陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

ほえ〜っと思った場所

 

 

 

日本の常識は外では通じないってことは色々とあって

外に出て見て感じてわかることがあります。

先進国って治安がいいって言われてたりみんな行きやすいと思うんですけど

個人的に思うにそうでもない、

自分は銃社会の方が物騒だと思うし

西洋の先進国でも日本と比較にならないぐらいスリや置き引きは当たり前。

生きるために悪に手を染めるってのは

基本的に貧困の成せる業であって

ある意味日本って治安の面で異常に安全なんですよね。

生きていくために人を騙すという点では先進国でも普通にあるし

楽をするために人を騙すという詐欺があるというのは逆にタチが悪いとも思うんですよね。

途上国の騙しというのはぼったくりとかわかりやすいし

断ったり相手にしなければ済むことがほとんどなので

見ていてある意味微笑ましく感じるぐらいです。

そんな中でも、えっ?と思うことはあるもので

その国の日常を見るのは凄く面白いんですね。

そういうことを沢山見ると日頃の固定観念とか日常は崩れて

考え方も新しい部分が生まれたり変わってくるので

日本のいい部分は大切にしながら

物の見方とか幅がこれから広がればなと思います。

 

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中国とか中国系の航空会社のカウンターに行くと

なんかよく似た顔のお姉さんがいるんですよね💦

あれ?この前、違う空港にいたような……みたいな。

アジア系の顔を見ると何かほっとするんですけど

話すと英語でわからない……ってことがよくあります。

搭乗手続きの時に英語がわからなくて困ることがあるんですけど

語学力の無さにほえ〜ってなりますね💦

でも、それが外に出た時の醍醐味というか

逆に面白いんですよね。

めちゃくちゃ迷惑な客ですけど💦

 

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中国の首都北京です。

空から北京に接近していくと砂漠みたいに荒れた荒野の中に見えてきます。

あの中国の首都ですからもっと周りも発展しているのかと思ってました💦

ですが、オアシスみたいな感じで見えてきて

街の規模も思ってたより小さく感じましたね。

逆に言うと周囲はまだまだ開発の余地があるし

贅沢な土地の使い方で住宅地が出来て行ってました。

イメージでは東京みたいに高いビルが沢山立っていて

遠目から首都だとすぐにわかるのだと思ってましたが

どこが中心なのかわかりにくいぐらい

空港に降りる時も北京の中心どこ?って感じです。

三国志で言うと洛陽のあった場所が北京だと思ってましたが違うようで💦

それだけ中国って知ってるようで知らないことが実は多いし

国交を正常化したのが最近なんですよね💦

実際に北京に入ると高い高層ビルはあまりなくて

確かに行政府の建物は多いんですが

必要なものだけ集まっているという印象。

なので、思ってたより簡素な感じで整然としているのが北京だったという感じです。

何もない場所に突如、首都の街を作るとこうなるという感じで

合理的に街が形成されているようです。

そういう感じでこれが東側の国なのかなという雰囲気がありまして

平壌やモスクワもこんな感じなのかなと想像してしまいます。

空気が黄色くて自転車やバイクがごちゃごちゃに行き交ってるというのは全くなく

動くものは電気が動力というものが多いし

間違った印象が随分と刷り込まれていたんだなと凄く思いました。

情報はいつも自分の目で見てアップデートしないとダメだなと思ったのは北京に行った時ですね。

北京に行ったのは12月だったんですけどとにかく寒かった💦

マイナス15℃って世界で夜は何もかも凍ってましたし歩いててると痛かった💦

市場に行くと虫の類いが沢山あって

抵抗感なくそういうものも食べるんだなと

そこは本当なんだなと思いましたね。

自分もここでサソリを初めて食べました。

 

 

