アジア周遊3日目の朝は香港ジョーダンから。
この日は朝7時50分の便でバンコクまで飛びます。
朝の5時にホテルを出るとこんな感じ。
道はガラガラですがタクシーは走っていて簡単に捕まえられます。
スーツケースを持ってホテルを出ると
通りを走ってるタクシーがこっちを見て徐行します。
こっちが合図しなくてもハザードを点けて止まってくれたので
空港までお願いしました。
九龍まで歩いてエアポートエクスプレスに乗ったとして
九龍から空港まで90ドルですから3人で270ドル。
タクシーで高速代を加算して大体同じぐらいですから
歩く労力が必要ないタクシー一択です。
初乗りは24ドルですから360円ぐらい。
ビュンビュン飛ばしてくれて30分ぐらいで空港に到着です。
高速代込みで277ドルだったので
300ドル渡したら20ドルお釣りを渡されて
あと3ドルくれるのを待ってたら
これでOKと運転手に言われました……
お釣りはいらないよ……ってのはこっちの台詞なんだけど
まあ、いいです。
今回、バンコクまで乗るのは
タイ国際航空のTG603。
7時50分発ですから今回のアジア周遊の中で
最も朝早い便になります。
余った硬貨は換金所で交換出来ないので
硬貨を使い切るためにコンビニでお菓子なんかを買います。
カウンターはフルオープン。
ビジネスクラスのロイヤルシルクカウンターもオープン。
ストレスなくチェックイン……と思ったんですが
それは一旦置いておいて……
これをご覧下さい。
上が今回の香港のタイ国際航空のロイヤルシルクカウンターのお姉さん。
下が前日の北京エアチャイナのカウンターのお姉さん。
写真の整理をしていたら
どっちがどっちかわからなくなりました……
同一人物かと思いましたが実は別人。
中国系のよく見る感じの風貌です。
画像を見分けるのが難解なのですが
カウンターの色とか服装が違いますよね。
と、まあ話しを戻して
香港のチェックインカウンターで何が引っかかったかというと
荷物の数のやり取り。
英語を話せる人なら何ら問題ないと思いますが
自分は難しい英語は無理。
何を聞かれてるのかわからず久々にタジタジになりました……
話してるうちに大体何を言ってるのか理解してきましたが……
内容的には荷物は2つ預けると最初に伝えたんですが
お姉さんが北京がどうのこうの言い出したんです。
で、嫁が横から会話に参戦してきて
事態は悪化の道を辿ります……
ん？前の日の北京が何の関係あるの……って感じで困惑しまして
嫁が間違えた回答をして収拾がつかない状態に。
間違ったことを言ったと伝えるのと
正しい回答をしようとどう話そうか考えてたら
お姉さんがますます難解な言葉で問いかけてくるし
ますます泥沼にはまってしまって……
お姉さんは香港から2つ荷物を預けるとして
前の北京からそれ以外に預けてないですか？って尋ねたんですね。
そこに嫁が「香港から2つ」という意味合いで
2つ！ってのを強調して言ったもんだから
4つ預けてるってことですか？ってなったんです。
マジでタジタジです……
何とか荷物は北京から2つ預けて
香港で2つともピックアップしたということを理解してもらい
バンコク行きのチェックインは完了……
カウンターで時間を食ってしまったんですが
パスポートコントロールに進もうとするとまた足止め。
チェックインカウンターはちゃんと早朝から機能してるんですが
パスポートコントロールへ行くのに
メトロで移動するのに、そのメトロが動いてないんです……
始発が6時30分と書いてます。
チケットには搭乗の時間が7時10分と書いてますから
6時30分まで足止め食らってパスポートコントロール通って……
と考えるとラウンジでゆっくりする時間ないじゃない……と。
パスポートコントロールを通過したのが6時50分ぐらい。
香港にはロイヤルシルクのラウンジがあるので
搭乗口までの移動を考えると
ラウンジでの滞在時間は約15分。
出発が7時50分なので
まあ、20分滞在しても迷惑はかけないかなと。
6時30分までメトロが動いてないので
始発で移動した自分達がラウンジ一番乗りですから
当然ラウンジはガラガラです。
朝から何も食べてないので時間ぎないくせにガッツリ食べます。
クロワッサンとかサクサクですし
料理のクオリティは高いです。
マッサージチェアがある部屋があったり
綺麗なラウンジでもっとゆっくりしたかったです……
隣のエミレーツ航空のラウンジも気になりました。
ラウンジはターミナルの中心60番搭乗口付近にあり
