待ち焦がれて久々の空旅です……
実はここ2〜3日前に酷く体調を崩しまして
旅も危ぶまれる感じでした。
ですが、一定ラインまで薬などで持ち直しまして
何とか現在、関空に来た次第です。
仕事も出発当日に色々ありまして
早出の仕事も片付けられないまま
遅出シフトになすり付ける形で逃げるように帰宅。
すみません……
数日、体調が悪く全く荷物も用意してない状態でしたので
帰宅して慌てて荷物をまとめて
いつものように絶対何かを忘れてると思いながら
パスポートとクレカ、最小限の現金と
下着や衣類、あとモバイル系一式と充電器。
これだけあればあとは何とかなるだろうと
自家用で高速に乗って関空まで来ました。
少しラッシュに引っかかって時間は食いましたが
18時過ぎにはターミナルに入りました。
エミレーツ航空のファースト、ビジネスチェックインカウンターは
G10と聞いてたので行ってみるとまだ無人。
インフォメーションでカウンターのオープンは何時か尋ねると
20時ってことでどうしようかな……と。
今回はプライオリティパスの威力を試そうと
プライオリティパスを所持してると
3400円分まで無料で飲食できるという
ぼてじゅうに行ってみようと決めてたのですが
航空券がないとプライオリティパスを提示してもダメだろう……と。
かと言ってカウンターオープンまで2時間待つのもダルいし
閃いたのがメールで届いたオンラインチェックインの画面を見せてみて
どうにかならないかな?と。
ダメ元でぼてじゅうまで行ってみて
入り口の店員に尋ねてみました。
チケットが手元にないんだけど
間違いなく搭乗はするのでオンラインチェックインの画面とプライオリティパスで利用出来ますか?と。
すると、本来はチケットとパスの提示が条件なんですが
次回から両方の提示をお願いします……
ということで入店。
着席するとプライオリティパスをスキャンして読み込む端末をテーブルまで持ってこられ
飲み食いする前にプライオリティパスの所持者か本人確認。
それから通常にオーダーを通してもらいました。
混んでいたので事前に提供に30分ほどかかると言われていまして
すぐにビールは運ばれてきたものの
なかなか料理は来ませんでした。
チビチビとビールを飲んで
ジョッキの半分ぐらいなくなったところで
ようやく串カツが来ました。
左からエビ、イカ、しそササミ、豚、牛
これでビールがなくなりました……
〆のお好み焼き?
確かに提供に30分かかりました。
左のテーブルのギャル2人組の会話を盗み聞きしながら待ちました。
話しの内容?
それは言えません……
なんか一番高いお好み焼きと
調子に乗って串カツまで頼んだんですが
ビールと合わせて3510円になってました。
プライオリティパスのカバー出来る金額は3400円までなので
110円足が出たのでそこは自腹になります……
足が出た110円をカードで切ろうか悩みましたが
店員さんも面倒だろうと思って現金で払いました……
そうこうしてるうちに時間は19:30。
なんとなくいい時間になったので
喫煙所に寄ってからチェックインカウンターへ。
まだ時間も早いせいか
超大型のA380のチェックインにしては人も少なめ。
ファーストのカウンターに進んでみます。
機内に持ち込めますか?と荷物を見せてみると
全然大丈夫みたいでした。
一応、中身がわからないので
重さだけ計られましたけど。
サクララウンジを利用出来ますが場所はご存知でしょうか?
と尋ねられましたが知らないけど
狭い関空ならすぐにわかるだろうと
知ってます……と答えると
そうですよね☺️と
一応、ラウンジまでの地図を手渡され
JAL初心者とは知らないお姉さんにニッコリ言われました……
誰も並んでないファーストレーンを通ります。
保安検査を抜けると自動化ゲート。
パスポートをスキャンして
顔認証だけなのでスムーズな出国。
随分進化しましたよね。
カードラウンジの金剛があります。
入ったことがないので覗いてみました。
広くはないんですが時間帯のせいか
自分が入った時は誰もいませんでした。
後から数人入ってきましたが
あんまり落ち着かないラウンジですね……
本当にソフトドリンクだけの簡易なラウンジです。
受付のお姉さんもあんまり愛想良くない感じで……
そういうわけで冷やかしただけで出ました……
食べ物は同じ関空のANAよラウンジより少し充実してる感じです。
広さも若干ANAより広いかも?
というか21時前に入室したんですが
この時間帯物凄い人でした……
ただ、そんなにというか全く?煙たくない喫煙室はガラガラで
館内放送でも奥の部屋(喫煙室)をご利用くださいと。
でも誰も入ってくることなく
それはそれで快適でした。
そんなに関空からの出発便って多いのかな……と。
ただ、JAL以外にも提携航空会社の便であれば
サクララウンジを利用するわけで
早く空いてくれないかなと出発便を調べると
22時前にハワイ便があったんですね。
利用客層を見ると30歳前後ぐらいのお姉ちゃんが多い感じだったので
21:30ぐらいになれば一気に空いてくるかな?と。
思惑はドンピシャでハワイ便のアナウンスが始まると
一気に人がいなくなりました。
でも、自分が搭乗するエミレーツ航空のドバイ便の出発に向けて
また次第に人が増えてきました。
ただ、客層はハワイ便と全く違っていてシニア層中心。
自分など若いぐらいで……
で、カレーです……
ビールに串カツにお好み焼きを食べてまだ食うのか?という感じですが
やっぱりANAとどう違うのか比較したくなります。
一口食べてみるとANAよりマイルドな感じがします。
が、後から来るタイプですね。
どっちが好みかは人によると思いますが
自分はANAかな?と。
どちらも肉がゴロゴロ入ってますが
お互いしのぎを削ってる感じでしょうか。
カレーでも負けられん!みたいな。
いよいよ夢舞台
エミレーツ航空ファーストクラスが目前に。
これに乗ると決めて1年かかりました……
でも信じて努力すれば夢は叶います。
紆余曲折ありましたがようやく……
分不相応だというのは自覚してるので
真っ先に搭乗するのではなく
少し奥ゆかしくビジネスクラスの利用者と混じって搭乗……
機内に入るとめちゃくちゃハイテンションのチーフパーサーらしきクルーに出会します……
ラブリーフライト?
