前回の空旅から待つこと2ヶ月……
めちゃくちゃ久しぶりに搭乗の日を迎えました……
いやぁ……この日が来るのは長かった。
悪戦苦闘が続いた4月、5月の仕事をこなしながら
何度離陸する飛行機を見上げたことか……
やはり、毎月乗らないと体に悪い。
とはいえ、淡々と仕事をこなしていれば
必ず予約日はやってきます。
自分にとって職業柄、大型連休=悪
そうそう認識でして
ようやく今年のGWの10連休の悪から抜け出した5月の末。
晴れ渡った空の下、6時過ぎに後輩くんを自家用でピックアップして
伊丹空港までやってきました。
恒例になった2泊3日の北海道視察ですが
今回のメンバーは5人。
いつものように新千歳で腹黒い方々と合流することになってます。
東京から1人、仙台から1人、関空から1人
で、伊丹から我々、ホワイトな2人という内訳になります。
今回は後輩くんが3日間初参戦しますから
黒く染まらないように見張るのが大変な視察になりそうです……
自家用を貨物ヤード付近の駐車場に置き
2階のプレミアムチェックインに向かいますが……
プレミアムチェックインがなくなってました。
最近、伊丹空港はリニューアル工事が段階的に進んでまして
来る度に何かが変わっていきます。
で、今回は今まで2階にあったプレミアムチェックインが姿を消してたので
また1階に降りてチェックインしてから
2階の保安検査を受けることになりました。
普通の単純往復の予約ならマイレージクラブの自分のバーコードを出して
それで何もかもスルー出来るんですが
国際線特典航空券で複雑な予約をしている今回のケースは
大概スムーズにいかないのは過去の経験からわかってるので
カウンターで紙ベースの航空券を発券してもらう必要があります。
この複雑な特典航空券の発券作業がなかなか地上スタッフ泣かせというか
スムーズにいかないものなんですが
最近は自分みたいな輩が増えてきたのか
発券作業が随分とスムーズになってきました。
去年辺りは10分、20分待たされることがザラにありましたが
今回も数分で無事に発券作業は終了しました。
リニューアルしてから初めて利用したんですが
なんか以前の方が個人的には良かったかな……
色調とかは明るくなってますけど
黒と青のカッコいい感じが良かったです…。
間取りも何かね……
喫煙室も狭くなってしまったし
色々と以前の方が良かった……
8:30発のANA771便。
機材は787です。
普通は出発15分ぐらい前に搭乗開始になりますが
今回は修学旅行の団体が乗り合わせていて
20分前に搭乗が始まってました。
15分前に搭乗口に行くと
既に優先搭乗は終わっていて
修学旅行の団体がゾロゾロと機内に入っていく最中でした。
いつものように窓側の席だったので
早めにと思ってたんですけどね。
過去に何度も北海道視察には行ってますが
実は伊丹から札幌に飛んだのは初めてです。
今まで神戸から飛んだのがほとんどで
一度だけ関空から飛んだことがあります。
神戸も関空も姫路辺りまで西に向かって
そこから丹後半島辺りまで北上し
苫小牧辺りから北海道に入って
新千歳を一旦通り越してUターンして北側から新千歳にアプローチするのがパターンです。
が、伊丹からの航路はどうでしょう?
