先日、明日14日に相場が下がるという予測をしてました。
それは13日の今晩、CPIの発表があるからで
今日のCPIが上がると予測していたからです。
今は何十年かぶりのインフレ、というかハイパーインフレの領域なんですが
消費者物価指数が高くなるとインフレという見方になります。
で、インフレはまず原材料費が上がり
次に原材料費の高騰で生産コストが上がって生産者物価指数が上がり
次に生産者物価指数が上がったことで物の値段が上がり最後に消費者物価指数が上がります。
先月のCPI発表で相場はドンと下がりましたが
これは市場の予測を消費者物価指数が上回ったことで起こりました。
一番上の図は原材料費を表すものでここのところ下がってました。
真ん中の図は生産者物価指数でこれも原材料費同様に下がってました。
下の図は消費者物価指数でこれだけ予測を上回って上がってたんですね。
これが同様に下がらず上がったものだからサプライズとなって相場は下がりました。
物価が上がるとそれを抑えるために金利を上げます。
物価上昇にブレーキをかけるために先月は強めの0.75%の金利上昇をFRBが発表しました。
物価が上がっているということは金利の引き上げが不十分だと判断されるわけで
先月の金利上昇を行った効果が現れるなら今晩のCPIは予測通りかそれより下がるということになります。
で、今晩もうすぐ発表されるCPIが大きな鍵になります。
金利が上がると相場は下がりますから
CPIが予測より高ければ今月末のFOMCで金利は想定より上がる可能性が高くなります。
つまり、相場は下がる可能性が高くなります。
チャートだけ見るとそれぞれ指数は下がりそうな気もするんですが
自分は世界の情勢を見てまだ指数は下がらないと思うんですよね……
さて、発表はまもなく日本時間の21:30です。
注目です。