陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

2020・チェンナイの旅・その1

 

めちゃくちゃ遅くなりましたけど

明けましておめでとう御座います🎊

 

えーと、実は年末からちょっと体調崩してました……

年明けから仕事を少し休むぐらい寝込みまして

仕事始めは6日から……

まあ、ゴールデンウィーク前辺りから激化していた仕事ですが

約8ヵ月……地獄のような日々を耐え抜き

ようやく年末に状況が改善されたわけなんですが

限界だったのか気が抜けたのか

年末に風邪をひきまして

そこで一気に溜まっていた悪いものが吹き出したような感じで……

当然、年末から酒も飲まず

結局、年明け15日に今年初めて飲みに行って

軽くビール3杯とハイボール2杯に抑えたんですけど

やっぱりちょっと体が拒否反応をする感じで……

で、そこからまた徐々にではありますが

回復へ向かってる感じです。

 

そんな感じで仕事はかなりマシな状況に戻ったんですけど

ブログを書く時間はカットして

静養と読書など自己研鑽に時間を充てて過ごしてました。

というのも年末にチェンナイ行きのスケジュールを組んでまして

そこまでには体調をある程度戻すよう努力してたわけです……

 

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2020年、最初の空旅はこんな行程で

珍しく1回完結型です……

1回完結型とは言っても最終日は成田から真っ直ぐ帰らずに

謎の福岡寄り道という行程。

帰国して翌日から仕事なので

早めに帰宅して仕事に備えようと思ってたんですけど

成田に7:25に着いてそこから関西に戻る程よい時間の便がリストアップされなくて

成田発だと18時ぐらいまで待つ必要がありまして

それだと伊丹着は19時過ぎ……

成田から羽田までリムジンで移動すると早く帰れますが

リムジンってめちゃくちゃ高い……2人分となると正にぼったくり。

必要マイルが同じなら

それじゃどこか経由して帰ろうかと模索すると

福岡に寄り道しても成田で18時まで待つより早く帰れるよね……ってことで

ラーメンでも食べる?てな感じで。

 

でもまあ、行く前から

ちょっとキツいんじゃないかな……と

うっすらとは感じてます……

成田まで8時間ぐらい飛行機に乗って帰ってくると

もう真っ直ぐ家に帰りたいような状態になってるんだろうな……と。

成田から先、福岡経由の行程は

もしかしたら拷問みたいなものになるかもしれません……

 

 

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朝6時過ぎに自宅を出発して

自家用で向かったのは伊丹空港

6時半には到着して1階のチェックインカウンターは大混雑……

プレミアムチェックインカウンターもそこそこ順番待ちが見受けられたので

直接2階のプレミアムチェックインカウンターへ。

2階のプレミアムチェックインカウンターは想像通り順番待ち無し。

ただ、保安検査はある程度の待ち時間が必要で

こんな場合は一般レーンの一番端を開放してバイパスしてくれます。

 

NH2176の搭乗時間前

特にストレスを感じるような混み具合でもなく

ラウンジはいつもぐらいの混み具合でした。

体調が完調ではないので

試しにビールを1杯……

とりあえず大丈夫な感じ。

 

 

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いつものNH2176に搭乗。

風も強くなく空は穏やか。

特に変わりないいいフライトになりそうです。

座席は13A。

本当はもう少し前が良かったんですけど

生憎、離陸して旋回する時に自宅周りを見下ろせる左窓側の席に空きがなく

13列目が精一杯だったんです……

ということで翼の付け根で

エンジンがかなり視界を遮ります……

あまり自宅周りが見えないな……

 

 

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そう思いながらプッシュバックが始まって

外を眺めていると……あれ……

なんかいつもと様子が変だな……と。

↑↑↑↑↑の画像は滑走路に向かってタキシング中の画像なんですが

この画像を見て『あれ……』と思われた方はなかなかツーな方かも。

 

 

 

 

はい。

今回の成田までのフライトはいわゆるワンフォー。

逆ランだったんです。

伊丹空港は通常、北向きに離発着するんですけど

今回は南向きの離発着。

台風とか風向きが悪い時に珍しくワンフォーになることがありますが

地元民は飛行機が逆向きに離発着してるのを見ると

天候が悪くなるという認識があります。

何でこんな穏やかな天候でワンフォーなんだろう……

そう思ってると後に成田に着いてから会社の同僚からLINEが入ってまして

点検でワンフォーをたまたま使用したそうです。

 

 

 

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ワンフォーを使用したことで

離陸後に大きく旋回する必要もなく

軽く機首を左に捻って成田に向かえますから

航路のロスも少なく

離陸して5分ぐらいで琵琶湖の南端の大津辺りが見えてきました。

車だと小一時間かかりますが飛行機早っ!って思います。

 

20分もすると富士山。

早っ!