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カオスな国インドです。

インドはデリー、ムンバイ、チェンナイと3回

3箇所行きましたが初めて行ったのがデリーでした。

はっきり言って好みは真っ二つに割れるのがインドだと思います。

自分は色々と適当なこの雰囲気が好きなんですが

ダメな人は全くダメなんだろうと思います。

まず、空港に着くとあちこちに銃を待った軍人があちこちにいて

ピリついた空気を感じます。

なので、空港の中は守られているし空港に出入りするだけでもセキュリティが凄いです💦

一度空港に入ると自由に出入り出来なくなるので

ちょっと外に出たいんだけど……と軍人さんにお願いしてもNOと言われて出れません。

空港と繋がるメトロの駅はセキュリティがしっかりしていて

空港を利用する人しか利用しないのかな?というぐらいの客層で

メトロの駅から一歩街に出ると様相が一変します💦

人はウジャウジャ何もかもごちゃごちゃしていて正にカオスです。

詐欺はウジャウジャ寄ってくるし

何か交渉してくる輩はほぼ詐欺ですね💦

ただ、断ると離れていくので可愛いものなんですが慣れないと結構鬱陶しかったり怖いかもしれません。

でも、全然大丈夫です。

デリーは首都ということで人も多いし詐欺も多い。

色々と人のエネルギーを感じる場所ですね💦

で、インドはどこもそうですが男女をしっかり区別されます。

ヒンドゥー教イスラム教がメインの国ですし

カースト制の影響が色々見えますね。

それがここの常識なんだなと思ったりすることが色々あります。

例えば、何処かの施設のゲートを通るだけでも男女分けられてるし

電車なんかも勿論そうなので

ちょっと日本にいる時とは頭を切り替えないと

うっかり戒律を……ってことになります。

牛は神様の乗り物ということで牛肉は勿論食べないし

街中には牛が普通に歩いてるし

牛に対して追い払ったりということは絶対にないです💦

電車のホームにも普通に牛がいますからね💦

 

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エジプトの首都カイロです。

案外、日本にはエジプトについて理解されてる人は少ないと思うんですね。

エジプトというとピラミッドとスフィンクスツタンカーメンぐらいは知ってるけど

それぐらいで歴史とか国についてまでわかるって人はあまりいないのかなと。

自分もそうですけどエジプトは行って自分の目で見たかったんです。

ドバイに行くことが決まった時からエジプトは必ずセットだと思ってました。

あんまり、旅行記の本編では書きませんでしたが

アラブの春が波及してた場所でもありますし

あの革命があって10年も経ってないんですよね。

日本にいると革命とか遠い国のことで本当に人ごとじゃないですか💦

アラブの春チュニジアで発生した反政府デモに端を発して

中東・北アフリカ諸国に拡大しましたが

発端はチュニジアの青年が抗議の焼身自殺をしたことなんですね💦

長期独裁政権が続いていたチュニジアやエジプトは

民主化を訴える市民活動で大統領が退陣。

チュニジアの元大統領は命の危険から国外逃亡に追いやられます。

それまで極めて限定的にしか政治参加できなかった一般の民衆が

経済的格差や独裁政権による統制,政治参加の制限等に対する民衆の不満の高まりがその背景にあります。

反政府運動に参加した民衆はツイッターフェイスブックなどのSNSや衛星放送等のメディアによって連帯と情報共有し

国境を越えて民主化運動が拡大していきました。

今の時代の革命ってSNSを使ってそういう広がり方をするんです。

でもね……それで思ったのが革命にメディアが関わったことなんです。

いつの時代もメディアの力は絶大なんですよね。

国がメディアを押さえてプロパガンダに使うというのではなく

メディアを民衆が使って革命が起きたというのが何か凄く興味深いというか……

エジプトでその革命の中心になった広場を見て

ここか……って思いました。

普通はね、権力が民衆を縛ることによって不満を募らせたた民衆が蜂起するわけです。

でも、今の先進国ってどうでしょう?

どの国も国がメディアを完全にコントロールしてしまってますよね……

メディアは国に都合のいい方向にしか機能してませんし

それに麻痺してしまって気付いてない人が本当に多い。

先の戦中、ドイツや日本ってどうだったでしょう?

間違った情報を刷り込まれて……あの頃の構図はまた繰り返されて

自分は色々と思うんです……

このアラブの春も色々と暗躍してる影はありますしそう簡単な構図ではないわけで

人がいると人種や宗教による争いは絶えないし平和って難しいよな……と。

要は違いを認めること、違いを尊重すること

簡単なことなんですけどいつの時代も騙すヤツがいてそれが悪なんですよね……

真実があってそれを着色せず伝えるのがメディアであって欲しいけどそれが実は難しい。

人として当然のうねりが現代で起こったエジプトってどんなところなのかな?

