九份に行くにしても行かないにしても
とりあえず台北市内に向かってMRTで移動します。
で、台北の駅はちょっと複雑だとは調べてあったんです。
台北の駅でも桃園国際空港に行く線は市内のMRTの駅とは別だったり
一日中、出入国の繰り返しで疲弊してるので
ちょっと九份に行く気力がなくなりかけてる上に
九份に行く接続が難しいなら
その時点でちゃぶ台をひっくり返す感じになって
ホテルに一直線……
MRTで台北まで移動しました。
とりあえず国鉄の駅の案内板に従って進みます。
すると当然と言いますか国鉄の駅に辿り着きました。
自動券売機を見てみると
MRTとは違って結構複雑……
時間は18:40になってます。
九份まで行くのか……まだ悩みます。
自動券売機をまた眺めます……触ってみます。
まず人数の選択があって当然1人……
特急か急行か各駅かの選択で次発が18:55分の特急。
仮に九份まで行くとしたら最寄りの瑞芳まで特急なら39分らしいです。
なので特急という意味の自強を選択……
次に大人か子供かの選択で大人の意味の全票を選択……
行き先は瑞芳を選択……
あら……買えてしまいました……
買っちゃったので九份行ってみましょうか……
ということで九份に行ってみることにしました。
改札で瑞芳まで行く乗車券を見せると
4番線に行くように言われたので4番線に行ってみます。
確かに55分に自強と案内板に表示されてます。
少し待ってるとビジュアルがいかにも特急っぽいのが入線してきました。
乗ろうとしましたがホームの駅員にチケットを見せて
これでいいのか確認すると
これは違う……隣のホームだ
みたいなことを言われて隣のホームに……
なんだかわかりませんが特急は発車して
次の急行みたいなのに乗りました。
ん?特急のチケット買ったんだけど……
まあ、いいか……
とりあえず20時前に瑞芳に着きました。
改札を出ると目の前に九份と表示されたバスが来たので
とりあえず乗ってみます……
乗ったわいいけど何もかもわかりません……
何かわかりませんが
ウネウネ曲がりくねった山道を登って行きます。
おそらく間違えてない感じです。
とりあえず九份まで辿り着きました。
20時過ぎになってました。
画像を見てもらうとわかると思いますが
店は半分ぐらい既に閉まってます……
速足で九份の人気スポットを目指します。
十字路を下に下って……と
にしても十字路ってどれだ……
あ……これか?
何だかわからないけど適当に歩いてると
よく見かける九份の例の場所に辿り着きました。
なんかフラフラです……
まだ開いてる店に見向きもせずに
なんとか提灯のライトアップしてる時間に
よくもまあ間に合ったなと自分でも頑張ったと思います……
この辺り、猫がたくさんいまして
あちこち迷路みたいになってます。
変な路地に入ると民家の敷地で行き止まりになってたり
入っていいの?みたいな道が入り組んでます。
もっと時間に余裕があればもう少しいい画が撮れたんですけど
フラフラで早くホテルでゆっくりしたいし
逃げるように台北駅まで戻ることにしました。
とりあえず早くホテルに行きたいので
帰りはタクシーで瑞芳まで戻りたいなと。
で、九份で客待ちしてるタクシーに瑞芳までお願いすると
台北までじゃないとダメだと言われまして……
仕方ないので客待ちのタクシーは諦めて
走ってるタクシーを捕まえることにしました。
ちょっと待ってると空車で山を下ってくるタクシーが来たので捕まえてみました。
瑞芳までいくら?と尋ねると205元って言われたので
まあ、1000円で全然お釣りが来る金額です。
ありがたく乗せてもらって10分ぐらいで瑞芳に戻れました。
瑞芳に着いてタクシー乗り場を見ると
行き先と値段の案内板が良心的に掲げてありました。
九份まで205元と書いてありますから
乗せてくれたタクシーの言い値と同じです。
台湾ってのはあまりぼったくりはないのかもしれませんね。
瑞芳に戻ってきてホッとしたところで
長い時間タバコを吸ってないことを思い出しました……
そういえば深圳の保安検査でライター没収されたんですよね……
台北に着いて空港の外でタバコ吸ったときも
ライター知らない人にライター借りたんです。
ということでライターを調達する必要があります。
駅前にコンビニがあったのでライターを調達。
久々の一発……うめぇ〜
立て続けに2本吸いました。
来る時と違って帰りは台北のホテルに向かうだけなので
