人生は旅、GO TO6回目は北海道登別。
今回もANAダイナミックパッケージを利用しました。
このANAダイナミックパッケージは航空便とホテルを
自在に組み合わせてカスタマイズするわけですが
自分の場合、関西圏からの利用ですから
伊丹、関空、神戸発着でチョイスします。
どこ発着のどの日のどの時間の便を利用するかによって値段が変わります。
1泊2日で朝出発の夜帰りで調べると今回は関空発着がリーズナブルだったということで。
まあ、駐車場料金は神戸が断然安く
各空港までの移動時間のロスや高速料金やガソリン代なんかを考慮すると
どれも一長一短って感じなんですが
やっぱり早い時期に到着して目的地でガッツリ時間があった方がいいというのがまず最優先。
あと、ANA便利用の場合にANAラウンジが利用出来るのが伊丹か関空だとか
神戸には空港内に現在、喫煙所がないだとか
見逃しがちなのがKIX ITMカードによるポイント割引。
そんな様々なことを考慮して整理すると
◼️伊丹……
往復移動時間……30分
往復高速料金……0
駐車場料金……1泊2日約4000円
往復ガソリン代……約500円
ラウンジ……ANAラウンジ
喫煙所……ANAラウンジ内にも制限エリア内外にあり
KIX ITMポイント……なし
◼️関空……
往復移動時間……約120分
往復高速料金……3820円
駐車場料金……1泊2日約4000円
往復ガソリン代……約2000円
ラウンジ……ANAラウンジ
喫煙所……ANAラウンジ内になし、制限エリア内外にあり
KIX ITMポイント……20ポイント付与
◼️神戸……
往復移動時間……約90分
往復高速料金……1380円
駐車場料金……1泊2日1530円
往復ガソリン代……約1500円
ラウンジ……アルコールなし
喫煙所……ターミナル内なし
KIX ITMポイント……なし
こうして具体的に書き出して比較するとわかりやすいんですが
やっぱり自分の環境では伊丹1強で
伊丹>関空=神戸の構図が浮き上がります。
見逃しがちなKIX ITMポイントは
今回のように夫婦2人でKIX ITMカードを保有している場合
2人で40ポイント付与される計算になるので
実は神戸より関空の駐車場料金が安くなるという現象が起こります。
一番上の4190円が今回の1泊2日の割引無しの料金で
真ん中の3140円がKIX ITMカードによる割引料金
一番下の1170円がKIX ITMカードの割引と40ポイントを使用した割引料金。
高速料金とガソリン代を考慮すると
それでもコスト面では断然、関空より神戸が安いということになりますが
ラウンジや施設の充実感なんかは関空が上なので
その辺りは個々の空港までの位置関係や価値観になるかと。
因みに今回はプライオリティパスによる
ぼちぢゅうの利用が不可能な状況だったので
関空の付加価値は下がった状態になってます……
今回は関空利用で8:00発の便だったので
5時に出発したんですけど
家を出て10分ほど走ったところで
KIX ITMカードを家に忘れたことに気付きまして……
それで家に引き返して30分ほどロスしました。
というのも自分の場合
普段使いのクレカを2枚とPiTaPaを1枚と紙幣を数枚だけスマホケースに挟んで持ち歩くだけで
財布はカードが蛇腹に大量に入るものを使用して普段は持ち歩くことがないんです……
現金はほぼほぼ使わないしキャッシュカードなんかも滅多に使わないし持ち歩かないので
財布がないのが当たり前で違和感もなく……
出かける時は必要なものだけ財布から出してスマホケースに差して出かけるので
たまにこういうことが起こります。
6時過ぎに関空に到着。
第1ターミナルに入る通路はたくさんありますが
新型コロナの影響でターミナルに入る通路は検温設備を設置した1本のみになってます。
ターミナル内は日に日に人が戻ってきている感じがします。
空港に向かう道中も閑散とした感じは薄れていて
道路も駐車場もターミナル内も到るところでそれは感じます。
今回、座席指定を失敗しました……
普段は予約時に座席指定までするんですけど