中心から放射状に搭乗口が伸びてます。
TG603便はターミナルの先端
一番遠い70番搭乗口から出発します。
これが遠いんです……
国際空港で6時30分からしか仕事しないとか
改めて日本人は働き過ぎだと思いますよね……
働き方改革で日本もゆっくり寝るようにしましょう……
では、タイ国際航空TG603便へ搭乗します。
まだ慣れてないのでCAさん等映ってませんが
その辺りは翌日ぐらいから徐々に……
動画はこちら。
前日のエアチャイナが……だったせいか
機内に入ると2-2-2のひと昔前のこのシートでも
結構豪華に感じました。
足元もかなり広く
目一杯シートを倒してレッグレストを目一杯起こせば
少し傾斜は残りますが150〜160度ぐらいまでフラットになります。
全てにおいてビジネスって感じの質感があります。
テーブルには花が一輪。
着席するとウェルカムドリンクのサービスがあります。
結構、早朝からバタバタ動いて
喉が渇いてラウンジでグビグビ
あまり時間がなくて寛げず搭乗口まで早足で急いで
また喉が渇いてウェルカムドリンクをグビグビ飲み干すと
朝食メニューのオーダーを取りに来ました。
飲み物が空になったのを見て
飲み物は如何ですか？と聞かれたので
シャンパンをいただきました。
プッシュバックが開始されて
滑走路に向けてタキシングしていると見えてきたのが
ここ3年、香港の着陸の際に
ずっと工事をしてるのを機窓から見ていた
このマカオ方向に伸びてる高速道路。
前日、ニュースで見たんですが
ようやく完成したそうです。
海ほたるのような建造物も見られます。
いよいよ離陸。
A330の香港離陸のシーンを動画でどうぞ。
朝のフライトは機内食のメニューも軽め。
ここのところ香港行きも朝のフライトで軽めなんですよね……
豪華な機内食を堪能したいなら昼か夕方のフライトがいいですよ。
今回、バンコク行きも軽めではあるんですが
エアチャイナよりは断然上。
実はこのお粥、めちゃくちゃ美味かったです。
タラが入ったお粥で塩加減もバッチリで絶品でした。
タイ国際航空でお粥の選択肢があればオススメです。
ここのところ、羽田行き、香港行き
そしてバンコク行きと早朝の動き出しが早かったので
完全に寝不足が3連チャンで続いてます……
急に睡魔に襲われて気絶……
もうビジネスを楽しもうにも睡魔に勝てませんでした。
今回ずっとこんな感じになります。
意識を取り戻したのは着陸態勢に入るアナウンスでした。
機窓を覗くとちょうどバンコクのスワンナプーム空港が見えました。
H型の巨大なターミナルは上空からすぐわかります。
香港の出国時にはライターを没収されなかったので
降機して喫煙所を見つけて難なくスパスパと。
スワンナプーム空港は愛煙家にとって
喫煙所が多くてストレスがない空港です。
ただ、出国時にはライターを没収されますが……
イミグレを抜けて一般ロビーに出ると
キャー！という女性の大群衆の黄色い歓声が何度も聞こえてきました。
ん？俺ですか？んなわけないか……
誰か有名人が来てる感じがしましたが誰だかわかりません。
で、タバコを吸いにターミナルの外に出ると
脚立を立てたりして誰かを見るのを待ち構えている群衆。
結局、その場ではわかりませんでした。
空港から市内までエアポートレールリンクに乗ります。
ホテルはアソーク付近にあり
マッカサンまでレールリンクに乗って
スカイトレインに乗り換えます。
券売機でのチケットの買い方は香港のように分かりやすく
出たトコ勝負で誰にでも買えると思います。
券売機でチケットを買うとチケットというか
チップ内蔵のプラスチックのコインが出てきます。
これを改札機の端末にかざすとゲートが開き
改札を出るときにコインの投入口に入れて出ます。
で、駅の構内に入る手前で必ず簡易なセキュリティチェックがあります。
物凄い簡易なもので
やる意味あるの？と思いますが
北京にしてもバンコクにしてもメトロのレベルで
セキュリティチェックがありますから
日本の新幹線なんかあれでいいのかな？と思いますね。
で、マッカサンで乗り換えた時に
スワンナプームで黄色い歓声を浴びてたのが
誰なのかわかりました。
マッカサンの駅にある大きな広告のモニターの前で
大勢のギャルが写真を撮ってまだキャーキャーやってるんですね。
どうも今、バンコクでは
韓国のある芸能人がギャルに人気みたいです。
見た感じナヨナヨとした感じの王子様キャラですね。
まあ、幸せならいいことです……
チェックイン可能時刻の前
昼過ぎにホテルに着いたので