 

 

 

 

関東に差し掛かると段々と天候が悪くなり

着陸前は少し揺れました。

前回、杭州に行ったとき

このタイミングでパスポートが座席の隙間に落ちたのに気づいて大変だったので

パスポートを持ったまま寝ないように

今回はちゃんと気をつけました……

というか寝ましたけど

手に持った状態では寝なかっただけですけど。

 

 

 

 

 

 

今まで、2回インドに行って困ったことがあります。

今回は3度目になるんですけど

流石に3回目にもなると学習するもので……

過去の空旅の記事を見てもらえるとわかりますが

実はインドって街中でアルコール類の調達が至難の業なんですね。

街中ではコンビニは皆無で

小さな商店はあちこちにあるものの

アルコールを売ってるのはまず見かけません。

なので、アルコールは日本で調達するのがベストなんです。

とはいえ、保安検査で液体の持ち込みが厳しいので

保安検査後の制限エリアで調達する必要があります。

さて……アルコールを売ってる店が制限エリアにあるのかどうか。

当たり前ですが免税店でちょっと高価な日本酒や焼酎、ウィスキーやブランデーなどはありますけど

嫁はビール一筋の人なので

ビールが欲しかったんですけど

このビールが意外と難しいんです……

かなり探し回りましたが

諦めかけた時に見つかりました。

 

実は国際線乗り継ぎのパスポートコントロールを抜けてすぐ右手の土産屋にありまして

そこを一旦見過ごして通り過ぎて

もう諦めよう……って戻って来たときに

ビールがあるのを見つけたんです。

自分は日本酒か焼酎、ウィスキーでも酒なら何でもいいんですけど

こういう時、1人の方が楽だな……と思ったりします。

 

 

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ビールを無事調達してANAラウンジへ。

毎回、変わりない画像ですみません……

まず、カレーと蕎麦はマストなんです……

インドに行けばカレー三昧なのは承知してますが

仕方ないんです……

いつもあったはずの焼きそばがなく

あんかけチャーハンが新しくラインナップされてたので

それで許してください……

あと、インドではしばらく生野菜が食べられないと思うので

生野菜はおかわりして大量に補給しました。

あ、ANAラウンジの稲荷寿司は意外と具沢山で美味しいですよ。

 

 

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いよいよチェンナイ行きNH825に搭乗。

機材はB787です。

搭乗率は7割ぐらいだったでしょうか。

エコノミーのシート配列は3ー4ー3。

3人掛けシートに嫁と2人座ると

隣に誰も来るな!と祈りました。

通路側に他人が居ると居ないとでは

トイレなどへの出入りの自由度が全く違いますから……

祈りは通じて通路側は空席でした。

なんせ、行きは向かい風で10時間近いフライトですから

全くトイレに立たないわけにはいかないので

隣の空席は有り難かったです。

飛行ルートを見るとコロナウィルスで話題沸騰中の武漢の真上を通る感じになってます。

まあ13000フィート上空までウィルスが飛ぶことはないので大丈夫なんですけど。

 

 

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離陸して1時間程で機内食が配られます。

さっきカレー、蕎麦、チャーハン、稲荷寿司と

炭水化物のオンパレードを堪能してまだ食べます。

魚のトマトソースとチキンカレーの二択。

昔と比べるとバランスとか当然味も随分改善されましたが

それでもなんか炭水化物は相変わらず多め。

まあ、沢山食べる人を基準に考えるとこうなるのかな。

機内食って上空で温め直すわけですけど

温め直すと魚料理は残念ながら魚臭さが立ちますね……

カレーは風味が落ちて粉っぽい香りが立ちます。

エコノミーで贅沢は言えませんけど

もうひと押しって感じですね。

でも、本当に良くはなってきてるんですよ。

 

デザートはハーゲンダッツ

搭乗前、周りのサラリーマンが

チェンナイ線ってハーゲンダッツ出るらしいよ!