時間がない忙しい状況で予約したので
座席指定までしなかったんですよね。
どうせ空席だらけで座席指定なんかいつでも大丈夫だろうと……
で、出発1週間前ぐらいに思い出して座席指定しようとしたら
ほぼほぼ満席に近い状況で後方の通路側がかろうじて空いてました。
そこからたまに座席を変更しようとチラ見して8列目の通路側の9Bと9Cを指定した状態で当日を迎えました。
まあ、通路側はトイレに立ちやすいし
たまにはいいかとカウンターに行ったんですけど
『今日はほぼ満席でご迷惑をおかけしてますが
5列目は今のところ隣に人がいない状態で空きがございます。
今後の状況で隣に人が座る可能性はありますが
窓側から通路側まで3席空いておりますが変更いかがでしょうか?』と。
of course……お待ちしてました……そのお言葉。
SFC持ちだとこのお言葉を頂くことはよくあります。
早期に予約しても5列目は指定出来ません。
おそらく、オーバーブッキングなどの事態に備えて
5列目は当日まで空けてあるんだと思いますが
当日早めにカウンターに行くと
よく5列目への変更を提示されます。
ということで5列目窓側に変更してもらいました。
旅の当日まで朝の4時起きとかが続いてたので
寝不足の影響で前日も飲みながら知らないうちに寝落ちしてしまって
朝から腹が減って腹が減って……
ということで何か食べようと思ったんですけど
新型コロナの影響で早期は閉まってる店が多いし
でも、新型コロナ前にもこういうシチュエーションはありました……
その時も確かこんな感じだったような……
調べるとやはり開店時間を遅くしてる店は多いみたいです。
ぼてぢゅうなんかは店自体休業してますからね……
にしても、旅のメシはギャンブルです。
メシで旅の価値は上がりもするし下がりもします。
なので、旅のスタートから普段からいつでも食べられる腹持ちするものを入れたくない。
軽く朝マックでもいいんですけどビールのつまみになるものをラウンジに持ち込むのがベストかなと。
制限エリア内にスタバがあるので
サンドウィッチかラップみたいなものを買うことにして
とりあえず保安検査を通っておこうと。
忘れてはいけないKIX ITMポイントの登録。
夫婦共に登録して片道10ポイントずつゲット
往復で20ポイントずつ合計40ポイントもらいます。
つまり、夫婦で1回何処かに飛ぶと1回分大幅に割引されるポイントが貰えるということです。
約3000円割引されるポイントなので
KIX ITMカードを家に忘れて取りに帰る理由がわかると思います。
スタバでメキシカンアボカドサラダラップなるものを購入して
ビールのつまみにします。
なかなか美味でしたよ。
全然、腹は満たされませんけど……
ANAラウンジを出てすぐの場所に喫煙所があるので
吸い溜めしてANA1711札幌行きの搭乗口に向かいます。
機材はB737-800。
新型コロナの影響で優先搭乗順が変わってます。
以前はSFCはグループ2でダイヤモンド様の次でしたが
今はステータス関係なく単純に席の列が後ろの人から搭乗する形。
5Aの自分はグループ4。
5Bの嫁はグループ5になります。
優先搭乗の優位性は荷物の収納スペースの確保ぐらい?と思ってるので
ゆっくり搭乗出来る現在の形でも個人的に全く問題なし。
大概、機内に持ち込むのはスマホとタバコと充電ケーブルだけで
帰りに最後の最後で土産物を買って持ち込む以外は物を持たない人なので。
降りる時は逆に先に降りることが出来るので
そっちの方が守られてるなら有難いかと。
で、5列目のいいところは足元の広さ。
窓2つ分のスペースですから足元はプレミアムクラスと同等の広さです。
B737-800ならUSBポートも5列目にあるし快適そのもの。
離陸の際、キュイーン音からブーン音に切り替わるのはエアバスっぽい感じで
737でもこんなエンジンがあるんだな……と思いました。
関空からの飛行ルートは伊丹便同様に北海道までロスなく直線的です。
神戸からだと一旦、西に向かって飛んでから北に向かうので
