陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

日本で報じられない真実

 

 

 

 

 

 

日本では相変わらず西側寄りの偏った報道が多く

ロシアが悪いとかロシアの攻撃でウクライナは大変な目に遭ってるというものばかりです。

パンデミック同様にもういいよとウンザリしてますが

ウクライナ国民が気の毒なことは間違いなくて。

何にウンザリしてるのかというとバイアスをかけ過ぎていることで

ロシアが一方的に悪いと大衆を誘導していることがあからさまにわかるからです。

歴史認識を持って大局を見るとどちらが悪いという答えは人それぞれでしょうけど

その判断を偏らせていることが実に歯痒い。

確かにロシアは自分の想像を超えてやり過ぎているし

一線を超えたやり方を擁護するものではないのですが。

ただ、そこまでの伏線を知らないでモノを言うのもどうかと思うので

しっかり歴史認識を持ちましょうということで

正しく目の前で起こっていることを認識しましょう。

 

ウクライナ地政学的に争いが絶えない歴史があります。

世界にはこういった場所がいくつかありますが

中でも争いが非常に激しい場所です。

紀元前の激しい戦闘民族であったスキタイ民族が住んでいた場所でもあるし

モンゴル帝国の襲来、ナポレオンの遠征による激戦

第二次世界大戦ナチスの侵攻による激戦

ことごとく歴史の大きな戦闘の場所になってきたのが今のウクライナの場所なんですね。

 

モンゴル帝国の襲来後にモンゴル帝国は崩壊しますが

そのまま残ったモンゴル人はタタール人と言われて定住したり

その後の激戦でヨーロッパ、ロシアの色んな民族が混乱の中で住み着き

複雑な民族構成になぅているのがウクライナです。

 

元々はスキタイ民族が強さを誇っていた土地ですが

農耕民族のスラブ人が大量に住み着き

そこに北欧からルーシ民族が合流したことで

キエフルーシ大公国という国が誕生します。

ルーシというのは後にロシアの語源になるように

当時はロシアという国もウクライナという国も存在しませんでしたが

ウクライナにとってもロシアにとっても

ここに民族の聖地的な都市キエフが出来たことになります。

 

この辺りの中心はキエフであって

その後に周りに公国が点在するようになり

その中でモスクワ公国が誕生して勢力を強めてロシア帝国となりキエフを飲み込むます。

それからイギリス、フランスとロシアは同盟国となり第一次世界大戦でドイツ、オーストリアと戦争になりますが

戦争にウンザリした国民はロシア革命を起こし第一次世界大戦からロシアは撤退。

革命によりロシアはソ連になります。

この時、ソ連は現在のバルト3国、ベラルーシウクライナを擁してました。

 

第二次世界大戦ではナチスの猛攻でウクライナ付近が激戦地になり

焦土作戦と冬将軍により何とかナチスを撃退しますが数千万人の死者を出す凄惨を極めることになりました。

 

f:id:carrothalo:20220316213130p:image

f:id:carrothalo:20220316213144p:image

f:id:carrothalo:20220307124612p:image

f:id:carrothalo:20220307124632p:image

その後、ソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊でソ連は再びロシアになり

東ヨーロッパの各国はソ連から独立して西側諸国とロシアの緩衝地になります。

ここでソ連を中心とした東側諸国のワルシャワ条約機構は解体したわけですが

西側諸国の北大西洋条約機構NATOは何故か解体されず現在も残ります。

それからジワジワとNATOは勢力を拡大して緩衝地だった旧ソ連領を吸収していきます。

 

f:id:carrothalo:20220307124651p:image

f:id:carrothalo:20220307124714p:image

今現在ではベラルーシウクライナを除き

緩衝地だった旧ソ連の国々はみんなNATOに加盟してしまい

ウクライナNATOに加盟しようとしていることに

ロシアが反応しているというのが今の状況です。

我々日本人からすれば大した問題ではないように思うかもしれませんが

歴史の中でヨーロッパからの侵攻を受けてきたロシアにとっては死活問題ということもあるんですね。

そして、見逃してはいけないのは

プーチンが過去にNATOに加盟させてくれと動いていた過去です。

NATOはこれを拒んで今がありますが

ここで加盟出来ていればどうなっていたでしょう?

