陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

免疫とかワクチンって何

 

 

 

 

 

抗原とか抗体とか免疫とか

人が話してるのを聞いてると

大概の人はごっちゃになってたり変な解釈をしてたりします。

抗原はウィルスなど異物だったり外敵ですね。

それをやっつける作用をするのが抗体で

抗原検査はまあウィルスがあるか無いかを調べるもので

抗体検査はそのウィルスに対する攻撃機能があるかを調べるもの。

でも、抗体があるからウィルスの侵入を防ぎ切れるかというと

そんな単純なものではなく

人の遺伝子情報は本当に千差万別でそのウィルスに対して優秀な抗体を作る人もいればそうでない人もいるし

作り出す量も違うわけです。

抗体を作っても質が悪い抗体はウィルスのどうでもいいタンパクに結合したり

結合しても強固ではなくすぐに外れる結合しかしなかったり。

人によって質も量も違うのが抗体ですから

例えば抗体検査をして抗体があるとわかってもちゃんと機能するかはまた別の話しで

抗体検査自体には有無がわかるだけであんまり意味がない。

あと、ウィルスの有無を調べる抗原検査ですが

これは何度も伝えてる通りウィルスが上気道に存在してるかどうかを調べるもので感染しているかどうかは別の話し。

免疫が働いてウィルスの細胞への侵入を完全にブロックしていても

上気道にウィルスが存在していれば陽性反応が出ます。

生きたウィルスではなくても死んだウィルスやタンパク質のカケラでも陽性反応が出ます。

これが誤陽性ってやつで検査数を増やせば増やすほど誤陽性を拾うし陽性者は増えます。

これをオールドメディアはごっちゃにして感染者と報じます。

何度も言いますが感染者と陽性者は違います。

例えば家族に高熱を出したり検査も陽性という明らかな感染者がいたとすると

感染性の全くないウィルスの死骸やカケラは家のあちこちに存在してますから

上気道に付着しやすい状況にありますね。

それを家族みんなで検査すると誤陽性はそりゃ増えます。

 

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ひと言で免疫と言っても免疫には自然免疫と獲得免疫があります。