時間に縛りがありません。
駅員に台北までのチケットを欲しいとお願いしたら
行きは76元の特急のチケットを買いましたが
帰りは座席指定の59元のチケットを手渡されました。
何だかわけがわかりません……
行きはこんなシートタイプじゃなく
都市近郊タイプの普通の列車でしたが……
台北駅に着いたのが22時ぐらいです。
体力的に限界にきてます……
駅の改札を出るとマクドナルドとモスバーガーがお互い向かい合わせで店を構えてます。
晩飯を食べるのに店を探すのもしんどいので
テイクアウトでホテルに持って入ろうと考えました。
どちらか二者択一となると個人的にモスバーガーなので
モスバーガーに行ったんですが
品切れのメニューは赤いテープでsold outとなってます……
で、ほとんどのメニューがsold outなんですよね……
店員曰く、もうこれしか残ってない……と。
じゃあいいや……ということでマクドナルドに行くと
もう閉店だと……
ああ、そうなんだ……と思いながら
香港も確か閉店早かったな……と思い出しました。
日本ってお客さん思考の24時間営業の店が多くて一見便利は便利ですよね。
でも。台湾にしても香港にしても
街の中心部でこうなんだ……
日本って何でもお客さん思考で採算度外視で深夜も店を開けてます。
食材を捨てても品切れなんてほとんどありません。
資源を海外から輸入して無駄に捨ててるんです。
無いのに有ると誇張してるわけですね。
本来あるべき姿はどっちが正しいんだろう……
自分は個人的に台湾が正しいんだろうと感じました……
無ければ無い、客が店に合わせればいいだけなんですよね。
日本には無駄な競争があり過ぎるんじゃないかな。
時間は22時前です。
ホテルはマスターホテル。
地図でホテルの位置を確認すると
どうもマスターホテルの看板は見当たりません……
更に調べてみると台北のバスターミナルの画像が出てくるんですよね……
どうやらバスターミナルがキーワードなんで
バスターミナルに向かってみます。
マスターホテルという看板がどうしても見つけられないので
バスターミナルのインフォメーションでマスターホテルがどこにあるのか尋ねてみました。
すると、ターミナルの入り口を出て右手にあると言うので
その通りに歩いて行くと大師商旅という看板が目に入りました。
中国ではホテル表記が飯店となってることが多いのは知ってますが
その大師商旅ってのは旅行会社か何かかと……
なので、飯店という文字ばっかり探してたんですが
大師商旅という看板をよく見てみると
英語でマスターホテルって書いてあるのに気付きました。
あ、これか……と。
中に入ってみるとホント
4畳ぐらいの狭いスペースにカウンターだけある受付がありまして
可愛いお姉ちゃんが1人だけ。
どう見てもカウンターだけでエレベーターもないし
ホテルの体を成してません……
ホント受付だけなんです。
え?これホテルなの?どうなってるの?と。
お姉ちゃんは片言ですけど日本語が通じます。
台湾は親日で結構日本語が通じるんです。
バルコニー付きでタバコが吸えるという口コミを見て
バルコニー付きの3人部屋を予約してたんですが
可愛スタは1人でどうして3人部屋なのか不思議に思ったようで
3人部屋で大丈夫?と、念押しで確認してきました。
基本、室内では禁煙ですから
話しがややこしくなるかもしれないので
タバコ云々は一切言わずにバルコニー付き3人部屋でいいと伝えました。
すると、部屋まで案内してくれるということで
何やら店というかカウンターに施錠をして店を閉め始めました……
え?と思いましたが、どうやら1人で受付やらポーターやらこなしてるようです……
可愛スタに付いていきますがバスターミナルに入ると
このコンビニは24時間開いてるとか
あそこに見えるバスターミナル横のセブンイレブンも24時間開いてるとか
色々と丁寧に案内してくれます。
でも、何やらバスターミナルの隠し通路みたいな場所に入って行って怪しいです……
どこにホテルの実体があるんだ……みたいな感じです。
ここを左に曲がってここを右に曲がって……
スタッフオンリーみたいな場所を通って
エレベーターを上がると部屋にたどり着きまさした。
どうやらバスターミナルの上層階がホテルになってるようですね……
それにしても可愛スタの後をついていくと
いい匂いがしました……
部屋に案内されてエアコンはつけますか?
