7番・ペルレンケッテの17【牡馬・10万円】
前脚が凄く綺麗に出るし踏み込みが深く
完歩がゆったり大きいのが特徴です。
また、現状ではかなりトモ高のバランスで
見栄えはしないんですが素材自体は良さそうです。
まだかなり緩いので大きい成長幅がある中で
どんな変わり方をするかですが
これだけ歩様が大きいと身体全体を動かすのに
相当な力が必要で、体にかかる負担も大きい感じ。
この仔がタフなら飛躍しそうですけどね。
8番・ローガンサファイアの17【牡馬・11万円】
まだ幼い中で色々と標準的な動きが出来てるお馬さんなんですけど
一言で言えばエラく強気の値段設定だなと感じます。
動きを見れば現状では何か特筆するような部分はないかな。
早い時期から動ける血筋みたいですし
短いところで走る配合の方向性はマッチしてそうですが
費用対効果を考えるとちょっと割高に感じる。
9番・マチカネエンジイロの17【牝馬・7万円】
このお馬さんもローガンサファイアの17と同様に
エラく強気の値段設定だなと感じます。
ロードカナロア産に自信があるのかなと。
ちょっとトモの容積が小さく見えますし
特筆するような部分は感じませんが
標準的な動きはしてます。
クラシックどうのこうのという雰囲気は
あまり感じませんし
ＤＶＤを頭から再生して見ていると
ロードカナロア産が割高に感じる年だなと。
ブラックタイプを見ると活気のある血筋で
動きを見ても捌きは軽くてなかなかいい動きをします。
ルックスはキンカメやカナロアなど父系の雰囲気は出てなくて
母系の影響をいい意味で受け継いでる感じ。
ですが、着地した時に繋ぎが柔らか過ぎて
逆にクッション性に欠けるので
トップスピードの絶対値に限界がありそうに思います。
これば同じクラブの先輩トールポピーに似ている部分で
そこまでの心肺機能があるかは疑問です。
それに近年の芝の超高速馬場では古馬になってどうかなと。
11番・フロアクラフトの17【牝馬・9万円】
これはいいお馬さんだと思います。
ちょっと胴が詰まり気味でオークスというより桜花賞向きだと思いますが
ブルーメドや父の良い部分が上手くマッチした感じに見えます。
どちらかといえば箱型の父系の良い特徴が出ていて
しっかり歩けていて柔らかさの中にも緩慢さがありません。
走るキンカメ系の典型のようなルックスで
まだトモ高ですが、そんな中でもトモにも容積があります。
育成が順調ならクラシック路線に乗ってきそうな感じがします。
ルージュバックと互角に渡り合った実績のある母親の産駒にしては
控えめな値段設定だなと思ってましたが
ＤＶＤを見て納得してしまいました。
悪い意味で柔らくて胴も伸びていて
現状では色んな部分に緩慢さが見えます。
まだ若いということもあると思いますが
来年以降の弟妹に期待かなと。
初仔で楽しみにしていた人も多かったと思います。
世代がズレるのでキンカメではなくカナロアなんでしょうかね。
