陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

2018.2.3・SFC修行第三回・シンガポール2日目


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初めてのANASUITEラウンジで夢のような時間を過ごし

いよいよ搭乗です。

これから約7時間のフライトです。

日付は変わって2日目になりました。

搭乗口を通ってエスカレーターで

ボーディングブリッジがある下の階に下ります。

シンガポール行き787とご対面。


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まだ平メンバーの自分は優先搭乗もなく

プレミアムエコノミーの予約でも

どのタイミングで搭乗していいのかわかりません……

おそらくエコノミーと同じだと思うので

全てのお客様の案内のタイミングで搭乗します。

搭乗しようとして「お客様まだです」って言われたら

めちゃくちゃ恥ずかしいので……

てな訳で最後の方で搭乗したので

シートの写真はないです。

プレミアムエコノミーは翼の横のポジションです。

行きは2列あるうちの前例窓側でした。

ビジネスクラスと境目の壁があって

座席の前が壁というポジションです。

翼の横なのでフラップが動くとウィーン……ゴリゴリ……という音がまともに聞こえます。

足元はかなり広く足を伸ばしても前の壁につくかどうか。

搭乗のタイミングが最後の方になったので

搭乗してすぐに着席したし画像は無しです……


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出入国カードを機内で書いてすぐに気絶しました……

なので、かろうじて機内食の写真しかないです……

和食か洋食の選択で洋食をチョイス。

プレミアムクラスの食事に慣れてしまって

しかも、SUITEラウンジのdining-hの

残像が残った状態の機内食

あんまり……と思ってしまったのは

贅沢の弊害です……

というか、写真真ん中のオムレツはフワフワなんですが

その両サイドにソーセージとマフィン。

このマフィンが……

硬くなったパンが湿気ってるような

なんとも言えない食感。

これは流石に残しました……

食後、着陸のアナウンスまでずっとまた気絶してました。

7時前の到着で外はまだ真っ暗。


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巨大ハブ空港チャンギ空港

早朝の到着ロビーも人がたくさん。

と、思いましたがちょっと空港の事情があります。

この空港、保安検査が搭乗口にあります。

わかりやすく言うと、搭乗口ごとに保安検査があるわけで

まず、飛行機に乗る場合

最初に物凄い簡易な手荷物検査があります。

こんなのでいいの?という簡易な検査です。

もういいの?と思って搭乗口に行くと

しっかりした保安検査があるという具合です。

なので、出発と到着、ロビーが一緒ごたになってます。

それで人が多いんですね。

これは帰りの便のときにわかりました。

そしてエスカレーターで入国審査のフロアまで下ります。

結構、人が多かったです……

30分ぐらい待ちましたかね。

何か聞かれることはありませんでしたが

入国審査で注意が必要なのは特に喫煙者です。

これはしっかり申告が必要で

タバコ1本1本に課税義務があります。

大体、1箱20本で800円以上の支払いが必要で

何本タバコを持ってるか入国カードに記載して

タバコを持ってると別室で本数に応じて納税します。

納税すると納税証明書が渡されて

それを持ち歩いてタバコを吸うということになります。

これを怠ると数十万円とかえげつない罰金を払うケースもあるとか。

それを事前に調べてたので

自分は羽田で綺麗に手持ちのタバコを吸って

タバコを持たずにシンガポールに入国しました。

入国審査でややこしい手続きや時間ロスも嫌ですし

持ってなければ何も起こらないわけで。

シンガポール現地調達で1箱1200円ぐらいですから

日本で400円以上で1箱買って

入国審査でまた800円以上払ってとなると

日本からタバコを持ち込んでも現地調達してもコストは変わらんのです。

入国審査での手間とリスクを考えると

自分は現地調達の一択でした。

なので、何も聞かれず指紋認証だけですんなりでした。

 