楽しみだね〜

ってな会話をしてたんですけど本当でした。

ただし、提供時はカチンコチンでスプーンが入りません……

上空の外気ってマイナス40度とか極寒の環境ですから

冷凍設備も外気に頼ってるんですかね?

 

 

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機内食を下げてもらって

しばらくすると機内は消灯。

おやすみモードになります。

日本時間でまだ昼過ぎですが

とりあえず1時間ほど昼寝をしましたが

これ以上寝ると昼夜の感覚が狂いそうなので

映画でも見ることにしました。

自分はあまり機内で映画とか見ないんですけど

あまりにも時間が余るので

久しぶりに見て時間を潰そうかなと。

機内後方に行くとスナックコーナーがあるので

飲み物とスナックを

おかわり、おかわり、おかわり

しながら2本見ました。

気兼ねなく通路に出れる幸せ……

離陸から6時間ぐらい経過してましたかね……

 

 

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映画を2本見たところで

機窓から下を見下ろすと地形が面白いな……と

見入ってしまいまた。

これがミャンマーの北部の地形で

これはまあよく見かける景色ですけど

 

 

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これがミャンマーからインドの国境付近。

南北に無数の筋状の山の連続。

どうやったらこんな地形になるのだろう……

この辺りはミャンマー、インド、バングラデシュの国境が入り乱れてる地域。

というか、インドが不自然に食い込んでるんですけど

ミャンマーのスーチーさんが頭を悩ませてる

ロヒンギャ問題の舞台がこの辺りなのかな……と。

 

 

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そこからでっかい川なのか湾なのか

川と中洲みたいな景色がしばらく広がります。

これがガンジス川か……

バングラデシュチッタゴンからインドのコルカタ辺りまで

かなりのエリアに渡る

壮大なガンジス川の河口の姿に圧倒されました……

 

コルカタから完全にインド領空に入りましたけど

まだチェンナイまで3時間かかります……

 

 

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遠くに山脈らしいものが見えます。

ヒマラヤ山脈ですね。

エベレストを探しましたが

稜線のギザギザは遠くから何となくわかりますが

8000m級の山の連続でどれが一番高いのかわかりません……

とりあえず、どれかがエベレストで

とにかくエベレストは見たと思います……

 

することがないのでもう1本映画を見ることにしました。

 

 

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3本目の映画を見始めたらすぐに

機内の照明がついて軽食が配られました。

ナントーストの生地にポテトサラダがトッピングしてあるものでした。

不味くはないけど美味しいとも言えない感じ……

小腹が空いた腹を満たすには悪くないかも。

この時は日本時間で19時ぐらいで

チェンナイに着くのは日本時間の21:30ぐらい。

日本時間の23時ぐらいにチェンナイ市内で晩飯食べる感じになるので

完食しておいて丁度いいかなと。

 

 

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ここからチェンナイの時間にスイッチしてみます。

チェンナイ到着は18時ぐらいということで

着陸態勢に入ったのは夕刻です。

高度を下げ始めると雲上の景色は

神が住んでる……という

雰囲気と色彩……

 

 

 

 

スゲ〜……

って思ってると

CAさんの機内アナウンス。

↑↑↑↑↑の動画にアナウンスが収録されてますけど

チェンナイでは上空、空港施設での写真撮影はNGだそうです……

でも、空港施設とか軍人さんがそこら辺にいますが

スマホで撮影しても何も言われないし止められません。

でもまあ、どおりでチェンナイの空港の情報って

検索しても情報が薄いんですね……

 

 

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ほぼ定刻にチェンナイに到着。

実際に飛んだ航路はこんな感じでした。

いやぁ……長旅でした……

でも日中のフライトだったし

映画見たり退屈は凌げたので

思ったほど疲れは感じませんでした。

 

スポットへタキシングする途中

機窓から見えるのはエアインディアが並ぶ景色。

インドに着いた……って思います。

 

 

 

 

 