とりあえずスーツケースだけ預かってもらって
昼飯を食べに街を散策します。
が、その前にタバコを。
部屋は喫煙で取ってたんですが
喫煙ルームが空いてないか元々無いのか
フロントでそう言われて
まあ、それなら仕方ないか……と。
タバコを吸う場合は玄関を出てすぐの
この画像のスペースでスパスパするか
9階のプールサイドでスパスパしてとのことで。
とりあえずお疲れ様のスパスパ。
バンコクは街のあちこちにコンビニがあって
コンビニには困りません。
ホテルの真ん前にもファミマがありまして
玄関の喫煙所からファミマを見た感じが上の画像を。
街をぶらぶらと歩いてると
ホテルの前の道は脇道ですが
この通りには大きなホテルがたくさんあります。
屋台や飲食店、洋風のバーも通り沿いにたくさんあって
食べることに関しては不自由しません。
スカイトレインの駅には徒歩で10分ぐらい。
スカイトレインの高架沿いには幹線が走っていて
バスやタクシーも利用しやすい。
繁華街のサイアムまでスカイトレインで3駅と立地は申し分ないです。
付近のホテルやデパートに入ってみると
日本食屋もたくさんあります。
通りを走ってるバスは新旧様々で
古いバスなんかはドアも窓も全開で走ってますね。
軽く1時間ほどホテルの周辺を散策してホテルに帰還。
チェックインします。
北京、香港に続いて3泊目の滞在地になりますが
後のデリーも含めてフロントの対応は
最もフレンドリーで好感度はマックスでした。
部屋は19階で眺めもよく
何より部屋が綺麗。
15年ほど前にバンコクに来た時に
洗面所に水を溜めて水質を見たことがありますが
その時は水が明らかに黄色くて
絶対に飲んだらダメだと思いましたが
今回同じようにやってみると黄色くなくて
15年前より随分改善されてると思いました。
水回りは部屋からガラス張りで丸見えですが
ボタン1つでカーテンが降りて目隠しも可能。
1泊のルームチャージが10000円ぐらいのホテルですが
全てにおいて大満足です。
部屋から9階のプールを見下ろすとこんな感じ。
冷蔵庫の飲み物は高いので飲みません……
コンビニで買った飲み物を冷やすのみ。
コンセントも全世界のプラグに対応しています。
バンコクと次のデリーはタバコの持ち込みルールが緩いので
免税店の買い忘れ防止の為に
バンコクの制限エリアで免税タバコを1カートンだけ買っておきました。
海外でタバコを買うとパッケージがエグい……
2つともシンガポール航空の利用になるのと
シンガポールでは宿泊を伴わないので
シンガポールではスーツケースのピックアップをせず
デリーから関空までスーツケースを預けてしまう計画なんですね。
シンガポールに入国するとタバコ1箱につき
800円程度の税金を取られるので
デリーでタバコをスーツケースに入れてしまって
それを関空まで受け取らない作戦です。
とはいえ、このパターンで税金を取られるのかは不明で
もし、税金を取られるとしたら
マックス6箱を買い込んでしまうと免税どころか
逆にダメージが大きいので1カートンで試してみようと。
シンガポールのイミグレはタバコを一切持たずに通って現地で1箱だけ調達。
そういう作戦です。
9階のプールを覗いてみました。
プールサイドに喫煙スペースがあり
何度かタバコを吸いにここまで降りましたが
見たくもない水着姿を見るのが何となく……
ということで、タバコを吸う時はもっぱら玄関の横を利用しました。
ルームサービスのメニューを見て
凄く気になったのがマッサマンカレー。
世界三大美味でしたっけ？
一時的に日本のコンビニでもマッサマン系の商品が並んだ時期がありましたよね。
その時期に食べる機会を逃して
すぐにさーっと見かけなくなりました。
マッサマンカレーってどんな味なんだろうと
ずっと気になってたんです。
この機会に絶対に食べてみようと決めました。
それは夜遅くに夜食に食べるとして
昼飯を食べに出かけてみます。
ホテルの前の通りの地元の汚い感じの屋台があって
そこで食べると決めてたんです。
もう迷うことなくその屋台に直行しました。
地元の人がどんなレートでどんなものを食べてるのか
そこに集約されてるはずですから。
抜群の衛生！トイレブラシと万能ふきん登場
素手で味見した手で野菜掴み
屋台にやってきました。
軒先きにメニュー表があって
値段は書いてないんですが
まあ、屋台だし高くないだろうということで
豚のバジル炒めと目玉焼き乗せライスと
空芯菜炒め、あとフライドライスを注文。