飛行時間もちょっと長い。
ただ、帰り便は関空と神戸は西に回り込む形で
伊丹便のみ直線的で飛行ルートは短く
特に関空便は淡路島の南から和歌山近くまで大きく回るので
かなり時間がかかるルートで
飛行時間も3者の比較では伊丹の一人勝ちとなります……
現在の機内サービスは新型コロナの影響でコーヒーの提供はなく
水か冷たいお茶のみの提供。
新千歳に到着して最初のメシ。
かなりの空腹で悩みます……
今回はすすきのの宿泊ではなく
登別の温泉旅館です。
素泊まりではなく2食付きなので
空港から登別の往復で食べられないであろうものは何か考えます……
帰りの空港でもチャンスはあると考えて
北海道グルメで何をここで食べるべきか……
スープカレーでしょうかね……
ということで前回同様LABIさんに入ってライス大盛りでお願いしました。
クオリティの高いラーメンってのも登別の往復の過程で無さそうな気がしたので
ちょっと考えました。
登別までは空港から高速に乗って小一時間かかります。
時間的にはすすきのに行くのと変わりないです。
途中のSAがショボくて
SAとは名ばかりでコンビニがあるだけの樽前SAに寄ります。
札幌に向かう途中の輪厚はSAではなくPAですが
輪厚PAの方が充実してるというのは謎です……
で、樽前SAですが展望台がありまして
階段を登ると樽前山が綺麗に見えるようです。
が……天候が良くなくて裾野がかろうじて見えただけでした……
登別ICの料金所を通って突き当たると
いきなり鬼が待ち構えてます。
しっかりと歓迎ようこそ登別温泉へというメッセージボードに
登別温泉は左折という道案内までしてくれてます。
高速を降りて走ること10分ほど。
ホテルまほろば。
超久々の温泉旅館です。
今回のコンセプトは珍しく温泉にどっぷり浸かって何もしないこと。
最近はビジネスホテルの素泊まりが自分の定番になってますが
久しぶりに温泉でゆっくり♨️
往復2万円で温泉旅館2食付きなら安い。
これもGO TOのおかげ。
今日も東京で200人超感染とか馬鹿な報道やってますけど
もう好きなだけいつまでもやっとけ……って感じ。
騙す方も騙される方も。
一度、過去の情報を捨てて考え方をフラットに出来ない人はずっと搾取され続けますよ。
新型コロナ以外の事柄も同じです。
ちゃんと調べて分析すればいいだけなんですけど。
気の毒なのは情報弱者の方と東京在住の方ですよね……
間違った報道でヒステリックになった国民感情の被害者そのものですから。
まほろばの売りは31種類の温泉と
蟹やステーキ食べ放題のバイキングらしいです。
最下級の部屋で1.5万円ぐらいなんで
自分には勿体ないレベルですが
部屋はこんな感じで普通の洋室ツインです。
ただ、東横インに慣れた自分にはかなり広く感じます。
これ以上広くても多分持て余します……
そういえば温泉旅館っておやつ置いてますよね。
『まほどら』というまほろばオリジナルのどら焼きが置いてました。
ホテルに着くと車の中で検温と健康に関する簡易なアンケートがあります。
それが終わったら車から降りてロビーでチェックインの手続きという流れになりますが
これは今後こうなるんでしょうね。
新型コロナが下火になってもこういうのは続くかもしれません。
消毒液などコストや手間はかかりますけど
これはこれで人が身につけるべき習慣と捉えて問題ないと思います。
ただ、ある程度の曝露は人が免疫を保つ上で必要だと思うので
過度なものは良くないと思いますけどね。
何か新しい危険な感染症が発生したときに
自分の考えの中で警戒レベルや行動を変える準備程度で。
海外なんかは新型コロナが下火になれば元に戻ると思いますけど
それだと人類は何も学ばないということになると思うんですよね……
リスクに備えるという点でこのタイミングで変えられることはチャンスと捉えた方が良いと個人的には思います。
それより感染を恐れて敏感になっている人はたくさんいますけど
頭隠して尻隠さずみたいなことがたくさんありますよね……
紙幣、硬貨みたいに誰が触ってるかわからないもの誰か消毒してますかね?