チェンナイ国際空港に到着。

国際線の到着ターミナルは第3ターミナル。

施設はちょっと古い感じでパスポートコントロールまでの動線

↑↑↑↑↑の動画を見ていただくとわかりますがシンプル。

パスポートコントロールまでは仏教なのか

ヒンズー教なのかやはり宗教色が強く

銅像がたくさん並んでいます。

インドの宗教は日本とは桁違いに歴史が古く

紀元前2000年ほどまで遡ります。

バラモン教が起源となりそれがヒンズー教になるわけですが

仏教の起源もインドというのは有名な話し。

さらには地政学的に中東とも近い土地柄イスラム教も入ってたり

当然、キリスト教も。

最近はイスラム教の弾圧を巡って

つい到着1〜2日前にはここチェンナイでも暴動が起こったりしてました。

日本では宗教や人種による問題はあまり表に出ることはありませんが

外国に出ると当たり前のように肌で感じることがありますし

日本人が如何にそういう事柄に疎いのかがよくわかります。

 

 

 

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チェンナイ国際空港の第3ターミナルは

本当に何もないです……

到着ロビーに出ると小さな売店が数件ある程度。

ターミナルから外に出ても周りには何もなく……

とりあえずタクシーでホテルに向かいたいところですが

デリーやムンバイみたいに客引きがワシャワシャ寄ってこないし

逆にタクシー乗り場は何処?って感じでタクシーを探す感じになります。

ウロウロしてるとようやくタクシーの客引きが1人寄ってきて

値段交渉が始まりました。

ホテルの地図を見せるとある程度の場所はわかったようで

更にホテルに電話をかけ始めて場所の確認もしてましたから

これなら大丈夫かなと。

で、どれだけふっかけてくるかなと思ったら

300ルピーで行くとのこと。

これって日本円にすると500円ぐらいなんですが

ホテルまで車で30〜40分ぐらいの距離なので

日本人からすると格安に感じますよね……

で、今までデリー、ムンバイと訪れて今回のチェンナイがインド3都市目となりますが

チェンナイはどちらかというと観光地ではなく

普通の地方都市なので外国人狙いのワシャワシャとした客引きが少ないです。

それ故に人はのんびり穏やかですし

まだ擦れてないインドという雰囲気です。

空港周辺はつい最近、国際線の第4ターミナルがオープンしたように

急ピッチで開発が行われているものの

開発中で物足りなさはありますけど

利用者もまだあまり多くない感じで

国内線の第1ターミナルの利用比率が高いように見受けられます。

 

少なくとも500ルピーは提示してくると思ってたのに

拍子抜けの300ルピーなら全然OKって感じで

即決でお願いしました。

でも、やはりここはインド。

真っ直ぐホテルに向かうと思いきや

ターミナルの端でドライバーの友達みたいなのが

助手席に乗り込んできて

ずっとホテルまでドライバーと談笑してました。

まあ、害もないし全然いいんですけど

こういう緩いのがインドの良さですよね。

ホテル近くまで来るとまたホテルに電話をしたり

道を歩いてる人に尋ねたりしながら詳しい場所を探って

ようやくホテルに到着。

追加であれこれ請求されて500ルピーぐらい言ってくるかな?と思いましたけど

高速代込みで320ルピーって言うので

つまらないな……と思いつつ

500ルピー渡して釣りは要らないよってな感じで。

それぐらい真面目なタクシーでした。

 

毎回、降りてから思うんですけど

タクシーの値段交渉から動画撮れば良かったな……と。

いつも長時間のフライトから

入国審査通って意外とあれこれ考える余裕がなくて忘れてしまうんですよね……

言葉が通じない状態でのやりとりで

動画撮れば笑える画になると言うので

これは次回以降の課題ですね。

 

 

 

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ホテルにてチェックインを済ませたのが19時過ぎでした。

 

早速、街に出て晩飯ということなんですが

日が暮れて暗くなった街中

想像通りというかあまり治安の悪さとか

夜道が怖いという雰囲気がありません。

これはムンバイの時も同じで

夜道がちょっと物騒だなと感じたのは首都デリーだけ。

でも、デリーも初めてのインドということでしたから

もしかしたら普通以上に過敏に感じただけかもしれません。

デリーやムンバイでは野良犬が道端で死んでるように寝せべってましたけど

チェンナイでは野良犬が痩せてはいるものの

元気そうに動き回ってます。

首輪をしてる野良犬もいたり

野良犬1匹取り上げてもちょっと今までと違うと感じます。

 

ここまで記事を書いて

そもそも何で1年に3回もインドなのか?なんです。

仏教の発祥はインドであり

日本は神道と仏教が信仰の中心ですよね。

その仏教発祥のインドにおいて今は仏教が少数派であり

ヒンズー教イスラム教が根強く定着し

仏教のルーツはどうなりつつあるのか

それを肌で感じることが出来るのか。

 

