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2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

クリプトと世界情勢

 

 

 

先日、8月15日は何の日でしようか?と問われると

大半の日本人は終戦記念日って答えますよね。

でも、8月15日は全世界の認識では大戦の終戦日ではないんです。

陛下の玉音放送があった日が8月15日であって

世界の終戦日の認識は条約の締結日である9月2日です。

まあ、平和であるならどちらでもいい話しなんですが

ちょっと世界情勢が悪い方向に傾いてますね……💦

あと、8月15日はニクソンショックがあった歴史的な日ですね。

2つに分けてお話しします。

 

まず、アフガニスタンの情勢がよろしくない……

というか、中東全体が既に不穏でしたよね。

安易想像出来ていたことですが

バイデン政権に変わってからすぐに情勢は変わってしまいました。

表向きには世界協調を前面に出して

トランプが蹴ってきたパリ協定に復帰とイラン核合意の復活をしてますが

特にイラン核合意の復活から中東情勢は大きく変わってしまいましたし

政権が変わった途端にそれらは始まってます。

 

イスラエルパレスチナの衝突が再燃した時は

本当に政権が変わった途端だったので

おいおい……って思いましたね💦

それを皮切りにもうアフガニスタンはじめ方々で争いが起こることは安易に想像出来ました。

日本人にはあんまり関心がない話しだと思いますが

トランプ政権中はイスラエルアラブ諸国が嘘でしょ?ってぐらい協力関係を築き始めたり

いい方向に向かってましたよね。

 

これを逆回転させたのは間違いなくイラン核合意の復活です。

イラン核合意はイランが核査察を受け入れたり核を持たないと約束する見返りに経済支援を受けるという表向きの内容ですが

これ、中身は全くなく経済支援だけ受けられるというものです。

イランが得た資金はテロ組織に回って行きますから

当然、ISはじめ、そういう組織に資金が入ります。

そうなればどうなるかは明らかですし

今、アフガニスタンで起こっている事態の根幹にはイラン核合意の復活があります。

今日、アフガニスタンで逃げ惑う人々を見て罪が誰にあるのかわかりますよね……

 

アメリカだけではなく世界は今のアメリカ大統領を迎え入れたんです。

自分はトランプの政策が全て正しいとは思ってません。

クリプトに対して否定的な見解をお持ちのようですし💦

でも、少なくとも世界平和に向けた戦略は理にかなっていました。

オールドメディアはこぞって彼を叩きますし

切り取った報道で悪者に仕立て上げますけど

イラン核合意ひとつだけでもこの有様です。

事の本質がわかってない人が多いのは本当に嘆かわしいことです。

アフガニスタンの情勢がニュースで流れる時、イラン核合意が目の前の光景を起こしていると認識して欲しいなと。

トランプはアフガニスタンから米兵をどんどん撤退させてました。

バイデンもそれを継承して完全撤退に向かって今回の報道に繋がってますが

決定的に違うのはイラン核合意の取捨なんです💦

核合意を蹴って撤退というセットだったトランプと

核合意を戻して撤退のバイデン

つまり、テロ組織にお金を流して知らん顔で離れてしまうとそうなるよね……と。

まあ、こうなると思ってましたが事の真相を理解してアフガニスタンのニュースを見る人がどれだけいるのかな……

ISも息を吹き返してますし早くバイデンを降ろさないとめちゃくちゃなことばかりです。

降ろしてカマラが就任しても同じかもしれませんし

実際に今もバイデンじゃなくカマラやバックが握ってるみたいですけどね💦

バイデンも就任前から伝わってましたが

そろそろ認……症で職に耐えられないということで降ろすような動きはあるようですが。

 

 

 

2つ目はニクソンショックのお話しです。

昨日、コインデスクの記事にあったので下に貼っておきます。

昔は金本位制でした。

銀行に行けばゴールドが潤沢にあって

紙幣を持って銀行に行けばゴールドに交換してくれるというのが金本位制

銀行には担保になるゴールドがあった時代です。

 

自分が生まれた数年後にこのニクソンショックがあったので

そのインパクトは自分にはわからないんですが

これはベトナム戦争に起因していて

莫大な戦費を使ってしまったことでアメリカのゴールドは世界中に流出してしまって

銀行に紙幣を持って行っても担保になるゴールドがないので

もう我が国にはゴールドはありません‼️とニクソン大統領が発表したのがニクソンショックです。

これは世界中がひっくり返ったでしょうね💦

日本の紙幣、今は福沢諭吉さんですが

これにも日本銀行券と書いてまりますが

起源はゴールドとの交換券ということです。

 