神戸や関空から飛ぶのと同じかなと想像してましたが
実際は違いました。
同じ関西圏の空港でも伊丹はちょっと異質で
大津から岐阜を通って富山湾の南から佐渡島まで抜けてきますね。
↑↑↑の画像は上が機窓から富山湾が見えたところ。
手間に雪を被った山が見えますが立山連峰でしょう。
下の画像は佐渡島。
↑↑↑の動画は新千歳へのアプローチを撮ってみました。
今まであちこち行ってブログにも上げた動画は
面倒くさかったので簡単にURLを貼り付けただけでしたが
気付かなくてスルーされるのかイマイチ、アクセスが伸びない感じなので
今回から丁寧に貼ってみることにしました。
まあ、離着陸は興味ない方が多いでしょうけど……
左旋回から最終の着陸態勢に入って
4:35ぐらいにレンタカー屋の集合エリアを通過
そこを過ぎるとすぐに着陸です。
6Aに座ってましたから駐機後にボーディングブリッジが迫ってきます。
それにしても初めて利用した伊丹便はいいですね。
航路にロスがなくて何もなければ予定より随分早く着く感じです。
はちさんは先に到着済みで30分ほどお待たせしました。
それから30分ほど遅れてかっちゃんが到着。
オリックスレンタカーの送迎バスで店舗まで向かいます。
今回、画像撮るのを忘れたんですが
ステップワゴンをお借りしました。
1500ccターボのエンジンを積んでますが
高速道路で100km/hから追い越しで加速するときに
ちょっと苦しいかなと思った以外は
全然2000ccと比べても遜色なかったですね。
昼前にノーザンホースパークに移動して
K'sガーデンで昼食。
なんか久しぶりに自分お気に入りの
とろとろハンバーグのセットを食べた気がします……
でも、以前はもっと色々な野菜が
ザク切りでゴロゴロとシチューの中に入ってたような……
今回はジャガイモがやたら多くて
こんなんだったかな……と。
値段も2200円に値上がりしてるし……
K'sガーデンには色々と関係者が
会議や商談を兼ねて食事に来ます。
メディアによく出る有名な調教師や馬主も普通に来るので
毎回、今日は誰が来るかな……と密かに楽しみなんです。
今回の北海道視察の初日の予定は
13時から社台SSの種牡馬見学と
15時からの追分リリーバレーの見学。
まずは社台SSに向かいますが
牧場は火気厳禁なので
必ず牧場に入る前には手前でタバコタイムのために5〜10分停車します。
で、社台SSとNF早来に行く前に
道路脇に止まってタバコを吸う場所があるんですけど
歩道の路肩がちょっと崩れてました。
亀裂が道路を横断していて
空港付近はあまり影響が見えないんですけど
早来辺りからこういう光景が広がってきて
追分から更に山の中に入るとあちこちで山が崩れてます。
付近はまだダンプカーが頻繁に行き来していて
舗装路だった道がまだ砂利道だったりで
あまり巷では知られてませんが
震源域ではまだまだ復興が進んでません……
で、いつもの定位置で車を止めて
後輩くんと道端でタバコを吸ってたんですよね。
いつもは喫煙者は自分だけなので肩身が狭いんですけど
今回は2人なので気兼ねなく……
そしたら何かの気配というか視線を感じたんですよ……
山の中から……
気のせいかな……と思いながら
山の中の様子を目を凝らしてみると……
鹿……いました。
↑↑↑↑↑の画像の中に鹿がいるのわかります?
木の枝の間にいます。
画像では1頭しか見えないですけど
すぐ後ろにあと1頭いました。
彼らはじっとこちらを見つめて目線を逸らしません。
野生ですから寄っては来ないし
変な動きをしようものなら一目散に逃げ去る構えですね……
というか、熊じゃなくて良かったです……
今年も社台SSにやって来ました。
秋はスルーして見学しなかったりしますが
春は大体立ち寄るというか
毎年、知らないうちに種牡馬を輸入してたり
勢力図や馬房の位置が変わったりしてますから
見ておいた方がいいかなと。
G1を勝ちまくった錚々たる面子が集結している社台SSですが
ポカポカ陽気の昼下がり
広々とした馬房を与えられた名馬達は
各々の馬房でのんびりしてたり
カリカリしてたり厩舎棟で覇権を争ってたり……
こちらは種付けを終えて厩舎に戻ってきたジャスタウェイ君ですね。
ちょっと興奮気味にシッポを振りながら
スタスタと速足で戻ってきました。
種付けシーズンも終盤ですから
疲れ気味になりがちですけど
彼はまだまだ元気いっぱいのご様子です。
ちょっと眠い感じのキタサンブラックが
馬房の中でじっとしてました。
正面のこの角度から撮ったので
可愛らしく威圧感を感じませんが
実際に見るとめちゃくちゃデカいです……
エピファネイアは悪いことをしてやろうと
なんとなく殺気を漂わせてます……
いつも通り元気そうですよ。
スタッドインすると各々の馬房の他に
各々の放牧地を与えられます。
今シーズンも種付けをお休みしているキンカメ君がのんびり過ごしてました。
後継のロードカナロア君がいい仔をたくさん作ってくれているので
もう御隠居態勢に入ってる感じですね。
目の上に傷を作ってたのが気になりましたが
誰かと喧嘩でもしたんですかね?
喧嘩できる環境とも思えないので
自分でぶつかって作ったのかな?