そういう人って大体いつも紙幣、硬貨使ってたりします。
それって手をアルコール消毒しても意味がないと思わないのかなと。
お釣りの受け渡しをトレーでするとか。
???って突っ込み所満載ですけど騒ぐ人は変なところで騒ぐ。
もっと本質を捉えて問題の根っこは何なのか
何か上っ面に囚われて支離滅裂なことばっかり。
必要なことは必要だし
やっても効果が伴わないものは排除した方がいい。
今回のホテルのアプローチは今後のホテルのあり方としてアリなのかなと思いますね。
ただ、その理念として新型コロナオンリーで
世論が大人しくなればやめるというならちょっとおかしいなと。
着いたのは13:30ぐらいなんですけど
チェックインは14時から。
こちらが時間より早く着いて恐縮してました。
普通はチェックインは時間まで待たされるものですが
当たり前のように何も言わずに何事もなく対応してくれました。
チェックインの手続き中に地元の修学旅行の団体が宿泊していることを伝えられ
まあ、この業界も大変だな……と。
ネットで見ても子連れがうるさかったとかコメントをよく見かけますが
そういうクレームが多いんでしょうね。
んで?ってクレーム入れる輩が増えた昨今
文句を言う前に自分で調べて自分が困るリスクがないサービスを利用しなさいと。
不特定多数の方が利用するんだから。
ホテル業はサービス業のトップクラスのサービス提供に尽力されてると思いますけど
それが当たり前になってしまったことは気の毒に思います。
対応してくれたスタッフは2人とも中国人らしくちょっと片言な感じでした。
それだけ新型コロナの前は中国人が大挙押し寄せていたんでしよう。
着いて早速風呂とはならず
とりあえず温泉街と周辺の観光地を見てみます。
登別は10年以上前に家族で宿泊を伴わず
日帰り温泉で立ち寄ったことがあります。
初めてノーザンで持ち馬の見学をした時でした。
当時は自分もまだ若かったのでアクティブに動き回ってました。
でも当時は日帰り温泉だけで温泉街はスルーしてました。
今回は初めて温泉街を見て回ったわけですが人もまばら。
というか歩いてるのは数人。
15時ぐらいに閉まる店と開く店が二極化してる印象。
その日に来る客と帰る客、どちらを狙うか
絞ってる感じでしょうか。
明らかにインバウンドの逆影響に喘いでる様子が窺えます。
GO TOで政府が下支えしてもマインドが冷えてしまってるので困ったものです。
お金持ちの東京を除外してる時点で効果半減って感じでしょうか。
温泉街を歩いているとドンドンポコポコと音が聞こえてきました。
どこかで太鼓の演奏かライブでもやってるのか?と思いましたが
正体はこれでした。
遠くから煙が上がってるのが見えて
近づいてみると
泉源公園って場所で温泉が吹き出してる音でした。
泉源公園の先に鳥居が見えたので階段を上ってみます。
湯澤神社という神社でルーツを調べると
安政5年(1858年)に登別温泉の開拓者であった滝本金蔵が同地に既存していた祠をその地の産土神社として祀ったことに始まる。
とあります。
更に滝本金蔵さんて誰?って調べると。
第一滝本館の公式にこう書いてあります。
江戸の大工職人、滝本金蔵は32歳で長万部へと移住。のちに幌別へと移り、駅逓所(えきていじょ)の建設に携わっていた。妻の佐多はひどい皮膚病に悩んでいて、登別温泉の噂を聞きつけた金蔵は佐多を伴い山道を分け入る。そこで治療のためのささやかな湯小屋を建て、湯治をはじめた。
やがて佐多の皮膚病は快癒。その効能を広めたいと湯守の許可を取り湯宿経営を始めた。これが「愛妻の湯」滝本のルーツになる。
元来の利用者であったアイヌの人々や、硫黄山の労働者、さらには白老の仙台藩陣屋や南部藩出張陣屋の武士も訪れ、にぎわいをみせる。金蔵は登別に駅逓所を設け漁場経営や農業開拓など多方面で活躍した。