このリモコンで操作できますとか
テレビはつけますか?
とか、もういいよ……ってぐらい丁寧に説明してくれます。
何かあれば内線くれたら対応しますってことで
可愛スタはたいぶん離れたカウンターに戻ったんですが
なんかキッチンや洗濯機があったり
ファミリーが中長期で使うような3人部屋みたいですね……
残念だったのがシャワーのお湯が出なかったことです……
台湾は雨がよく降るとは聞いてましたが
部屋に入ってすぐスコールみたいな大雨になりました。
時間は22時過ぎで腹も減ってました。
大雨だし外に出たくないな……と思いましたが
幸い、ホテルは台北の中心にあるバスターミナルの中です。
バスターミナル内はコンビニを含めて24時間営業してる店があります。
結局、バスターミナル内のさっきとは違うモスバーガーがまだ開いてたので
sold outの嵐の中から売れ残りのメニューを注文してテイクアウトしました。
揚げ卵丸々1個に、すき焼き味のビーフをトッピングしたバーガーを2個単品で。
セットの飲み物とポテトはいらないので
どうやって注文しましょうかね……ちょっと考えました……
中国語は全くわからないので……
絞り出した言葉が……
バーガーオンリー、ノーポテト、ノードリンク
これでなんとか通じました……
人間、必死になればどうにかなるもんです……
日付けは変わって30日土曜日。
昨夜の雨は上がって曇り空。
この日は10:00発の便で上海浦東まで飛ぶだけの予定。
鬼のような越境移動に比べてたら屁みたいなもんです。
とはいえ、10時のフライトですから
台北桃園国際空港までの移動を加味して6時に起床。
ラウンジ探査を考えると本当は5時起床ぐらいがベストですけど
寝れないと体が保たない……
ホテルは基本的に禁煙ですが
バルコニー付きの部屋を押さえてバルコニーで吸いましたすいません……
窓は閉め切ってちゃんと外で吸いましたすいません……
ただ、証拠隠して完全犯罪を考える必要があります。
吸い殻はちゃんと水で完全に消火して
その吸い殻は昨夜買ったバーガーの紙袋に入れて
どこかのゴミ箱に捨てる算段です……
勿論、ホテルのゴミ箱とかはあり得ません。
可愛スタに見つかって後で多額の請求がくるかもしれません……
先にも述べたように台北の駅は複雑です。
MRTの駅でも市内のMRTと桃園国際空港に行くMRTは別の駅になります。
案内板をよく見て桃園国際空港に行くMRTの駅を目指します。
メインステーションの案内板に従っても行けますが
最短最速は桃園国際空港のエアポートMRTです。
桃園国際空港に着いてタバコ。
ホテルのバルコニーで喫煙した吸い殻をリュックに隠し持ってましたが
ここでゴミ箱に捨てて証拠隠滅します……
めでたしめでたし……
エバー航空のチェックインカウンターは15番の島ですが
地上職員にステータスカードを見せると
スタアラGOLDの専用カウンターに誘導されました。
カウンターでラウンジのインビテーションをもらって
めちゃくちゃスムーズにパスポートコントロールに進みます。
桃園国際空港は朝から凄い多くの人が出国審査に並んでますが
入国の時とは打って変わってどんどん捌いてくれます。
入国の時に凄く時間がかかったので覚悟してたんですけど
思ったより随分早くパスポートコントロールを通過。
パスポートコントロール通過に1時間を見込んで
出発の3時間前に空港に着いたんですが
出発まで2時間半時間が余りました。
台北桃園国際空港パスポートコントロールからラウンジエリアまで