今回の社台SS見学でニューフェイスを発見しました。
アメリカからやってきたマインドユアビスケッツ君。
お父さんはポッセさん。
ポッセさんと言えば……
シンコウのラブリーさんがポッセさんの仔じゃなかったですかね?
違うかったかな?
でも、世代が昔過ぎるので違うかも……
去年の社台SSの見学の時に
ドレフォン君がニューフェイスでスタッドインしてたんですけど
そのドレフォン君に一度も先着出来ずに
後塵を浴び続けて現役を引退したのが
このマインドユアビスケッツ君。
ドレフォン君はスタートからバア〜っと前に行って結果を出すという
まあ、アメリカ競馬はこうやらないと勝てないよねというタイプの競馬をする馬。
対してこのマインドユアビスケッツ君はダートでは不利な差し追込み馬。
徐々にギアを上げていって直線でドレフォン君に届かない……
そういうタイプ。
ただ、大きなコースで直線が長いコースではG1をいくつか勝ってる。
ドバイのゴールデンシャヒーンとか。
なので、案内してくれたスタッフの方は
日本の競馬場には合うかも?と。
馬房ではソワソワしてじっとしてないマインドユアビスケッツ君。
ちょっと面白い種牡馬かもしれませんよ。
15時からは追分リリーバレーで
はちさんのお馬さんを1頭見学。
昨秋に見学に来た時は事務所もダメージが目立ってましたが
事務所や施設は見た感じ修理が済んだように見えます。
禁煙車で一気にノーザンから市内にノンストップで移動するのは地獄なので
必ず輪厚PAでストップします。
輪厚PAではいつもの牛乳ソフトをいただきます。
濃厚なのに後味がさっぱりしている逸品です。
30分ほど休んで今度は一気にホテルまで走ります。
ホテルのフロントに着いたのは17時ぐらいでしたが
フロントではちさんがお姉さんを困らせてました。
ホテルに向かう途中で着く直前に2日間の部屋を取り直したようで
ネット予約の処理があまりに直前だったため
フロントが把握出来てなかったようでした。
随分とお姉さんが困ってる様子だったので
お姉さんを助けてあげようか悩みましたが
ややこしい人の仲間と思われると困るので
そっと他人のふりをして部屋に入りました。
とりあえずフロント集合は18時ということで……
まずはだるまでジンギスカンから攻めてみます。
並のジンギスカンと上ロースを1人前ずつ注文して
かっちゃんとシェアしてニンニク大量投入していただきます。
安定の美味さ……さすがだるまです。
1人前で止めるのは辛いですが次がありますから
ここは手綱を引いて我慢します……
これだけニンニクを入れると
口の中が痛くなるぐらいニンニク辛くなります。
ニンニクは飴色に見えますが
実は生に近いニンニクなんです……
着席すると店のおばちゃんが勝手に
ジンギスカン鍋にゴロゴロとタマネギと白ネギを投入してくれますが
これがいつもなかなか焼けない……
肉はすぐに無くなって最後はタマネギばっかり食べる感じになります。
肉の追加を注文しないので
おばちゃんが早く出て行ってくれみたいなオーラを出し始めますが
タマネギを完食して退店します。
2軒目は店を探してウロウロするのもアレなので
安易に魚のあんよに入りました。
以前はもっとコスパが良かったと思うんですが
なんだか最近はそうでもない気がします……
そろそろもっと他の店を開拓していこうと思います。
はちさんはここでホテルに戻って3人でラーメンを攻めます。
今回の店は北一さん。
札幌に通うようになって初期の時期に入ったことがあります。
当時はオーソドックスな札幌ラーメンという印象が残っていて
そこそこ濃厚で悪くないと感じました。
その後、両親と札幌に来た時に
父親が夜中にラーメンが食べたいというので
ホテルから近いこの店に行ってみろと勧めたことがあって
帰ってきた父親の感想が薄くて美味くなかった……と。
結構濃いめだと記憶してたので
おかしいな……と思ってましたが
今回、たまたま通りかかったので再訪してみました。
かっちゃんが普通の味噌を注文したので
それで当時との違いを確認出来るな……と。
赤味噌はまあまあ美味しかったですが
かっちゃんが注文した味噌が当時のビジュアルとは違う感じでした。
見た目に薄そうです……
感想はやはり薄かったそうで……
やはり進化はいい方向ばかりではないんですね……
日頃の疲れが溜まってるので
案の定、部屋に戻ると朝まで気絶してしまってました……