最終日も晴天。
最終日の予定は14時にNF早来の見学と
15時にNF空港の見学。
で、17:50のフライトで伊丹に戻ります。
NF空港の見学が終わるのが16時前になると思うので
レンタカーの返却は16時ぐらいで
新千歳に着くのが16時半ぐらいかなと。
あんまり新千歳で時間がない計算になります。
とりあえず、朝はゆっくりしてロビーに10時集合。
北海道の回転寿司はクオリティが高いんですが
トリトンに行ったことがない人もいるので
10時過ぎにホテルを出発して11時開店のトリトンに向かいました。
10:40ぐらいには着いたんですけど
既に店の前に10人ぐらい並んでました……
10:50ぐらいまでタバコを吸ったりして悠長に構えてたんですけど
行列が15人、20人と伸びてきたところで
危険を感じて行列に並ぶことにしました。
店内に案内されると
6人掛けのテーブル席にギリギリ座れたぐらいで
開店時間を狙うなら20分前には並んでた方が良さそうですよ……
今回は土曜日だったので平日ならそうでもないとは思いますけど……
アサリのすまし汁。
雑味がなくめちゃくちゃ美味しい。
アサリは本土で見かけるサイズより遥かにデカいです。
北海3種盛り的な皿。
ニシンと昆布締めヒラメ、あと何かのイカ。
イカ3種食べ比べ的な皿。
本マグロの赤身。
歳取るとトロより赤身がいいです……
とにかくトリトンはクオリティが高いです。
ここに行ってから本土の外食で回転寿司に行かなくなりました……
これ大袈裟ではなく本当の話しです。
ここと比較するとそうなっちゃったんですよね……
じゃあ、すすきのの刺身食ったら
本土で刺身食えなくなるのか？と言われると
そうでもないんですけど
何でかわからないけど本土で回転寿司は行かなくなりました。
それぐらいインパクトがあります。
で、いつ奢ってくれるのかなと
すすきのでずっと待ってたんですけど
諦めかけてたこのタイミングで
はちさんが奢ってくれました。
回転寿司ってどこまで食べていいのか
終わりが難しいので
回転寿司に行くと元々あんまり食べないんですよね。
今回も軽く食べて終わったんですけど
奢ってくれるならもっと本気で食べりゃ良かったです……
今回はとりあえずレイデオロのダービー優勝分を奢ってもらったので
次回は天皇賞秋の分を奢ってもらおうと思います。
ん？エピファネイアの分もまだだったような……
NF早来に向かうと時間が余るので
輪厚PAで30分強時間調整します。
ここでは後輩くんがコーヒーを奢ってくれました。
ここのコーヒーも美味しかったです。
ここの売店で簡易な野菜の直売やってるんですけど
いつも最終日はここで野菜を買います。
今回はインカのめざめと紫色のアスパラを。
紫色のアスパラは本土では見かけませんが
生で食べられるのでサラダに入れたりします。
朝採れで極太です。
ようやくというか
最終日に出資馬のレポートをまとめて行きますよ。
今回はえべっさんが仕事の都合で合流が遅れたので
最終日に見学を詰め込んだんですけど
今回みたいなタイムテーブルが丁度良いかもしれません。
無理に予定を作って詰め込むと最終日とか
帰ってからしんどいんですよね。
NF早来に着いてあちこち見学する前にトイレに行くんですが
ここで私……重大なチョンボをして
後に周囲に多大な迷惑かけることになります……
前置きは長くなりましたが
まずはキングサーガのレポートを始めましょう。
自分は出資してませんが
えべっさんが出資してます。
自分も去年のドラフトで最終的に出資候補に残ってた馬なので
やはり気になる馬ではあります。
今回、案内してくれた中尾さんが熱く語ってる様子が動画で見られます。
スタッフも自信ありとのことでしたし
まだ途上ではあると前置きしながらも
今の段階でこれだけやれれば大したものだと高評価でしたよ。
自分は今回から北海道視察にも動画を採用しようと
馬の初めての撮影に必死……
中尾さんの話しもあんまり聞いてなかったんですけど
スプリンターは内側筋がどうのこうのと
一応知ってる話しだったので、まあいいかなと。
動画に音声が収まるだろうし
後から動画見ればいいかなと軽く考えてましたが
意外と少し離れるとあまり音声は拾わないですね……
次回からは語り部からあまり離れないように工夫して撮影しようと思います……
次に見せてもらったのはクラヴェル 。
お母さんもお婆ちゃんも出資してたので
3世代目の出資になります。
お婆ちゃんのノビアから非常に思い入れが深いです。
昨秋からどれだけ変わってるのか楽しみにしてましたけど
良くも悪くもまずまず及第点の成長ラインという感じでしょうか。