プレゼントフライト?
おじさんの言葉に色々と想像しましたが
席まで案内されるととりあえずドンペリを振舞われました。
駆けつけ3杯いただいたんですが
底無しか?と思われたのか
ボトルごと置いておきましょうか?(笑)と言われました……
早速プレゼントフライトです……
シート横にはミニバーがありまして
ボタンで開閉出来る扉を閉めると
完全にプライベートな個室になります。
これなら屁をしても鼻くそをほじくっても大丈夫です。
エミレーツ航空ファーストクラスシート周り
身体のサイズを尋ねられて
かなり大きなアメニティバッグも配られます。
バッグの中にブルガリ製品が色々入ったアメニティポーチや
他にスリッパ、パジャマ、アイマスク等
高級品がたくさん……正にこれもプレゼントです。
シャンペンを楽しんでいると
デーツとアラビックコーヒーが運ばれてきました。
まだ離陸もしてないんですけど……
前のテーブルの引き出しには手帳とボールペン。
入国カードの記入にボールペンがなくて困ることがありますが
これも一式プレゼントで頂いてしまいます。
メニュー表が配られまして
扉を閉めて完全に酒浸りモードに入ります。
食べ物も酒も好きなタイミングで好きな物を好きなだけ提供してくれます。
物凄い奥深い複雑な味わいのウイスキーで
高いしあまりそこらで見かけないんですが
ダルモアあるじゃねーか!とオーダーしてしまいました。
うめーっ!!
12年物とかはたまに見るんですけど
キングアレキサンダーⅢはやっぱり凄い。
1本2万円ぐらいのボトルが色々あって
逆に安い酒がありません……
酒を飲む人にとって正に
ラブリーフライト、プレゼントフライト……
出発当日は早出の仕事で朝4時に起きてから
寝ずにここまで来ましたが
酔ってきて眠気MAXですが寝てる場合じゃないです……
搭乗すると色々尋ねられて
サービス攻めになるわけですが
その1つ、エミレーツ航空ファーストクラスといえば
有名なのが上空40000フィートの天空のシャワールーム。
シャワールームはトイレも兼ねてまして
シャワーを浴びる時間をすぐに尋ねられます。
つまり、時間指定するとトイレごと
その時間は貸切状態になります。
自分は到着2時間前にシャワーを使うと指定しました。
指定時間まで流石に5〜6時間ほど寝たんですが
シートをフルフラットにして
敷き布団、かけ布団に入って寝ると
うっすら寝汗をかきます。
それを見越して到着2時間前を指定しました。
シャワーを使えるのは全開に使用して5分。
残量はこんな感じでわかります。
当然のようにブルガリのアメニティが用意されてまして
自分の場合はメンズのアメニティで統一されてました。
天空のシャワーを満喫して席に戻って
Tボーンステーキのコース料理をオーダーしました。
搭乗して1時間強は高級な酒を飲んだくれ
ちょっと寝るとあれだけ食った後でも腹は減ります。
前菜にキャビアを選びましたが
流石に臭みのない上質なキャビアでした……
今まで何度かキャビアは食べたことがありますが
キャビアってそんなに美味いか?というのが自分の中の認識でした。
が、キャビアは美味いんだな……と。
Tボーンステーキも筋のない赤身で
香味ソースと合わせて当然美味かった。
食べ終わると時間は到着1時間前。
ドバイ時刻で午前5時前です。
ドバイに到着すると入国手続きですが
世界一巨大な空港ですから
イミグレまでが異常に遠い……
なんせ、ターミナルが縦に並んでいてターミナル1つ1つがデカいので……
イミグレに向かうエレベーターまでの移動の様子を動画撮影しましたが
そこまでで12分以上かかってます。
エレベーターで階を移動して
更に先のイミグレまで移動するわけですから移動距離は大変なものです。
ドバイは入国カードが必要なかったです。
ファーストクラスの専用レーンを使用しましたが
何も尋ねられることなくすんなり通過。
ドバイ降機からイミグレに向かうエレベーターまで
手荷物は預けてなかったのでピックアップの時間ロスはなく
税関も止められることなくパス。
荷物が大きかったり多かったりすると止められたりしますが
機内持ち込みサイズのバッグ1つだったので。
で、ドバイに到着すると
なんだか香水のいい匂いがします……
中だけではなくタバコを吸うために
ターミナルの外に出てもなんだか……
時間は7時ぐらい。
ここから半日ほど観光して
17:15発の便でオマーンを経由してカイロに向かいますが
カイロまではオマーンエアのエコノミークラスです。
時間に余裕を持って遅くても14時には空港に戻るつもりで行動します。
最終日はまた16時ぐらいにドバイに戻ってきて
夜のドバイ観光を考えてましたから
この初日の観光は昼の部と考えて
約6時間ほどで戻ってくるイメージで。
ここまではファーストクラスの恩恵で全く問題なく来ましたが
日本語しか話せない自分にとって
ここから前途多難なことは目に見えてます。
タバコを30分ぐらい吸い溜めして準備万端。
何があってもどうにかなるさ……と
何も決めずにとりあえずメトロの駅に向かいます。
とりあえずトイレだけ済ませて街に出ようと……
ドバイ国際空港喫煙所からトイレ