明治中盤から登別温泉は「社交場」として普及。湯治客の増加で金蔵は温泉道を改良。馬車運行の功績に「藍綬勲章」が授けられた。
金蔵が開湯した登別温泉は、現在では年間280万人もの観光客が訪れる我が国屈指の人気温泉地となった。一方で「湯もと滝本」は幾多の変遷ののち昭和28年に「第一滝本館」と改称。金蔵のおもてなしの精神を受け継ぎ、現在に至っているのである。
ほほぉ……やはり滝って共通点と
第一滝本館の真横の立地から
何となく想像出来ましたが
今の第一滝本館の創業者でしたか。
地獄谷の真横に位置する登別の代名詞的な有名旅館がこの第一滝本館。
地獄谷が活動を活発化するとヤバいなと思う立地ですが
奥さんのために大業を成した偉い方なんですね。
神社の階段を上がると本社と社務所がありまして
社務所は人の気配がありません……
でも、社務所の扉の鍵は開いていて
たのもー……っと中に入ると
ぬーっと奥から人が出てきました。
御朱印お願い出来ますか?と尋ねると
このご時世でも達筆な手書きで応じてくださいます。
第一滝本館と湯澤神社から少し坂を上がると
またまた鬼が出現します。
今度は赤鬼と青鬼のペアです。
そこから更に坂を上がると地獄谷があります。
正に地獄の様相という風景で
湧き出す温泉というか川は様々な色をしてます。
登別温泉は色々と泉質が違うわけですが
この様々な色の温泉を見ているとそれも肯けます。
特に↑↑↑↑↑の第一滝本館から抜粋した文章にあるように
皮膚病への効能は見逃せないところなのかなと。
少なくとも自分が宿泊したまほろばの泉質は素晴らしいものでした。
過去に宿泊したホテルの温泉ランキングでは
間違いなくトップクラスと言えます。
個人的にトップは嬉野か登別かという評価です。
内湯は様々な風呂があり楽しめますが
それはそこらのスーパー銭湯と変わらないです。
要になるのは白濁した露天風呂です。
入った瞬間から肌を撫でるとツルツルするのがわかりますし
白濁して見えないんですけど
温泉の隅っこの底に泥が堆積してまして
泥パックの成分と同じだと思います。
温泉の岩の表面に細かい泥が付着していて
擦るとそれは落ちるんですが
その様子から底を触ると泥が溜まってるのを発見したという具合です。
地獄谷の様子を見ても温泉の成分が濃厚なのは容易に想像出来ますよね。
地獄谷からホテルに戻る途中
温泉街を歩いていて気になったのが杉養蜂園のはちみつソフト。
プレミアムソフトなるものが830円。
ここはケチる場面ではなくプレミアムでしょう。
提供されたのは
はちみつを塊で採取したものをカットしただけのものがトッピングされたソフト。
おっ、この状態のはちみつは食べたことがないのでテンションが上がります。
で、実食するとマジで美味くて止まりません……
危険なプレミアムです。
これは830円出す価値がありますし
おかわりしようか少し考えてしまいました。
ホテルに戻って夕食はまほろば名物のズワイ蟹、毛蟹、ステーキ食べ放題のバイキングです。
マグロやカンパチ、イクラも食べ放題と大盤振る舞いなんですが
クオリティがどうなのかそこは半信半疑でした。
とりあえず、バイキングということで
各々が好きなものをトングで取るスタイルは崩してません。
これはバイキングを楽しむ要素の1つですからね。
ですが、ルールが設けてられていて
食べ物を取りに行く時はマスクを着用することと
手袋をしてトングを触ること。
これだけやれば個人的に問題ないと思いますね。
これで何かあれば仕方ないかと。
そもそも感染者や陽性者が出ても悪だと思いませんし。
で、バイキングということで
クオリティを疑ってた自分がいました
が、これは食べてみてバイキングらしくないクオリティで
疑ってごめんなさい……って感じでした。
それ以外に間違いなく全部味見出来ないぐらい種類がありますが
絶品というものはないものの
ほぼ全部、及第点以上という感じ。
肝心のズワイ蟹、毛蟹も美味しいし
