1番・レインデートの17【牡馬・22.5万円】
見た目に箱型の理想的な骨格のお馬さんです。
歩かせてみると硬くもなく及第点の動きはしますが
ちょっと全体的なインパクトは弱くて
特に前脚の稼働域がちょっと小さいのかなと感じます。
気になるのはそれだけなんですが
これだけ高額な上に自分にとっては結構重要なポイントなので
費用対効果というバランスで考えると
出資候補からは外れましたが
出資しても悪くはないお馬さんだと思います。
ディープインパクト産にしては筋肉質で
バネは感じますから良い方向に成長すれば
化ける可能性もありますが
同じディープインパクトを配した
牝馬と騸馬の上2頭があまり走ってないので
ちょっと重い感じの動きからすると
配合とか日本の馬場が合わないのかなと感じたりもします。
同じ配合でももう少し軽い動きの感じの仔が出た時が狙い目なのかなという印象。
2番・ミュージカルロマンスの17【牡馬・25万円】
動きとかは本当に文句なく良いお馬さんです。
流石、ディープインパクト産の高額馬です。
前脚の稼働域は広いし後ろ脚の踏み込みも完璧。
トップラインもいいし背中や首の使い方もいい。
ＤＶＤを見るとめちゃくちゃいいので最優先候補でした。
が、候補から外れた唯一の原因がサイズです。
確かに5月の遅生まれなんで成長幅はあると思うんですが
骨格のバランスとかを見ると
遅生まれでもあんまり大きくならないかなと感じるんですよね。
しっぽの感じなんかはまだまだチョンチョロとしていて
いかにも幼い感じを残してるので
本当にサイズがどれだけ大きくなるかに尽きると思います。
これだけ高額なので不確定要素を抱えて飛び込む勇気が足りない
ただそれだけなんです。
お馬さん自体は間違いなくいいですし
出資しても悪くないと思います。
動かしてみると流石に牝馬で20万円って感じです。
が、この血筋に共通してるのが背中の収縮力の弱さだと思います。
胴が長い形のお馬さんを出すお母さんなんですが
背中の収縮力という点では
2つ上のお兄ちゃんがちょっとマシだったわけですが
そのお兄ちゃんがやはりビュンと切れる感じがないんですよね。
そことの比較からするとどうなのかなと。
1つ上のお兄ちゃんはお父さんがオルフェということで
背中の感じや歩いた感じが違ったタイプに出て
最優先候補にしてましたが結局出資出来ず。
今年募集のこの仔に話しを戻すと本当に背中に尽きるわけですが
前脚の稼働域なんかは凄く大きくて
今年のキャロットクラブの募集馬の中でもトップレベルの
関節の柔らかさがあります。
踏み込みはやはり背中の長さと収縮力が相まって
今ひとつな感じです。
この価格からするとちょっと見送りかなと思いますが
成長次第で走ってきても全く驚けないと思います。
4番・サミターの17【牝馬・17.5万円】
これは先日、最優先候補として書いたので割愛。
動きからするとちょっとまだゴトゴトしてる感じはありますが
トモ高でかなり変わってくる雰囲気があるんですよね。
高い価格のリスクを凌駕する期待値があります。
成長幅の見込みに自信があるという個人的見解だけの最優先候補です。