自然免疫にはインターフェロンなど生まれ持った免疫があり

獲得免疫は生まれてから色んなウィルスに晒されたことで獲得した免疫。

免疫システムは結構複雑でそれは抗体だけが作用するわけではなくて

とりあえず抗体から紐解くと抗体には5つの種類があります。

igM、IgG、IgA、IgD、IgEなんですけど

IgDは何の働きをするものなのか未だにわかっておらずIgEは寄生虫に対する抗体ではあるものの

色んなアレルギーを引き起こすものとされてます。

この2つはウィルスにあまり関係がないので割愛するとして

ウィルスなど異物が侵入した場合に真っ先に出てくるのがIgM

IgAは外界に触れる皮膚や上気道の粘膜から出てくる抗体で比較的後からゆっくり出動して長く機能します。

抗体検査をすると見るのはIgM、IgG、IgAということが厚生労働省のHPにも記載がありますね。

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あまり意味がないという抗体検査ですが

人種や人それぞれ個体によって作られる抗体の質も量も遺伝子情報によって違いがあるのがその理由で

ウィルスなど異物が侵入した時に勝負を決めるのは抗体の質と量です。

ウィルスが100個侵入してきたのに抗体50個しかなければ負けて感染しますし

100対100でも抗体がダメダメならやはり負けます。

上の図は正常に免疫が機能して軽快していくウィルス量と抗体量をグラフにしたもので

ウィルスが勝って増量してきても抗体が働いてウィルスを駆逐して5日もすれば治っていきます。

下の図はドイツの医学誌のものを日本語にアレンジしたもので

重症化していく人のウィルス量と抗体量をグラフにしたもので

これを見ると大衆のほとんどが誤解しているのがわかるデータになってます。

大概の人は免疫によって抗体が出てきてウィルスを駆逐していきます。

でも、重症化する人も大概抗体は出ますし

むしろ、重症化が進むにつれて抗体はどんどん増えていきます。

ウィルス量もどんどん減っていきます。

重症化した人がICUで集中治療されていた場合

周囲にウィルスをばら撒くリスクが極めて高いと思われてると思います。

最初は自分もそうでしたが去年の晩秋ぐらいにこれを知ったんですけど

ICUで危険な状態に陥っている人ってほとんど感染を広めるリスクって無いんです。

一番感染を広めるリスクが高いのはウィルスに感染して症状が出始めた数日で

そこは家で大人しくしていた方がいい期間です。

インフルエンザもそうですが1週間も隔離していれば充分ということです。

先にIgAはゆっくり出動して長く機能すると言いましたが

感染して1週間もすればIgAは充分出てきて口の中や上気道のウィルスをしっかりガードしてくれます。

例えウィルスが口や上気道にいてもスパイクを包んで感染性を無にしているので人には広げないことになります。

重症化する人がいるのには色々な理由があって

インターフェロンなどを出すサイトカインの暴走はサイトカインストームと言われて聞いたことがある人も多いかもしれません。

また、通常なら抗体はウィルスのスパイクに結合して

ウィルスが人間の細胞に結合して感染するのを防ぎますが

ウィルスに結合するだけではなくウィルスと人間の細胞の両方に結合して橋渡しをしてしまうという悪い働きをすることがあります。

あと、マクロファージが悪い働きをすることもあり

通常はウィルスを食べて、こんなやつ食べた〜と知らせて

白血球を呼んで撃退する司令塔の役割をする優秀なやつですが

このマクロファージが悪者になることがあります。

 

こんな感じで免疫機能の一部を紹介しましたけど

抗体はどんな人も一様に良い働きをするわけではなく

悪い働きをして暴走すると数値的には抗体は出ていてウィルスは減っているのに

症状はどんどん悪くなることがありますね。

上の図の重症化している人のウィルス量と抗体量のグラフはそれを表していて免疫機能はそんなに単純ではないわけです。
これは素人の自分が思うに人種や個体によって免疫の質が違うように
重症化する人はワクチンを打とうとが自然に感染しようが同じように重症化するような気がします。
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ワクチンには色々種類があって

主に生ワクチン、不活化ワクチン、アデノウィルスワクチン、 核酸ワクチン。

それぞれ特徴があってメリットとデメリットがあるのでどれがいいのかは難しいところ。

生ワクチンは熱を加えたりして弱毒化して弱ったウィルスを体内に摂取するもので抗体と細胞性免疫の両方を誘導します。

免疫機能は複雑ですが主にミサイルのような役割をする抗体とミサイルで攻撃した後に出てくる軍隊の役割をする細胞性免疫があります。

外界に触れる粘膜から出るIgAと血中で体内の見回りをしているIgGなどは抗体であって

侵入してきたウィルスを最初に迎え撃つものです。

生ワクチンの良いところは抗体も軍隊の役割をする細胞性免疫も両方誘導してくれるのでバランスがいいワクチンで1回の投与でベネフィットが得られます。

ですが、デメリットとして弱毒化されて投与したにも関わらずウィルスが体内で元通り元気になって強毒化してしまうことがあります。

こういう事象があると投与を停止されることがありポリオワクチンも一時停止されてましたね。

ひとつ言えることは薬にしろワクチンにしろ諸刃の剣ということで

ミサイルである抗体も軍隊である細胞性免疫もクーデターのように悪く作用すると逆に体を傷めるわけで

万能のワクチンはなく必ず一長一短あります。

抗体と細胞性免疫どちらが信頼出来るかというとどちらかというと細胞性免疫だと思いますが

それも個人的に究極の選択をした場合です。

 

不活化ワクチンは死んだウィルスやウィルスのかけらを投与して主に抗体を働かせるもので

細胞性免疫はあまり誘導しません。

ホルマリンなどにつけてウィルスを殺して抗原性だけをを残して抗体を誘導します。

これは軍隊を呼ばずにミサイルだけで迎え撃つ感じの狙いになりますね。

不活化ワクチンは死んだウィルスを投与するので安全性は高いのですが

従来型のコロナには向かないと言われていて今回のパンデミックにも効果が期待出来ないと早々から候補から外されたようです。

抗体と細胞性免疫の両方ではなく抗体しか誘導出来ずベネフィットもあまり大きくないので

絶大な信頼性というより安心感を得る程度なのかなと思います。

それでもやはり抗体は誘導するわけで体質の合わない人には抗体の暴走などのデメリットはあります。

抗体を誘導するとADEを誘発するなど抗体がウィルスを呼びウィルスの塊を作ってそれが人間の細胞と結合するなど先に述べたように諸刃の剣になったりします。

 