牛ステーキも筋がほとんどなく柔らかくてパサつきがない。
サシがない赤身ですが脂っこくなくて逆に食べやすいし
確かに高級肉とはちょっと違うだろうけど
充分美味しいと思える肉なので
こんなの食べ放題にして大丈夫ですか?って感じ。
この山わさび醤油のソースがまた最高で……
当然、中盤からは蟹、ステーキ、イクラのみのループに入りまして
酒が進む進む……
90分のバイキングでは時間が足りない感じでした……
終盤は蟹の剥き身にイクラ乗せて贅沢食い。
食べ尽くせない種類のデザートも堪能して終了。
あと1時間食べたかった……
普通、90分あれば時間が余るぐらいですが
それぐらいクオリティの高いバイキングでしたね。
画像撮ってないけど北海道の赤肉メロンとか食べましたし
とにかく食に関してはバイキングと思えない価値があります。
しかし、バイキングって他人が何をどれだけ食べてるか観察するのも面白いですよね。
若者グループだと、え?ここでピザ食うか?とか
女子3人組だとスイーツバイキングになっとるがな……とか
どんだけ食うねん……みたいなおばちゃんとか。
1日目の夜。
風呂に入る前に買い物を兼ねて温泉街を散歩。
店はほとんど閉まってまして
ラーメン屋も全滅でした。
飲食店は唯一、たこ焼き屋が開いてましたが
登別に来てたこ焼きってね……
とりあえず道民の味方
セコマで飲み物など買って帰りますが
相変わらず商品は北海道色が強いですね。
冷凍食品も北海道って感じ。
で、カップラーメンが安かったりします。
災害が発生すると道民を助けてくれる働きをされたり
その理念たるや素晴らしいものがあり
同じコンビニが並んでいてもこっちを応援したいと思うのがセコマです。
企業ってこうあるべきなんだろうなと思います。
2日目の朝もバイキングです。
これまた物凄く種類が豊富で
尚且つどれもクオリティが及第点以上。
ご飯は5杯ぐらい食べられる感じでしたが
3杯食べたところでフレンチトーストを食べたのが失敗……
メープルシロップが満腹中枢を刺激したようで
一気に胃が重くなりまして様相が一変しました……
レイトチェックアウトのプランだったので
11時まで滞在出来ましたが
朝食後は何もすることがなく
風呂も利用が9時までなので
9:30にホテルを出発。
向かったのはホテルの裏手にある倶多楽湖。
世界一丸い湖だそうですが
湖畔から見ても世界一丸いのかわかりません……
何となく丸いのはわかりますけど
空撮でもしないとわかりませんね……
とりあえずパノラマで全体像を撮ったんですけど
それでもわかりません……
とにかく世界一丸いそうです。
倶多楽湖に行く途中に大正地獄があります。
倶多楽湖に行く途中に硫黄の香りがするエリアを通ってチラッと見えるんですけど
倶多楽湖を見て引き返す感じで寄ってみます。
駐車場は500円で有料ですよ。
これは見る価値あります。
ポコポコと温泉が湧き出てまして
駐車場に車を止めて歩いていると
硫黄の濃い香りというか
それを通り越してアンモニア臭と混じったような刺激臭がします。
風向きによってはまともに煙を被るし
この匂いは体と服に染み付きまして
家に帰るまで匂いを楽しむことが出来ます……
帰る途中、空港とかでも何かの拍子にフワッと硫黄の匂いがして
機内も含めてかなり周囲に迷惑をかけてたと思います。
湧き出た温泉は川となってどこかに流れてますが
その川沿いに足湯があります。
この足湯にたどり着くまで
きつい階段のある山道を降りる必要がありまして正に大正地獄です……
でこの川、液体金属が流れてるような色をしてます。
レベル上げに最適な場所という雰囲気が感じられます。
こんな場合はなかなかないと思いますよ。
硫黄の匂いを纏って温泉街に戻ってきました。
昼の時間ということでここで昼飯食べて登別から離れたいと思います。
前日から気になってた閻魔焼きそばというご当地グルメを食べてみますが