そう簡単なものではないでしょうが

平和を望むならどうしてそうなったのでしょう。

 

f:id:carrothalo:20220316215128j:image

f:id:carrothalo:20220316215221j:image

f:id:carrothalo:20220316215205j:image

そして、今回の戦争は起こるべくして起こったということが言えると思いますね。

自分が思うのはトランプがいなくなったことに加えて

トランプ退陣直後にドイツのメルケルが退陣したことです。

あと、少しだけ安倍さんの退陣も……

とにかく主要各国の代表が一気に弱体化しました。

中でも世界の名調整役だったメルケルの退陣が大きい。

プーチンもトランプも悪いオヤジキャラですが

どちらも売られた喧嘩は買う姿勢ですが

自ら喧嘩をすることはしない人です。

この悪いオヤジを上手くコントロールしていたのがメルケルです。

プーチンもトランプもメルケルを揶揄うようなことをしていますが

メルケルは一歩も退かずに真っ向勝負で立ち向かいました。

ミンスク合意の時にもその調整力は発揮されて

ロシアとウクライナの間に入り

フランスのマクロンと戦争回避に尽力しました。

この時の続きのように今回の戦争前にマクロンプーチンと会談に趣きましたが

メルケルのいない会談は力不足に終わりました……

おそらくですが、メルケルかトランプがいれば今の戦争は起こらなかったと思います。

メルケル東ドイツ出身であり

東側の独特な思考を理解しているからプーチンとの橋渡し役には長けていたと思うんですが

この人の離脱は痛かったと思います。

 

f:id:carrothalo:20220316215100p:image

f:id:carrothalo:20220307124744p:image

f:id:carrothalo:20220307124849p:image

f:id:carrothalo:20220307124904p:image

f:id:carrothalo:20220307124914p:image

f:id:carrothalo:20220307124801p:image

f:id:carrothalo:20220307124931p:image

f:id:carrothalo:20220307124948p:image

f:id:carrothalo:20220307125008p:image

f:id:carrothalo:20220307125021p:image

f:id:carrothalo:20220307125031p:image

日本人はテレビを本当によく信じます。

世界的な統計でもそれは数字に出ていますが

これほどテレビや新聞の情報を信じる国民は珍しいです。

日本人が目にするものはアメリカを中心として西側寄りの情報ばかりです。

 

今回の戦争はロシアとウクライナによるものですが

ウクライナアメリカの傀儡であって

西側と東側の間に起こったものです。

身の回りで喧嘩があった時

あなたはどのように喧嘩を中立に見てどちらが悪いか判断するでしょう?

あっちがいつも素行が悪いからとイメージでどちらが悪いと判断するのでしょうか?

双方から事情を聞き取りをして判断をするのが中立ではないでしょうか。

 

自分は今回の戦争を見る時

イギリスのBBCとロシアのタス通信

あと中東のアルジャジーラの3つを主に見るようにしてます。

アルジャジーラは何のニュースについても比較的中立ですし。

でね、やっぱりウクライナ政府親衛隊と名乗るアゾフ大隊の存在は見逃せないんですよ。

これがネオナチというナチスの残党とされている集団ですが

近年、国連もネオナチの存在を認めているし

西側の主要メディアもウクライナにネオナチがいると認めてます。

一番上の画像を見てわかる通り

ナチスの旗を掲げているし身体に刺青をしている人もいます。

この部隊は親ロシア住民を近年虐殺してきました。

ビルに人を集めて男性には拷問、女性には強姦を行いビルごと燃やして焼き殺すことや

ルハンスク、ドネツクの親ロシア住民が住む地域に爆撃を繰り返し

今、日本のメディアがテレビで流す映像より悲惨なことを

親ロシア住民にやってきたのです。

これらの部隊を作り資金を提供しているのがネオコンであって

ウクライナで暗躍しているのがコロモイスキーという人物です。

 

