るらしいですけど

誰がそんなに食べるの?