アデノウィルスワクチンは古典的な生ワクチンや不活化ワクチンの次世代モデルとして登場したもので

風邪の一種であるアデノウィルスの遺伝子を組み換えたものでガンの遺伝子治療に使われたりします。

アデノウィルスはめちゃくちゃ増殖が早く製造もしやすいのですが

元が風邪のウィルスであることから既に多くの人がアデノウィルスの免疫を持ってしまってます。

ということはアデノウィルスの中の遺伝子を組み替えてはいるものの

容姿はアデノウィルスですから人体に入れると免疫システムはアデノウィルスが入ってきたと認識して

既に持ち合わせている情報を使って大量の抗体を出します。

つまり、大群対大群の大戦争状態になってアデノウィルスワクチンはほとんど抗体に駆逐されます。

なので、アデノウィルスの免疫を既に持っている人には効果があまりなかったり

抗体が一瞬で大量に出てくる特性から効果が出るのは1回で2回3回と打っても意味がない。

アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンはこのアデノウィルスワクチンです。

アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンのワクチンは1回投与でいいというのはそのためですが

人間はアデノウィルスの免疫を持っている人が多いことからチンパンジーのアデノウィルスを使って既に人間が持っている免疫システムを回避することをやってます。

ロシア製のワクチンもアデノウィルスワクチンなんですがチンパンジーの他に抗原を変えることで2回別の抗原のワクチンを投与するなどなるほどなぁと思う工夫をしていますね。

イギリスはアストラゼネカのワクチンを2回投与が多いと聞きますが

先述したように同じものの2回、3回の投与は得られるベネフィットがほとんどないので

もうワクチンに頼るというより

やることはやった……諦めたという方向に舵を切ってますね。

というか、そもそも自分は人間が太古の昔から紡いできた膨大な免疫情報に優るものはなく

ワクチンなどリスクのあるものより自然免疫に頼る方に理があると思いますので

効果なんてあまりないという考えからも

まあ、無駄なことやってるなと静観してるわけですが。

ただ、このアデノウィルスワクチンについてはガンの遺伝子治療に使われる側面があると書きましたが

これには大変興味があります。

それはミサイルの役割をする抗体の働きではなく軍隊の役割をする細胞性免疫の方でして

例えばウィルスが肺全体に広がってしまった状態で細胞性免疫は人体にとって害になります。

それはウィルスに侵されてしまった細胞はウィルスを撒き散らす組織になりますから

この状態になると抗体ではどうにもなりませんし

その悪くなった細胞を細胞ごと破壊するのが細胞性免疫です。

細胞がウィルスに侵される前にどうにかミサイルで応戦する段階が抗体の役割で

肺全体の細胞がウィルスに侵されてしまうと細胞性免疫は肺全体の侵された組織を破壊し始めます。

つまり、肺全体を壊し始めるわけですね。

これが人工呼吸器やエクモを装着する段階になりますが

この段階になると細胞性免疫を止めなければ宿主の人間が死んでしまいます。

このように抗体にしても細胞性免疫にしても暴走すると悪いものになってしまうことになりますが

これをガンの治療に応用してるのがガンの遺伝子治療です。

今のところこの治療には制約が多いのですが

もう余命宣告されて死を待つだけの状態であるなら

中途半端に保存を考えながらというよりダメ元で細胞性免疫にガンと戦ってもらおうと思う人もいると思うんですね。

もうすぐ流石にわかる人にはわかるはずですが

アデノウィルスワクチンがそうであるように

1発勝負のワクチンってあるんです。

1回、2回でベネフィットがなくなり3回、4回はリスクしか得られない

それがワクチンの当たり前であって

そもそも効果なんてあまりないわけです。

本当に致死率50%とか100%のウィルスの脅威が来た時に

過去につまらないことでワクチンを打ってしまってベネフィットが得られないということは避けた方がいいって普通は思うはずなんですよね……

流石に致死率50%、100%のウィルスの脅威が来た時には自分もワクチンに賭けると思いますから

その時まで無駄に打つべきではないし

ましてこんな新型コロナごときでベネフィットを……と。

 