エバー航空のラウンジは広めですが
ミールの種類は多くもなく少なくもなく標準的。
ホットミールは軽く五香粉が香るものがありまして
慎重に品定めします……
ということであまりガツガツは食べれない感じ。
パン類はちょっとパサパサしてました……
意外だったのは2口ぐらいで無くなるうどん。
自分で出汁をかけて食べるんですが
この出汁が意外と美味しかった。
さつま揚げっぽい天婦羅が入ってます。
見ての通りラウンジ全体は綺麗でしたよ。
台北桃園国際空港プラザプレミアムラウンジ
エバー航空のラウンジ内には喫煙所がないので
時間に余裕もあるし一旦エバー航空ラウンジを出て
喫煙所でタバコを吸ってからラウンジをハシゴしてみます。
タバコを吸ってからハシゴしたラウンジは
プライオリティパスで入れる
桃園国際空港のプラザプレミアムラウンジ。
あんまり広くないラウンジで
人も多いのでゆっくりくつろげる雰囲気ではないので
ぐるっと中を見ただけで出ました……
ただ、オーダーメイドのホットミールがあり
人が少ないタイミングなら今度
食べ物を調査したいと思います。
台北桃園国際空港パスポートコントロールからエバー航空BR712C1搭乗口まで
桃園国際空港のプラザプレミアムラウンジでは
あまりゆっくり出来なかったので
ちょっと早めですがC1搭乗口に向かってみます。
上海までの機材が大きめの77Wですから
搭乗口の混雑具合いも気になりますし。
何が何でも優先搭乗する人ではないので
後からゆっくり搭乗しても全然いいんですが
搭乗口が混んでるようなら列に並ぶのが嫌なので……
ちょっと個性的なシート配置で
窓側に斜めに向いてます。
通路側のパーティションを引き出せば
プライベート性は更に増します。
スタッガードシートなので
シート周りは至れり尽くせり。
勿論、シートはフルフラットになります。
席につくとおしぼりとウェルカムドリンクが提供され
ゆっくり出発を待ちます。
シャンペンを楽しんでいると機内食のオーダーを取りに来ます。
パスタかフライドチキンかポークリブか……
なんか肉って気分じゃなかったのでパスタにしました。
ついでに酒のラインナップを見てみました。
なんか先のエミレーツ航空のファーストクラスに乗った弊害というか
ラインナップを見ても普通です。
でも、シングルモルトのウィスキーとか飲んでみましたけど
普通に美味しかったですよ。
シャンペンも飲みやすいし。
機内食のオーダー取りに来てくれたついでに
中国の入国カード持ってるか尋ねられたので
ありがたく頂きました。
今回の旅程で2回目の中国入国カード記入ですね……
深圳に入るときに最後の最後で書損じしたので
実際には3枚目の記入になります……
なので、流石に慣れてきました。
桃園国際空港プッシュバック中
機窓からはエバー航空だらけの景色。
77Wがたくさん並んでました。
早足で慌しく働くエバー航空CA
離陸後、上昇を続けてもなかなか上空で安定せず
2時間の飛行時間の中でちょうど半分の1時間が経過した頃
ようやく機内食が運ばれてきました。
エバー航空のスペシャルカクテルがあったのでオーダーしてみました。
グリーンのカクテルにオレンジの輪切りは
エバー航空のマークを連想させるビジュアルで
なかなかオシャレですね。
最後に台湾名産の烏龍茶を飲んで終了。
そうこうしてると
そろそろ着陸態勢に入るというので
マップで現在地を確認すると
えらい飛行ルートが蛇行してるのがわかりました。
このルートが通常ルートなんですかね?