また、世界の中心はひと昔前は欧米でしたけど

もはやアジア、中でも中国やインドにシフトしつつあるわけで

実際にGoogleマイクロソフトの頭はインド人だったりします。

何でインド人が重用される時代になりつつあるのか。

確かにインドでは電車に乗ってても一生懸命に勉強をしている子を見かけます。

でも、日本でもそういう子はいます。

何かが違うんだろうな……とは漠然と考えますが

何が違うんだろう……と。

チェンナイはGoogleのCEOであるPichai氏の出身地なんですけど

彼はとても謙虚な人物として有名で

合意形成能力が凄いらしいんですね。

謙虚といえば日本人の専売特許みたいなものだと思ってましたけど

周りを見渡すと今はどうでしょうか?

モンスター何チャラってのが世に蔓延り

色んな分野で問題を起こしています。

お客様は神様です!と言い始めて

何か違う方向に向かってしまった日本人は

知らないうちに謙虚どこかか非常識が身に付いてしまったのか。

日常の忙しさに押し流されて

誰も気付かないうちにどうしようもないロジックに陥り抜け出せないのか。

 

日本は間違いなく豊かにはなりました。

でも、宗教観であったり物事に対する感謝

貧しさを起源とするハングリー精神。

インドには日本人が忘れてしまった何かがあるんだろうか……

そんな思いを持っての3度目のインド、チェンナイなんです。

 

まず、インドって先進国なの?後進国なの?って話しです。

ハンス・ロスリング教授が著したファクトフルネスという本があるんですけど

その中にdollar street(ドルストリート)という

物事の見方だったり正しい判断の方法があります。

世界の国々は先進国と後進国だけでは分けられないよ?ということを

ファクトフルネスでは著しています。

現代では先進国と後進国の間に位置付けされる国々が沢山あって

むしろ、そういう国々が大半だと。

それをレベル1、レベル2、レベル3、レベル4に分類すると

例えばみんなのメインというか主たる移動手段で表現します。

 

レベル1…徒歩

レベル2…自転車

レベル3…オートバイ

レベル4…自動車

 

↑↑↑↑↑の動画だったり

他にアップしている街中の動画を見るとわかりますが

おそらくインドはレベル3まで上がってきてます。

勿論、インド国内には日本と比べ物にならないぐらい格差はあります。

裸足で歩いている人もいますし

野宿してる人もいます。

ですが、個人的な私感ですがレベル3です。

 

現代では世界人口は70億人でその内訳は

レベル1…10億人

レベル2…20億人

レベル3…30億人

レベル4…10億人

と言われていまして

先々、更に貧富の差は無くなっていくと言われてます。

 

dollar-street

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

https://www.gapminder.org/dollar-street/matrix?lang=ja

 

 

 

 

 

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少し散策しながらレストランを見つけて

店の前で看板を眺めていると

店員が出てきてニコッと笑顔で入って入って!と。

そこそこ時間も遅くなってるし

他を探すのも面倒なので入ってみました。

 

テーブルに案内されると

バナナの葉っぱをテーブルに広げられまして

テーブルクロス?と思った矢先

手で掬った水をバナナの葉にかけ始めました。

どうやらこのバナナの葉が皿という感じです……

ちょっと戸惑いましたが

これが南インド流みたいです。

 

あんまり腹も減ってないし

マトン料理とドーサを2人でシェアすることにしたわけですけど

店員が入れ替わり立ち替わりで

背後霊みたいに常時4〜5人ずっと後ろに立って離れないんですね……

落ち着かないからどっか行ってくれ……って感じなんだけど

エビ食べないか?チキン食べないか?ビリヤニ食べないか?って

ずっと追加オーダーを取ろうとします……

腹減ってないから要らないし

もうとにかくどっか行け!と。

 

他の客はほったらかしで

ずっとうちのテーブルから離れないので

日本人だから沢山チップでも貰えると思ってるのかな……

 

 

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日本人は嫌な奴だと思われるとダメなんで

笑顔でフレンドリーに

腹減ってないからもう本当に要らないよ

って伝えると

そうか……じゃあ色んな飲み物置いておくから

必要なら好きなの飲んでね

という感じでジュースを4種類置いてみんな去って行きました。

 

肝心の料理の味ですが

それなりって感じでした。

なんか気が散って味もよく覚えてません……