最後にDNAワクチン、mRNAワクチンなどの核酸ワクチンです。

DNAワクチンは文字通りレトロウィルスなどを使ったり

意図する設計をされたDNAを体内に入れるものでガン治療に使われるもので

プログラムのアップデートをするようなものです。

DNA→RNA→タンパクと情報を転写され細胞が複写される流れの根本の情報を書き換えるものです。

もうね……ここまで来ると神の領域と言えますね💦

ただ、やはり弊害は大きく周りの組織がガン化したり結構なリスクがあります。

なので、一縷の望みをというガン治療に使われるわけで究極の奥義みたいなものです。

そこで考えられたのがみんな大好きで今回のパンデミックで打ちまくってるmRNAワクチン。

あ〜おそろしや〜

DNAは人の設計図みたいなものですが

RNAはそのコピーです。

コピーは大量に刷られてそれがRNAなんですが

大量のRNAは要らなくなると消されます。

なので持続性がなくmRNAワクチンはすぐに消えるから大丈夫ですよと言われてますが

そんなものに効果が長続きするわけもなく

最初は1回でいいというのが2回になり3回になろうとしてます。

苦しい副反応があるのに当たり前ですね……

でも、存在を体内で認識されないステルス機能みたいなもので消されるのを防ぐものが備わってると謳われてまして

現状を見ていると本当かな……と。

しかも、すぐ消えると言われながら身体中の組織に変なものが蓄積されているデータがしっかり出てまして

その辺りがまた訳わからんって思います。

DNAワクチンがリウマチなど自己免疫性疾患を誘発することで知られてますが

遺伝子を触るmRNAも同じことが考えられます。

というのは可能性として先述したように逆転写があり得るからです。

最近、身近で身体を触られただけで激痛が走るという人の話しをチラチラ聞くんですが

この類いの治療を受けてそういう人が増えてるのかなと思ったりします。

今はまだ承認されてませんがRNARNAを複写するものもあるようで

それってRNAじゃなくDNAじゃないの?って感じなんですけど

もうこの辺りになると自分の頭では理解出来ません……

DNAワクチンやmRNAワクチンはもう自然由来のものではなくて

明らかに人工物ですし誰にも何が起こるかわからないパルプンテ物質で

今まで危険だから止められていたものがパンデミックを機に

ここで踏み切らないと道が開けないと垣根を飛び越えて緊急承認されました。

つまり、人体実験段階ということです💦

みんな我先にと喜んで打ってますけどね。

 

以前から何が起こるかわからないと伝えてますし

世界的に訴訟が起きると言ってるのはこういうことです。

勿論、ほとんどの人には何もないかもしれないし

時間をかけて多くの人に何か起こるかもしれない。

自分が危惧しているのは自己免疫性疾患で

これからガンなど重篤な疾患が増える他に

普通の風邪程度のものでも重症化したり

免疫が破壊されるようなことはそこら中で頻発しても全然おかしくないと思います。

 

打ちたい人を止めはしませんが

新型コロナごときでそんなにリスクを冒す必要があるのか

考える機会になればとすぐに消すかもしれませんが記事にしました。

免疫というのは諸刃の剣であることと

免疫も何事も程々がいいし程々が難しいんです。

人の免疫システムは二重、三重にも複雑に組まれているし

これがダメならコレと多彩になってます。

そのバランスは神がかりでその領域を触るとそのバランスはたちまち崩れ

その先に何が待っているのかそれは神のみぞ知る。

五体満足に産んでもらい問題なく健康に過ごしている人が

罹ったとしても数日の高熱で済む程度の病いに何を怯えるのか

冷静に考えれば何を捨てて何を取るべきかわかりきってると思いますけどね。

この先、何か大病にかかった時、あのワクチンが原因かな……ってずっとそういう思考が付き纏ったりするぐらいなら💦

子宮頚がんワクチンとか見てもそうですが

ワクチンの免疫を触るリスクってそんな軽くはないと思いますよ。

 

前々から言ってるように馬鹿げた世の中です。

 

最後に今日こんな動画が上がってました。

ごく稀なことかもしれませんけど

こんなことはこれから増えると思います。

こうなってからでは取り返しがつかないし

悔やんでも悔やみきれないと思います。

免疫を触るということはこういうことです。