閻魔焼きそばが名乗れるのは3つの掟があるようです。
1.北海道産小麦の平麺を使用
2.閻魔大王指定の秘密のタレを使用
3.登別または登別近郊の食材を使用
で、焼きそばということで
ソース味なのかと思いきや
食べてみると醤油味で
閻魔大王から想像するに激辛かと思いきや
全然優しいピリ辛でした。
具材はタコが入ってると書いてましたが
タコではなくイカが入ってたり
まあ、仕入れによって具材は変わるのかなと。
特に特徴がない普通の海鮮焼きそばってのが感想でした。
続いて温泉市場名物の生ちちソフト。
北海道ですからここはメロンソースを選択。
うーん、これも気のせいか普通……
同じソフトの比較なら
初日に食べた杉養蜂園のプレミアムはちみつソフトの方が断然上。
まあ、値段も全然違いますけど
値段が高くてもそっちがいいと思いますよ。
登別を離れて苫小牧の市場で海産物を買って向かったのはノーザンホースパーク。
ここのところ北海道に行っても馬に会うことがなかったので
久しぶりに馬を見て締め括ろうかなと。
実は随分前にキャロットの会員証を紛失してしまってまして
今回、最後にノーザンに寄ろうと思ってたので
事前に再発行をお願いしました。
古参会員なので会員番号が古いのですが
再発行すると会員番号が変わるのかと思いましたが
会員番号はそのままでした。
で、厩舎棟に向かってトライアンフマーチを探したんですけど
何処にもいないんですよね……
スタッフに聞こうかと思ったんですけど
何か怖くてですね……
今度、また聞いてみようと思います。
レンタカー返却して空港に到着して最後の晩餐です。
もう帰ると思うと悲しさがこみ上げてきます……
最後に何を食べるかかなり悩みました。
ジンギスカンとラーメン食べてないので
どちらか……両方か……
結局、ラーメンを選択しまして
その中でも飛燕のラーメンを食べてみます。
一幻はいつも長蛇の列が出来てますが
海老そば系はあまり好きではないので無視。
飛燕は塩が売りでミシュランがどうのこうのとか。
普通は塩なんでしょうけどここは敢えて味噌をオーダーしてみます。
これが個人的に凄く当たりでして
個人的にランキングのかなり上位に入るレベルでした。
これは塩と醤油も試す宿題が出来ました。
具材のメンマを焙ってたり細かい仕事も見受けられますし
いい仕事をされてると思います。
やはりジンギスカンも捨てきれないので
松尾ジンギスカンで弁当を買ってラウンジに入ります。
腹具合は全然食べられる感じでしたけど
家に帰ってから更に北海道の余韻に浸るために封印。
関空への帰り便は淡路島上空から南に回り込むルートでかなり大回り。
なんか最近、機内でのマスク着用を拒否して
迷惑極まりない輩がニュースを騒がせてますが
あれはダメ。
新型コロナに過剰反応して必要以上に萎縮するのはどうかと思うけど
マスク着用を拒否というのはね……
自分もコロナ脳という過剰な自粛は病的だと思うし
日本全体、やり過ぎな感じはしますけど
機内でのマスク着用拒否というのは
ちょっと話しが違う。
どちらもそうだけど、なんでそんなに極端に反応するんでしょうかね?
ちゃんと自分なりにエビデンスをお持ちの上での行動なんでしょうけど
それを一方的に押しつけての行動はやはり反社会的と言うしかない。
白か黒かはっきりさせたい人なんだろうけど
こういう人は集団の中であちこちにぶつかるし
バランスが取れないんでしょうね……
こういう人がいるからどんどんルールは明文化されて住みにくい環境が出来上がってしまう。
せっかくしっかりエビデンスを持ってたとしても
アウトプットの方法を間違るとこうなってしまう残念な出来事というしかない。
関空に着いて駐車場に向かう途中
国際線の到着ロビーを見下ろすと
悲しいぐらい閑散としてました……
ある程度戻るのは何年かかるんでしょうかね。
自分ももっと見たい知りたい場所があるし
早く戻って欲しいものです……