今は担保になるゴールドがなくても勝手に信用されてる紙切れが紙幣ですけど

これがデジタル通貨CBDC(セントラル バンク デジタル カレンシーの略です)に移行しようとしてるのは

このブログでも何度も書いてます。

ゴールドの担保がない‼️となって金本位制が終了したのがニクソンショックですが

今は何となく紙幣は信用されて使われていますが担保なんてありません。

なので、紙幣はたくさん刷られて新型コロナの影響で緩和は続いて市場に流通している紙幣はジャブジャブです💦

これを引き締めるのがテーパリングなんですが

市場に大量に流通してしまった紙幣を回収する方法の一つが税金です。

課税を強化して紙幣を回収、バーンすると流通量は戻ってきます。

で、今起こり始めているのがインフレですね。

雇用が戻らないのを起因としたボトルネックでモノが不足してインフレが起こり始めてますけど

雇用が戻らずインフレが解消せずテーパリングをやるともう悲劇があちこちで起こりますよね💦

 

日本人はみんな考え方が平和なので物価がジワジワ上がっててもあまり認識がないですよね。

10年間と比べてモノの値段が上がってると思いませんか?

例えば小麦製品とか特にカップラーメンとかわかりやすいかな。

カップヌードルでも40〜50円高くなってますけど

量を少なくして値上げを抑えるステルス値上げもめちゃくちゃ多くなってます。

でもね、これ、まだ序章だと思います。

世界的に食糧不足が起こり始めてますから💦

それでいて給料はずっと上がらない💦

なので、資産は持てなくなってきてるし

定年しても働かないと食っていけない人ばかりです。

これが間違いなく加速しますね………日本では💦

 

話しを戻しますがニクソンショックみたいなことが近々起ころうとしてますよね。

どんなインパクトになるのかわからないのでショックにならないかもしれませんが

もう、アナウンスはされてます。

CBDCを導入する方向で中国が先行して世界中が舵を切ってると。

中国より先に運用してる国も結構あります。

そして、その動きは止まらない。

 

先日、リップルがフィリピンと日本の送金サービスを開始したという記事がクリプト専門のあちこちのWebサイトに掲載されてました。

例えば、フィリピン人が日本に出稼ぎき来てますよね。

お金を祖国に送金するのにリップルで送金するわけですが

これが想像するにめちゃくちゃ便利なはずです。

考えてください………

我々がフィリピンに旅行します……クレジットカードはないとします……

日本円は現地で使えないので現地通貨に両替します。

両替で高い手数料を取られるし

大金を持ち込むと税金がかかるし持ち込みに制限がかかります。

クリプトだと通貨に国籍がないので世界中、リップルリップルで通るんです。

リップルだとガスフィーも安いのでこれは利用すると思いますよ💦

これがCBDCだとどうなるのかですね……

デジタルですからスマホ一つでやり取りは出来ますが

現行の仮想通貨と違ってCBDCは国籍がありますから

日本のCBDCとフィリピンのCBDCに変換する時に手数料は今まで通りにかかるんだろうなと思います。

 

中央管理者がいない分散型のブロックチェーン上の仮想通貨は国籍がなく改竄も出来ないので

国の中央が量を勝手に増やしたり操作が出来ないので万人に平等なんですが

CBDCはおそらく紙幣がデジタルに変わっただけで操作は出来るものになるはずです💦

どの国のどのCBDCがどうなるのかそれは今からわかってくると思いますが

ブロックチェーン上のCBDCにするのか中央集権的なCBDCにするのか

そこは大きな違いになると思います。

おそらく、中央集権的なものがほとんどだと思いますけどね💦

 