それを見たり肌で感じてみたかったのがエジプトに行った理由でした。

エジプトもそうですがインドも人が人らしい。

そう思いましたね。

そしてここはアフリカ大陸なんです。

紀元前数千年の歴史があるエジプト文明発祥の地です。

黄河文明インダス文明メソポタミア文明と色々ありますが

日本って実は歴史においては桁が違うんですよね……何気に。

 

 

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中国の杭州です。

前に書いた記事と内容は重複しますけど

近代的なものと昔の中国が混在してる街で

自分は北京、上海、深圳、杭州と4都市行きましが

一番気持ちが馴染んだのが杭州でした。

中国の主要都市っておそらく杭州みたいに色んなものが混在してると思うんですけど

何か中国共産党の手が伸び切っていないような緩さを感じるんですよね。

勿論、独裁に近いやり方の国ですから1〜2年もすればドラスティックに変化していても全然おかしくないですし

実際、空港周辺なんかは物理的にも開発ラッシュでした。

でも、根っこの部分は何だか緩くて

行ってみるとこんな部分は残ってるんだな……って思いました。

杭州に行った時に初めて牛ガエルというのを食べたんですけど

鶏肉みたいで普通に美味しかったですね。

ただ、骨だらけで食べられる部分がめちゃくちゃ少なかったです💦

中国の悠久の歴史を感じることがあったり

なかなか良かったなと思うのが杭州でした。

 

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中国の深圳です。

香港は何度も行ってましたが川を1本渡れば中国の深圳。

今は香港も情勢が変わってしまいましたが……

でも、国安法が施行されてから香港には行けてないので

何がどう変わったのか日本にいるだけではわからないんですよね……

やっぱりメディアのニュースはバイアスがかかってるような気がするし

実際に自分の目で見ないとわからない。

国安法が施行される前の話しになりますが

香港から深圳に入る時には何かピリピリしたものを感じましたね。

川を渡る、つまり国境を越える通過というか橋があるんですけど

その通路には監視カメラが沢山……

その先には入国審査が待っていて

入国カードを書いて審査ゲートと審査官という流れは空港の入国審査と同じ。

あの時は確かに異国からの入国という流れがありました。

今はどうなのかわかりません……

建前だけ残っているなら今も同じなのかもしれませんが。

監視カメラでの監視は出入国の時だけなのかと思ったら

深圳側の羅湖口に出ても警察があちこちに配置されていて

ちょっと物々しい雰囲気でした。

何を警戒してそこまでするのかわからないんですけど

東側と西側の国境ってこんな感じなんですかね……

自分はそんなフワっとした感覚でしか見られないので

平和ボケしてるのかもしれません。

国境を侵される危機感とか変な物や文化を持ち込まれる危機感

そういうのがあるのかもしれませんが

それだけの温度差を感じましたし

物事の見方を相手の感覚に合わせて見る視点は必要で

想像もしなかった事が起こるということも想定しないといけないとこの時思いましたね。

何年か前のことでしたが深圳の街中ではドローンを飛ばして遊んでる人がいたり

自動車、バス、バイクは電気で動いてるものがほとんどで

流石に特区らしく北京より進んでることが多かったです。

それをオートにして意義があるの?というものがあったりして

でも、無駄に見えるようなことが後で花開くことがあるので

こういうのが今の日本にはあまりないんだろうなと思いましたね💦

こんなことしたら馬鹿にされるとか恥ずかしいとか

整然とし過ぎて枠からはみ出れないみたいなね……

 

 

