いよいよ海外の舞台へ……
2月1日からリフレッシュ休暇を利用して
ほとんど準備は整いましたがここまで色々ありました……
ハードルは色々ありまして
列挙しますと……
◼️そもそも9日の休暇で収まらない
◼️体調を含めて数々のリスク
◼️燃油サーチャージ高騰
◼️燃油サーチャージ高騰に伴う嫁の説得
◼️イスラエル入国を嫌がる嫁の説得
まあ、他にも色々ありますが
大きなハードルはこんな感じです。
去年の春ぐらいから軽く行程を組んだりして
どこに行きたくてどこを妥協するのか
どれぐらいの日数が必要なのか
大枠を決めるのに仕事の合間を縫って行程を組んでみたりしてルートを探るのに半年ぐらい……
残念ながらアゼルバイジャンはこのご時世にまだ2回以上のワクチン接種が入国の条件になっているので断念。
最初はメキシコとか考えてたのでサウジアラビア、イスラエル、トルコ、アゼルバイジャン、スイス、ポーランド、メキシコ辺りを候補として世界一周航空券を探ってたんですが
とにかく燃油サーチャージが高い💦
それに世界一周航空券だと最低でも10日を要する行程を組む必要があるルールなので
日本以外の燃油サーチャージが安い国をスタート地点として
バンコク→サウジアラビア→トルコ→スイス→メキシコ→日本(半年滞在にする)→バンコク→LCCで日本
みたいな行程で各都市1泊か2泊の早足で回ってくるとか考えてました。
だけど、燃油サーチャージが高いし半年後にまたバンコクに行く必要があるし
ちょっと無理だな……と思って一旦諦めました。
半年後に世界情勢がどうなってるのかわからないし💦
今はまだ大丈夫だけど先日のG20に何故だかダボス会議のシュワブさんが参加して
ワクチンパスポート復活だみたいな話しになってるし……
中でも苦労したのは嫁の説得💦
最近まではイスラエルに行くなら1人で行けと突っぱねられてました。
というのはネットで調べるとイスラエルの出入国は世界一厳しいから。
パスポートにアラブ諸国に行ったスタンプがあると
普通に別室に連行されて入国も出国も下手すると3時間ぐらい尋問されるみたいなんですね💦
逆にイスラエルに入国したスタンプがあるとアラブ諸国へ入国が厳しくなるので
最近ではイスラエルはパスポートに直接入国スタンプを押さずに
入国スタンプの代わりに入国許可の紙を挟んでくれるようです💦
ということで嫁はアラブ諸国は初めてなんですが
自分はパスポートにエジプトとUAEの入国スタンプがありますから尋問必至💦
ペラペラ英語も話せないし出入国に手こずるのは目に見えてるんですよね……
数時間監禁されるのを待たされる身にもなれ!ってことでイスラエルを嫌がってる嫁なんですが
多少、ネットで煽られたことも理解して何とか説得出来ました💦
でも、一番効いたのは何故か行程の中にイスラエルを入れると燃油サーチャージがグンと落ちるってことでしたね💦
未だにガザ地区からロケット弾が撃ち込まれて
アイアンドームで撃ち落とすということが起こるので
それも怖がっていた嫁ですが
危ないと言えば危ないですが地上に着弾したことはないんですよね。
撃ち落とした破片が落ちてくるとか来ないとかは内緒です……
イスラエルとイランが最近きな臭いムードになってるのも内緒です……嫁は知りません。
とりあえず、空襲警報が鳴ったら何処に隠れるかずっと考えながら街を歩こうと思ってます。
いざとなれば嫁を守って死ぬぐらいのことは本当に思ってます。
まあ、国内周遊が妥当かなと秋頃は思ってたんですね。
だけど体力も落ちてきてるし大型連休を取れる機会って
定年まで我慢するか会社辞めるしかないので
ここで海外に行かないとほぼほぼ無理なんですよね💦
そう思ってありったけのマイルの知識を振り絞って練り直し始めました。
思いついたのが世界一周航空券をキッパリ諦めて
海外特典航空券を活用出来ないか考えました。
海外特典航空券のルールは目的地を1都市と経由地を4都市ルートに組み込めます。
ただし、経由地の滞在時間はトランジットとして24時間以内。
トランジットとは言っても出入国の手続きをして空港の外に出ることは出来ます。
スターアライアンスに加盟している航空会社がある国は行きやすいんだけど
サウジアラビアとかイスラエルはそういう点で行きにくいんです。
それにやはり燃油サーチャージが20万円以上かかる行程がほとんど。
そこで考えたのが海外特典航空券で全部回るのではなく
途中の行程で自前でLCCを確保することでした。
そうすることでトランジット24時間以内のルールと経由地4都市のルールをある程度回避出来るんですよね。
そうやって叩き出した今の自分の知識ではこれが限界……ぐらいのルート💦
【ANA海外特典航空券】
伊丹→羽田→ミュンヘン→テルアビブ
【ANA海外特典航空券】
これでした。
燃油サーチャージは極限まで抑えて12万円。
テルアビブ→ジェッダはハンガリーのブダペストを経由するルールでLCCのウィズエアが1人13000円。
ただし、これには落とし穴がありまして
受託手荷物がスーツケース2つで30000円ほどかかります💦
人より荷物で金取るのがLCCっぽい……
ジェッダ→イスタンブールはLCCのフライナスで1人18000円。
こちらは受託手荷物に数千円。
このLCCの自力移動のメリットは