父馬の影響で背は高くなくて胴が伸びてきてるようで
サイズ的にまだそんなに大きくなってません。
ただ、夏を越してひと波来そうとのこと。
あと、マドレの初仔なんですけど
初仔はヨロの部分が小さめに出るという話を聞きました。
初めて聞いた話なので
自分の脳内の辞書に1つ知識を書き足したんですけど
お婆ちゃんのノビアも確か初仔でしたけど
ヨロの容積は大きかったんですよね。
まあ、そういう傾向があるということで
勿論、個体差があって全てがそうではないというのはわかります。
ひとつ、今回は勉強になったので
馬選びの材料として今後の参考にしたいと思います。
クラヴェルですけど
相変わらず大人しくて人懐っこいですね……
性格はお婆ちゃんのノビアじゃなく
お母さんのマドレに似てると思います。
脚質は後方待機でしょうかね。
で、自分の出資馬を見学するときは
本当は一番ゆっくり撮影したいけど
まともに動画を撮れないですね……
スタッフに質問しなきゃいけないし
その答えを聞かないといけないし
撮影に必死になると話しを聞いてないみたいで失礼だし……
まあ、クラヴェルに関しては
ゆっくり成長待ちですね。
特に目立つ仔ではないけど
そういう面でもお母さんのマドレに似てると思います。
NF早来での見学は2頭のみで
NF空港に移動します。
NF空港での見学はグレイトオーサーから。
この仔は自分の出資馬ではなく
えべっさんの出資馬です。
ノビアにノヴェリストを配合して生まれた仔ですから
早来で見たクラヴェルのお母さんであるマドレの弟になります。
クラヴェルからすると同じ歳ですけど叔父さんにあたります。
サイズは大きめで500キロを超えてきてます。
クラヴェルが430キロぐらいなので
クラヴェルを見た後でグレイトオーサーを見ると大きく見えます。
ノビアの一族は燃える気性の仔が多いですけど
この仔もクラヴェル同様に大人しく出てます。
ノビアにノヴェリストって初めての配合でしたかね？
そういう認識なんですけど
まあ、ノヴェリストは必ず配合すると思ってましたし
どんな仔が出るのか楽しみにしてました。
自分は他に気になる馬がたくさんいたので
この仔は出資に至りませんでしたが
走って欲しい馬ですね。
続いて見せてもらったのはカウディーリョ。
えべっさんと自分の出資馬です。
先日、ダービートライアルの青葉賞に出走して
特に痛んだ箇所はないものの
夏の北海道開催で使う予定とのことで
軽くリフレッシュを兼ねてNF空港まで戻ってきてます。
美浦ではかなり手を焼いたみたいですが
別馬のように大人しいんですよね……ここでは。
去年、この時期に同じようにNF空港で見た時は
見るからにカリカリしていて精神的に一杯一杯という感じでした。
でも、火が消えたみたいで逆に心配になるぐらい大人しくなってます。
これが堀マジックなのか……
このまま競馬に使えば折り合いの心配なんか皆無だと思いますけど
気持ち悪いぐらいですね……
体つきはなんだかのっぺりしていてメリハリは落ちてるし
色々と変な違和感があります。
戻ってきてから以前とは違ってかいばは食べるそうで
ちょっと余裕が出てきたのかなと思えますが……
このまま落ち着いてくれれば
一度膨らませてから一皮剥けるかもしれません。
460キロぐらいで使えればいい傾向かも。
最後のレポートは自分が出資してるアクニディです。
アクニディの前にはちさんの馬を見たんですけど
その馬が超大型馬でして550キロぐらいの馬だったんですね。
対するアクニディはクラブHPの最新の発表で390キロぐらいしかありません。
その差は160キロ。
このパターンはめちゃくちゃ馬が小さく見えます……
それでなくてもサイズが小さいことはみんな気にしてることで
怖くもありある意味楽しみでもありますが……
昨秋は人が騒いだりするノーサンホースパークのすぐ横の厩舎棟にいましたが
最悪の環境からは逃れれたようで
現在は静かな場所に移動してました。
外に出しての見学とはならずに
厩舎棟の中で見せてもらいました。
馬房から出されたアクニディはやはり小さく見えますね……
やはり肉付きも良くありません。
目の前に止まって案内役の厩舎長が
スタッフに『現在の馬体重を小声で』と報告を促すと
『398キロです……』と本当に小声で報告をしてくれました。
このやり取りを見て一同爆笑するわけですが
その様子が動画内の爆笑です……
ここのところ馬を膨らませるために
試行錯誤してきたそうで
調教を休ませることを試したけど
逆に食欲が落ちて食べなくなったり。
でも、最近はようやく掴めたそうで
徐々に数字は上昇してきたみたいです。
というか、厩舎棟を移動したのがいつなのか