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インドのムンバイです。

海に近い場所なので内陸特有のムワっとした暑さはなかったですが

やはり暑いのは暑かったですね💦

行ってわかったんですけど電車は普通にチケットを窓口で買うんですが

車内での検札もなければ駅に改札口もないのでキセルはやりたい放題です💦

ただ、見つかると何倍もの料金を取られるらしい。

でも、見つかりようがないよね……と思います💦

で、後から知りましたがこのドア開けっぱなし電車ですが

やはり落下して毎日10人ぐらい死人が出るそうです💦

日本からするとあり得ない話しですけど

ムンバイではこれが普通なんですね。

普通に乗ってれば落ちないように思いますけど

ラッシュの時間とかに乗って落ちることが多いようです。

でも、ドアが閉まることがない理由は単に暑いからだとか……💦

ムンバイはインドの主要都市ですからとにかく人が多いです。

で、家族とか親族みんなで10人ぐらいでゾロゾロ移動するのをよく見かけます。

これが今まで行った国ではあまり見かけない光景でしたね。

そして、路上生活をする家族もよく見かけます。

親が物乞いをしてて、その脇で子供が無邪気にチョロチョロしてたりするんですが

おそらくカースト制の影響なのかな……と思います。

そうだとするとこの子も行く行くは困るんだろうなと。

そんな中、カースト制にも抜け道があって

IT関連の仕事は影響がないそうなんですね。

だから、貧困から抜けるためにITで身を立てる人がインドに多いわけですが

それにも一定、教育が必要なんですよね。

電車の中でもずっと本を読んでる子がいたんですが

楽しくて好きで勉強してるのか貧困から抜けるためにやってるのか。

土地の整備や色々なインフラが整わずに人だけが先に増えてる感じがするので

先々大丈夫なのかな?と思ったりするインドですが

とにかく人らしく熱やパワーを感じます。

 

 

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何気に沖縄です。

自分は馬を見るために国内は北に行くことが多かったんですけど

沖縄も行ってみると軽く異国情緒みたいなものがありますよね。

よくよく考えると近年まで琉球王国という異国の地だったわけで

当然と言えば当然なんです。

そして、地元の人は沖縄愛が強い。

独特な音調の沖縄民謡はライブで見ると良く

盛り上がってくるとみんな踊り出して大変💦

ゆいレールに乗ると駅毎にアナウンス前に違う沖縄民謡のメロディが流れるのがまたいい。

あと、政治的に日本から背負わされてる部分が大きいので

沖縄の人の政治への関心は凄い。

タクシーに乗っても結構な高確率で運転手さんは政治の話しをされますし

県知事のファンかアンチか二極化してますよね。

それだけ、同じ日本でも温度差があるし

本当はこれぐらいじゃないとダメなんだろうなとよく思います。

これだけ関心が高ければ変なことしたり言ったり出来ないし

政治が良くないとみんなが思いながら変わらないのは

こういう雰囲気がないからだろうなと思います。

居酒屋でもよくそういう話しをしてるのが聞こえるし

いい意味で何か違うんですよね。

悲しい歴史があってしっかり意志を持ってる県民が多くてそれでいて明るい。

行ってみて凄いなと思ったのが沖縄でした。

 

 

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香港のシャティン競馬場

毎年通ってたんですが、ここ何年か行けてないですね……

国際競走のテレビで映る部分は本当に綺麗で華やかなんですが

バックヤードに入ると配管剥き出しで地方感満載💦

でも、慣れてくると何だかそれが良かったりする。

世界から来るセレブと競馬好きの地元民の融合は日本の国際競走と同じ。

特に何が違うのかと言えば本当に国が違うだけ。

国際競走の後は花火が上がるんですけど

自分の馬が走ってその後に見る花火はちょっと感動的。

でも、馬が勝って花火を見たことがないというね……💦

4年連続で見に行ったんですけど

毎年、花火のバックミュージックが同じで何の伝統なんだろうか……と思いながらも

今年も来れてそして今年も終わったな……と感慨に浸ってましたね。

久しぶりにまた行きたいなと思いますけど

しばらく渡航は難しいのかとしれませんね。

 

 

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最後にドバイのブルジュカリファ。

世界一高いビルですね。

砂漠の中に突然、作られた人工都市ドバイなんですが

そこにこんなモノを建ててしまうのが凄いですよね。

ブルジュカリファだけではなくラスベガスの噴水に対抗して作られたと言われるドバイファウンテンとか

世界一巨大なドバイモールなど

何かと世界一に拘る一位じゃないとダメなんですという競争心が何気に凄い💦

物価が高い以外はほとんど難がない場所で

物は何でもあるし食べ物もインターナショナルですから

そこそこお金があれば暮らしやすいのかなと思います。

自分はあまり時間が取れなくて昔のオールドドバイは巡れてないんですよね……

本当は古いものを見たり歴史と現在を両方見たかったんですけど

そこはエジプトを見たかった代償ですね……

ドバイは何らかのタイミングでトランジットで寄ることがあるかもしれないので

その時にはもっとじっくり時間が取らればと思います。

近代の建造物って次から次に新しいものが出来るし

次に行く時にはどうなってるのか楽しみです。