トランジットの回数にカウントされないことです。
つまり、テルアビブに着いてからイスタンブールを出発するまでの間が1つの目的地としてカウントされるわけです。
あと、ちょっとこだわりがありまして
行きの行程で羽田→ミュンヘンはルフトハンザが直行便を運航していて尚且つミュンヘン→テルアビブもルフトハンザの直行便。
テルアビブへ向かうルートでトランジット1回というのは大きなアドバンテージで
しかもですよ……羽田→成田の自力移動を回避出来るのが大きい。
空港間移動の時間もお金も節約出来ます。
だけどこのルート、2月初旬だと2月1日限定💦
なのでスタートはどうしても2月1日になりました。
帰りも同様でチューリッヒ→成田→伊丹も成田羽田の空港間移動無し。
成田→伊丹は1日1便だけの設定なんですよね💦
あと、ミュンヘンはルフトハンザにとってフランクフルトに次ぐ地元ドイツの主要空港で
ルフトハンザもラウンジに力を入れてるわけで
スイスのチューリッヒもスイス航空のホーム
特にイスタンブールのラウンジは新ターミナルで新しく本当に楽しみにしてます。
プライオリティパスも久しぶりの利用になるんですけど
昨年から同伴1名無料のものに切り替わったので
ブダペスト、テルアビブのラウンジも存分に楽しめそうです。
ついでに羽田のANAラウンジのチキンカレーも久しぶりに💦
で、ですね……今回、大変苦戦したのが
サウジアラビアのビザ……e Visaの申請でした💦
今日、やっと申請してスマホに取り込めたんですが
まー、自分の画像のアップロードの画素数が大きかったり
そもそも全部英語入力で2人分取るのに3時間ぐらいかかりました💦
ホテルの予約はアゴダで取ったんですけど
ホテルのemailアドレスがどこにも載ってなくて
アゴダにemailアドレス教えてくれ‼️って問い合わせてみたり
とにかく何度も何度も弾かれて……
入力項目が6ページあるんですけど
1ページを10分以内に入力しないとタイムオーバーで
最初からやり直し……みたいな具合でかなり格闘しましたよ💦
最終的に慣れてきてスムーズに入力出来るようになってましたし
最後の2ページぐらいは旅行保険に強制的に加入するページだったので
確認事項にチェック入れるだけでクレジットカードの情報を入力して支払いするだけでしたけどね。
保険約款なんて日本語で書いていても読まないので
当然読まずにチェックしましたけど💦
とにかく大変だったんですけど
インドのビザが難易度で最強って聞いてましたから
まあ大丈夫だろう……って思ってましたけど
また違うタイプのなかなかの難易度でした……
なんか入力フォームの入力が普通に出来なかったり
もうちょっと改良が必要なんじゃないかな💦
本当に何度も心折れそうになりましたから💦
多分、マジでe Visaが取れないからそれが為に渡航を断念する人がいると思います……
本当はもう少し色々な場所を回る行程を組みたかったけど
日程的にこれが限界ですね……
夏だったらスイスのハイジ村からフランクフルトの行程を体験したかった。
南米のウユニ塩湖も行きたかったし
メキシコで中南米の陽気な空気でタコス食ったり
バヌアツで溶岩見たり
まあ、挙げたら他にも沢山あってキリがないですが💦
特にイスラエルまで行くなら死海も行きたかったけど時間的に無理ですね……
とにかく世界には目から鱗のことが沢山あります。
ラウンジ巡りとかしょうもない俗なことにも興味はあるんですが
文化、宗教、そこから生まれる考え方や習慣の違い。
そういうのを百聞は一見にしかずで視覚と肌で感じたいと思いますね。
で、今回のテーマはズバリ……
近年で世界一、土地の奪い合いが行われている場所
メディアが伝えるものと現実がどれぐらい乖離しているのか
他人の私感を挟まず自分の目で確かめたいと思うんですね。
その上でこれから起こる良い事も悪い事も色々なことを判断したい。
近い将来、ウクライナのように色々起こると思うので
変わってしまうタイムリミットの前に。
最後に……中でも今回、イスラエルは外せないと思ってました。
話せば長くなるので可能であれば出発前にまた語ろうと思ってますが
土地を追われて世界に散り散りになったユダヤ人は
生きる術として金貸しをして財を成しましたね。
ヨーロッパに逃げたユダヤ人はホロコーストに代表されるような迫害を受け
地中海の西に逃げたりアメリカに逃げたり。
ユダヤ人は一括りに出来ないわけで
財を成した人は世界を動かす人達だし
その根幹には恐怖があると思います。
だからシオニズムによって2000年の時を経てイスラエルに戻り
今は邪魔者みたいにアラブ諸国と争いながら今は姿勢を変えつつある中で
また争う姿勢を見せています。
ホロコーストの時に同情される中で誰も助けてくれなかった……だから憎まれても国を作り自分達で自分達を守るという
ある種、恐怖からくる背水の陣的なやり方が今のイスラエルであって
その迫害と争いの歴史を誰も見ようとしないし
知らないわけです……
嘘だらけのメディアの情報を取り込んだ
薄っぺらい知識で間違った物の見方と判断はしたくないし
イスラエルと対立するアラブ諸国のリーダーであるサウジアラビアと
色んな角度で中東を見ておきたいというのが
今回の旅の柱なんです。