1品目に運ばれてきたフライドライスを画像撮らずにガッついたため
2品しか画像を載せてませんが
3品で500円しませんでした……
やはり屋台は激安で、しかも美味かったです。
粗刻みの唐辛子がかなりスパイシーで
辛いのが苦手な人は唐辛子を調整してもらいましょう。
ニンニクをきかせてめちゃくちゃ美味い。
ノボテルのトゥクトゥク
ホテルに戻ってノボテルのトゥクトゥクで駅まで送迎してもらいます。
ノボテルの宿泊者は無料で送迎してくれます。
真っ白でわかりやすいので
駅で見かけたら逆にホテルまで乗せてくれます。
駅までトゥクトゥクで送ってもらって
スカイトレインでサイアムまで移動します。
空港からの移動中にも思ってたんですが
15年前と比べて街の人達は随分垢抜けてお洒落です。
暑い国なのに悪臭を放つ人も皆無。
逆に香水のいい匂いの人が多く制汗対策が凄いなと。
そう思いながらスカイトレインの駅を何となく見ていると
駅の構内に女子が利用するお洒落のショップがあったり
香水の店があったり
随分と様変わりしたなと。
家族が夜市で買い物をしたいというので
ネオンナイトマーケットへ。
衣料品の買い物に付き合うのは退屈だし
退屈そうにしたオッさんが横にいると気を遣うと思うので
自分は近くのマクドナルドでコーヒー飲みながら時間潰し。
画像の整理なんかをしてました。
まだ日が暮れる前で情緒もないし……
1時間ほど待ってると家族が買い物から帰ってきました。
じゃあ、サイアムの中心部を散策しながら帰ろうかと。
待ってる間に日が暮れて夜市っぽいビジュアルになってきたので
ちょっと中を見学。
衣料品や骨董品、雑貨を売ってるゾーンがあったり
飲食店のゾーンがあったり
一番奥には酒を飲むバーのゾーンがあり
なかなか面白そうです。
駅の方へ歩いてみると
セントラルワールドや伊勢丹がある
サイアムの中心部に。
平日の夜ですが物凄い渋滞で……
流石に仏教の国。
街のあちこちに仏像が鎮座していて
たくさんの人が昼でも夜でも手を合わせてます。
街の中の一等地でも普通にあります。
人は穏やかで喋り方も凄く柔らかい。
電車の車内放送を聞いてるだけで
その喋りの柔らかさだけで何だか癒される感じがして
妙な魅力があります。
スカイトレインでホテルの最寄り駅まで戻って
帰りにまた屋台で食べながら飲もうと思ったんですが
夜7時ぐらいにはもう閉まってました……
夜の屋台の雰囲気を味わってみようと楽しみにしてたんですけどね……
仕方ないのでホテルに戻って
7階にあるレストランへ行ってみました。
例のマッサマンカレー目当てです。
で、マッサマンカレーを当たり前のようにオーダーしてみました。
マッサマンカレーとは……
何もリサーチすることなく
さぞかし美味いものなんだろうと。
マッサマンカレーがドドーンと目の前に運ばれてきました。
おお、素晴らしいビジュアルです。
が、匂いがどうも苦手なやつです……
見た目だけで苦手なパクチーが乗っかっているし
これまた苦手なシナモンが2本立っている……
よくよく見ると苦手な八角がそのままの姿で見えます……
オーノー……苦手3兄弟……
マッサマンカレー……これが一時期世界を席巻した料理ですか……
世界の美食家の味覚は自分には理解出来ません……
しばらく八角とシナモン、パクチーのゲップの匂いに悶絶しました。
ちょっと残念な晩飯になったので
屋上26階のスカイバーで口直しを……
家族は周遊3日目でお疲れなので
1人で行ってきました。
その中でもこのノボテルのスカイバーはリーズナブルみたいです。
でもまあ、シャンパン1杯がバンコクでは高い1000円ぐらいです。
タバコも吸えるし夜の屋上は涼しくて
凄く居心地がよく1人飲みの場所としては最高でした。
翌日また早いのに
結局オーダーストップまで居座ってしまいました。
スタッフはみんなフレンドリーで
バンコクらしい柔らかな雰囲気。
スタッフの女の子が日本語で「1人でバンコクへ？」と切り出してきて
遊び心で「うん、1人だよ」と答えて
明日デリーに行くとかちょっと話しをして部屋に帰ろうと
カードで会計を済ませて扉を開けて出ようとすると
女の子が走って追いかけてきたんですね。
何か忘れ物をしたのかなと手回品を確かめたんですが
何も忘れ物してないけど
後ろで突っ立って動かないんです。
まあ、何か意味深な感じですが
バーイ！と笑顔で言って部屋に戻りました……
微笑みの国……タイ
日常に疲弊した心を癒すのにまた訪れたい国ですね。
必ずまた訪れます。
バンコク編終わり