それを聞くのを忘れてたんですよね……今思えば。
個人的に昨秋に見にきた時に厩舎棟の場所が絶対に良くないと思ってたので
もしそれが原因なら人災ですよね……
えべっさんなら暴れておかしくない事態です。
それはさておき
昨秋はアクニディに触ることも忘れるぐらい
あまりの小ささに衝撃を受けたんですけど
今回は肩周りを触ってみました。
この感触がですね……
今まで色んな出資馬を触ってきた中で最も柔らかいんですよ。
間違いなく筋肉の質は極上です。
あとはサイズだけなんですけど
420キロぐらいで競馬使えるぐらいにならないかな……
そしたら間違いなくクラシックに乗ると思ってます。
元々、動きはいいし
NFの坂路も持ったまま楽に上がってきます。
本当にサイズだけです……
今は笑いにされるぐらい小さいですけど
来年には黙らせるぐらいの走りを見せて欲しいものです。
それが出来るはずのポテンシャルがあると信じてますよ。
3日間の全ての予定が終了……
レンタカーを返却して新千歳まで戻るわけですが
オリックスレンタカーで車を返却するとき
大変なチョンボをしたことにここでようやく気付きます……
はちさんにETCカードを借りて3日間過ごしてたんですけど
もう高速道路に乗らないと思った段階で
忘れないうちにはちさんにETCカードを返しておこうと
ETCカードを車載器から抜いたんですよね。
で、自分の中でははちさんに返したと思ってたけど
実は返してなかったんです……
はちさんにETCカード返したよね？と尋ねると
え？返してもらってないけど？
って言うので、あ、返してなかったっけ？
と、自分の全身の服のポケットを探すけどやっぱり無いんですね……
時間を遡ってどこで抜いたか思い出します……
おそらくどこかで落としたと思われます……
高速道路を下りて最初に止まったところで抜いたので……
NF早来かな。
あ……あれだ。
NF早来で見学前にトイレに行ったのを思い出しました。
用をたす為にトイレの物置きにスマホを置いたんですよね……
その時に抜き取ったETCカードとスマホを物置きにおそらく置いたんです。
で、用をたした後、スマホだけ持って
ETCカードを物置きに置いたまま……
多分、それだ……
で、はちさんがNF早来に連絡すると
やっぱり物置きにETCカードがありまして……
NF早来のスタッフが空港まで届けに来てくれるということで
無事にはちさんの手元にETCカードは戻ったんですけど
めちゃくちゃ迷惑かけてしまいました……
申し訳ありませんでした……
そんなトラブルがありながら
今回も春の北海道視察は終了しました。
17:50発の伊丹行きの便を予約してたので
あんまり時間がありませんが
ANAラウンジに30分ほど立ち寄ったんですけど
SFCを所持していても同伴は1名までは無料ですけど
同伴2名になると1名分は有料になります。
今回はかっちゃんと後輩くんが同伴で
何で支払いしようかな……と。
支払いは2000マイルかアップグレードポイント2ポイントです。
2000マイルは使いようによっては40000円ぐらいの価値になります。
アップグレードポイントは1ポイントを1000スカイコインに交換するか
有償で予約した国内線エコノミークラスをプレミアムクラスに4ポイントでアップグレード出来ます。
伊丹ー新千歳だと有償アップグレードが15000円なので1ポイントが4000円程度。
2ポイントが最大8000円程度って計算になります。
じゃあ、アップグレードポイント2ポイントを使う方がいいかな
ということで2ポイント使いました。
が、30分程度の利用ではちょっと勿体ないかな……
タバコ吸ってビール1杯飲んで終わりでしたからね……
今回も牧場の予約手配やら
はちさんには感謝です。
トリトンで奢ってもらったし。
今後まだあと5回ぐらい奢ってもらいますけど……
今回の北海道視察は去年出資した4頭のうち
2頭が脱北した後だったので
楽しみが半減しましたが
デビュー前に出資馬を見るのは有意義ですよね。
馬自身の性格とかどういうプロセスでデビューまで漕ぎ着けるのか
あの時会ったあんな問題を抱えていたあの馬が
こんなに変わったんだな……とか
ただ、競馬場で馬を見るだけではわからないことが牧場にはあります。
馬券しか買わない人
出資して馬を持ってわかること
実際に北海道に育成過程を見に行ってわかること。
同じように競馬を見ても
感じることはプロセスによって
人それぞれ大きさが変わってきます。
都会の喧騒には無いものがそこにはたくさん広がっています。
競馬を最大限楽しむために北海道に馬を見に行ってみましょう。