フィリピンのリップルの件だけではなく

出稼ぎが多い国ではクリプトの送金がめちゃくちゃ多くなってます。

アジアではベトナムのクリプトの所持率が一番増えてるそうで

半数に近い人がクリプトを持っているそうです。

中国と国境を接しているので

中国人が厳しくなっている規制から逃れてベトナムでクリプトを買って、あとはP2Pで取引すれば足がつかないですから

ベトナムで活況になってる下地があるようです。

中南米ではエルサルバドルですが

ここもやはり下地には貧しい国の出稼ぎ事情があるようで

アメリカに出稼ぎに行く人が多い土地柄

送金手段にビットコインが使われる土壌が元からあると。

そのまま通貨に換金せず国内の決済手段に使うというのはコストカットを考えると当然の流れです。

ということで、貧しい国ほどクリプトは便利なツールで浸透しやすく

先進国は通貨発行権にしがみついてCBDCに舵を切ってるという情勢ですね。

 

日本も去年だったかな?2年後を目処にCBDCを導入すると打ち上げてますから

紙幣がなくなっていく未来は実は近いです。

すぐに全く無くなるということはないと思いますが

決済手段の大半はタッチ決済になるだろうし

そのうちタッチすら要らなくなると思います。

どこの企業もそれすら認知してなくてのんびりしてますけど

ここから生まれるサービスの拡大は明らかですし

頭のいいトップのいる企業は波に乗って業績を伸ばすでしょうし

そうでない企業は……………💦

 

大局で見てクリプトとCBDCは国籍を持つか持たないかの違いがありますが

そのクリプトはイコールでビットコインというのが一般的な人の認識だと思います。

まだ、イーサリアムとかカルダノとかリップルを知ってればマシな方だというのが今の日本の現状です。

世界的に見ても特に世界の政治に携わる要人でもそのレベルの人は多いと思います。

何かわからない怪しいものという程度でしょう。

ですが、CBDCを本格的に検討する時

本当にクリプトの本質を調べるにつれてそういう認識は変わってくるはずです。

他の世界で築いた名声だけで政治の世界に入ってる方もいますから

まともに仕組みを理解出来る人なら……ですけど💦

なので、今のところクリプトといえばビットコインという世間の認識ですが

ビットコインよりポテンシャルの高い通貨はたくさんあります。

でも、ビットコインは唯一無二なんです。

それは誰も手を加えられない独立性と

象徴になってしまった地位ですね。

後者についてはお役御免の時期が来るのかもしれませんけど💦

 

仮に紙幣が淘汰される時、何が起こるでしょうか。

自分は消して問題ないものは消してしまうと思います。

グレートリセットと言われてますが

結構、えっ……というものも消すと思います。

巷でそれはマズくないですか?というものも。

というのは、お金が生まれて消えていく構造を理解していればわかりますが

国の借金が増えれば国が破綻するというオールドメディアが煽る報道を流すから誤解が生じるわけで

自国通貨で借金をしても国民の預金が増えるだけです。

例えば、日本が他国のアメリカドルとかで借金をしまくると破綻しますけどね💦

あと、あまりインフレが進んで金利が上がるとちょっと具合が悪い感じになります。

正に今、新型コロナで期せずとそういう状態になりかけてるわけですが

そうなるとCBDC導入は急務になるはずです。

ニクソンショックと同じでないですが誤魔化しですね💦

 

で、最後にビットコインのお話し。

ずっとジワジワ上がってますが

まだしばらく上がると思います。

先日、アメリカでインフラ法案が修正されずに上院を通過しましたが

あれは相当なネガティヴなもので

押し目にもならずに上がり続いていることで自分はしばらく下がらないと確信しました💦

今日はちょっと下がってますけど少し株安に釣られたかなという程度で

上昇の自信は揺らがないですね。

相場は買いと売りで成り立つことは

指値で売買すれば理解出来ますが

買いたい人は手ぐすね引いて待ってるけど売りが出ないから買えない状態になると

こういうジワジワ上がる相場になります。

普通は需要ラインを超える時、ショートを巻き込んで、その勢いでドンと上がりますが

今はそのドンが無いんですよね。

だから気持ち悪い上がり方をするし

上がっても気持ち悪いから不審に思ってまた下がったりしてジワジワとしか上がって来ない。

出来高も入ってないので悪いファンダが出てもいちいち下がらないし

要するに大衆心理が織り込まれてない紳士的な?上昇相場なんですね。

でも、このまま最高値を更新していくとは思ってなくて

自分はビットコインは53000ドルで一旦大きくか小さくか折れると思ってます💦

そこまでは折れないと思いますし今のブレない戦略です。

 