何度も言いますが自分は今回のロシア侵攻を支持しません。

これはやり過ぎです。

ですが、ここまでの伏線は酷いもので

戦争が起こるテンプレのように物事は動いてます。

戦争こしたい人というのは異常ですが

ほとんどの人は戦争を望まないのに

ごく僅かな望む人によって起こってしまいます。

ですが、望む人によって望まない人は扇動されてしまいます……

それが事が終わって立証されるまでみんな気づかないんです……

 

既に巷ではウクライナに対しての募金が募られてますし

先日、自分の街の駅前でもやってました。

このお金はちゃんと戦災に見舞わられた困った人に渡ると思うのでしょうか……

このお金は砲弾となってまた命を奪うのに……

 

 

ちょっとパンデミックの影響もあって

仕事が最近忙しくてなかなか記事も書けませんが

もっと書くことがあるんですよね……

パンデミックのことも本当に茶番です。

全てはネオコンの悪事です。

 

この戦争に潜むものも利権が大きいものですが

根っこはそんな単純なものではなく

宗教などの差別もあります。

自分と違うものは敵という単純な思考では敵しか生まず

それを集約してるものを見ているのだと思います。

 

キリスト教カトリックプロテスタントが有名で

それだけでも争いは起こりますが

ギリシャ正教ロシア正教といったものもあり

ロシアがEUに加盟されず孤立したままというのも

トルコがEUに加盟出来ていないのも宗教差別があるからです。

自分は海外に出た時にたまに差別を感じることがあるんですが

あまりそういうものに神経質ではない自分でもそういうことがあるんです。

世の中には白人至上主義というものが確かにあるし

金持ちによる差別意識もあります。

汎スラブ主義とか汎ゲルマン主義といった

我々の民族が一番優れているという差別意識が何故かヨーロッパを中心にあり

そこに宗教が絡んで争いは絶えないんですよね……

島国でありGHQに宗教観を削除されてしまった日本人にとって

こういう差別を理解するのは難しいんですけどね。

 

日本人は世界でも特殊なDタイプの遺伝子を持つ人が多くて

争いを好まず避ける人種です。

核を落とされた唯一の国でもあり

仲裁には適しているはずなんですが

今のトップは役に立ちませんね……

トルコやフランスが仲裁に動いてますけど。

何がマズいって、ここで中国が仲裁に入って事を収めて存在感を示すシナリオです。

中国もちょっと国内の権利闘争でカオスな状況になってますけど

各国の動きを静かに注視してる感じなので不気味です……

 

世界の動きを見ていると

ネオナチの存在がメディアでも報じられるようになってたり

ネオナチの存在を炙り出して駆逐しようとしているのか

誰が何をしようとしているのかちょっとわからない感じになってますね。

ウクライナのゼレンスキーは大統領就任当初は

ネオナチのアゾフ大隊に強く接してましたが今は癒着しているようで

これも本音がわからなくなってます。

イギリスのジョンソンは今回の混乱に乗じてスキャンダルを有耶無耶にするのか気配を消してるし

主要各国の首脳の力が落ちるとこれだけ酷いことになるんだな……と。

無能なバイ爺が世界を掻き回して収める人がいないカオス。

錯乱していると言われているプーチンがまだ戦略的にマシに見えるんですけど

プーチンは何か変なシナリオに乗せられてる感じがあるし

そもそもウクライナって北朝鮮に核技術や武器を提供したり

ソ連時代の軍事倉庫だったわけで

それを支援するという何か変な構図で

みんな知ってるのかそういう変な世の中ですね。