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昨日打ったエンジンコインのロングは

タイミングが悪かったです💦

今はまだ含み損を抱えて決済せず持ってますが

大体2万円ぐらいの含み損ですね💦

数日で含み益に転じると思ってますから

ヤバいラインを超えるまで握っておきます。

あ、リップルのロングはさっき1.21で追玉しました💦

 

 

 

 

 

 

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8月15日、ブレトン・ウッズ体制終了から50年目を迎えた。主要国は第二次世界大戦後、金(ゴールド)を基準に価値が決まるドルを基軸通貨とすることに同意。しかし1971年までには、米ドルに対する信頼は損なわれ、当時のニクソン大統領はドルと金の兌換(だかん)を停止することを余儀なくされた。これにより、比較的自由に変動する「不換」通貨という現状の体制が始まった。


50年も前の決断は今でも大きな意味を持っている。ここ数カ月、アメリカにおける新型コロナウイルスパンデミック関連の給付金による大規模な支出により、ドルの安定性に対する信頼が50年前と同じように再び揺らぐのではないかという懸念が巻き起こっている。

中央銀行のバランスシートにおけるドルの割合は依然として、59%と支配的だ。しかし、その割合はゆっくりと減少しており、多くの経済的、政治的メリットも失われる恐れがある。

この先の進路をよりよく理解するために、ユーロ、円、人民元、さらにはビットコイン(BTC)などのデジタル通貨を含め、様々な通貨の中央銀行準備金としての可能性を検討している。その分析結果はまもなく公開されるが、通貨専門家に取材して学んだことからいくつか重要なポイントを取り上げてみたいと思う。

 

中国の野心


まず、人民元の影響力の高まりへの強い不安にも関わらず、中国は通貨に関する世界規模での野心と、国内での経済アジェンダとの間に、解決不可能な矛盾を抱えている可能性がある。中国共産党は国内投資を促すために厳しい通貨統制を維持しているが、準備金通貨は自由に取引できなければならない。

そのような難問と、中国の規制の一貫性の欠如のために、専門家はおおむね、人民元が国際的な準備金通貨としての地位をかけ上がることはすぐにはないと、懐疑的な見方だ。一方の日本は、世界的な準備金において大きな割合を占めるのに十分なほど国債を海外で売ってはいない。

今あるオプションの中では、ユーロ経済圏が背後にあること、欧州中央銀行の運営が比較的開かれて信頼できることから、ユーロがドルに対して最も手強い競合のようだ。

 

ユーロの地位


ユーロの準備金通貨としての可能性をさらに高めたのは、パンデミックに対する救済プログラムの資金とするため、ユーロ圏全域で債券を発行するという欧州中央銀行の決定だ。

世界的な国債の増大が、中央銀行が準備金の一部としてビットコイン保有するべきという主張の柱となっていることを考えると、皮肉なことだ。コロナウイルスは、世界的に国債の大幅な増大を引き起こし、その規模は世界のGDPの356%ともなっている。

世界が1つの国家だとしたら、この割合は警戒度最大レベルの火事のような状況だ。特にその大半が、発行国の中央銀行によって保有されているからだ。経済学者のエスワー・プラサド氏は、これは通貨の発行に当たると主張している。

個人がビットコイン保有するべきという主張は、中央銀行は必然的に、このようなインフレ的政策を通じて自国通貨の価値を下げる傾向にあるという考えに基づいている。

 

ビットコインの存在


同じ主張は、中央銀行に関しても展開できる。他国の国債のもたらすリスクは高まっているということだ。対照的に、ビットコインは実質的に、債券というよりはコモディティであり、見方によってはより安全である。しかし今のところ、ビットコイン価格のボラティリティが、国家規模での普及における大きな障害となったままである。

それでも、エルサルバドルが最初に足を踏み入れて以来、法定通貨としてのビットコインという考えに対する関心は爆発的に高まっている。その大半は、アルゼンチンなど、通貨が脆弱な国家から寄せられているもので、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は先週、ビットコイン使用に対してある程度開かれた姿勢を表明した。

ここが、次なるビットコイン普及の大きな波を見るのに注目するところだと私は考えている。問題を抱えた通貨や、不適切な通貨管理の歴史を持つ小国だ。

そのような国にとって、ビットコインはまったく新しいものだ。自国中央銀行にも、敵対的な可能性を持つ第三国にも依存しない価値の補完手段なのだ。そのような国々が、ビットコインの可能性に注目しているのは明らかだ。