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さあ、シンガポール入国しました。

全くどこに行く予定もなく

調べてあるのはホテルの場所と入国カードの書き方だけ。

とりあえずホテルの近くまで移動してみようかなと。

ベイエリアの方にあって

あのマリーナベイサンズや高級ホテルの密集エリアです。

移動はシンガポールのメトロにしてみる。

何もかも初めてなんでワクワクしますね。

何がどうなるのか……

とりあえず羽田のドコモでお姉さんに言われたように

スマホシンガポール仕様に設定して

動作を確認……OKです。


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メトロの駅がある方向に歩いて行きます。

案内板に従って歩くと

エスカレーターがあって

そのエスカレーターで下りたところに駅があるみたいなんですが

エスカレーターの手前で黒人の怖い顔の警備員が2人立ってます……

怖いです……避けたいです……

何か話されても喋れません……

周りを見渡すとエレベーターがありましたので

エレベーターを利用して下りようとします。

ヘイ!ヘイ!とかって止められたらどうしよう……と思いながら。

でも、無事に駅にたどり着きました。

さて……チケットですが

券売機の前でどうやってチケットを買うのか

券売機を観察してると

見知らぬ黒人のおばさんが近付いてきました。

何か話しかけてきました……

眉間にしわ寄せて怖い顔でした。

どうやら親切にどこへ行くの?って言ってます。

今日の宿泊先のパンパシフィックと告げると

2.4ドルよ

ということで、羽田で両替した札を崩そうと

50ドル札を突っ込んでやろうとすると

ノーノー……って言いながら

おばさんが両替をしてチケットを買ってくれました。

親切だなと思ったと同時に

ちゃんとお釣りくれてるのかなと……

海外でよくあるじゃないですか。

トイレの前とかで関係ないのがチップ要求したりとか。

その類いのやつかな……と

少し疑いましたがちゃんとお釣りありました。

あとチケットと路線図を手渡してくれました。

なんか制服みたいなのを着てたので駅員だと思いますが

なんか見た目とか話し方が怖いので……


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駅のホームに降りました。

なんか表示を見てわかりにくい……

チャンギ空港ってターミナルが4つある巨大ハブ空港ですが

ターミナル毎に駅が4つとか2つあるのかな……という……

そんな表示で、どっち向きに乗るのかわからない。

でも、路線図を見ると空港に駅は1つしかない。

どうなってるんだ?と。


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間違って乗ってもどうにかなると思いながら

来た列車に乗ってみた。

どうやら、やはり空港の駅は1つみたいでした。

路線図を見ながら2駅で乗り換えます。

市街地の中心に向かう線に乗り換えましたが

地下鉄で景色が見えないのでどの辺りで降りていいかわからない。

ブギスって駅が東京でいう渋谷

大阪でいうミナミみたいな感じみたいですが

敢えてやり過ごしてブギスの2つ先の

RafflesPlaceって駅で降りてみました。

 
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メトロの改札を出るとセブンイレブンがありました。

とりあえず今から歩くと想定して

飲み物を調達する必要があります。

飲み物の品揃えは日本とあまり変わりない感じです。

ただ、緑茶を買ったんですが

緑茶は注意が必要のようで……

シンガポールでは緑茶を買うと普通に砂糖が入ってます……

日本ではあり得ないのですが

緑茶を買って後で飲んで驚きました……

さっぱりいつもの緑茶だと思って飲むと……甘い。

あと、自分にとって重要なのがタバコ。

日本のセブンイレブンだとレジの後ろにズラリとタバコが並んでますが

レジの周りを見てもタバコが見当たりません。

日本でもたまにタバコを置いてないコンビニがあるので

タバコに厳しいシンガポールでは

コンビニにタバコを置いてない店が多いのかな……と。

言葉がわからないので店員に尋ねることもせず

タバコを諦めて店を出ました。

地上に出てタバコを売ってる店がないか

周りを見渡しながら歩いてみることにします。

地上に出ると金融街みたいな高いビルに囲まれた場所に出ました。

ショッピングモールみたいなのもあって

結構な街の中心部に出てきた感じです。

そこにはスーツ着たビジネスマンが路上で普通にタバコ吸ってまして……

他にも普通にタバコ吸ってる人があちこちにいます。

イメージと違うな……

これ東京の方が……という感じです。

こうなると俄然、タバコの欲求が湧きます。

メトロの路線図しか地図がないので

地上に出ても方角が全くわかりません……

とりあえず、海側に出れば

あの有名なマーライオンがあるはずなんで

海側に出ようと思いますが

海がどっちなのかもわかりません……

頭に浮かんだのが川です。

ベイエリアは近いはずで

川を見つけて流れる方向に向かえば海に出れるはずだと。


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見渡すと川かな?というのがビルの合間にチラッと見えたので

近付いてみるとやはり川がありました。

川に出ると景色が開けて

宿泊先のパンパシフィックシンガポールが遠くに見えました。

だいぶんメトロで行き過ぎたのがわかりましたが

多少、散策しながら歩くつもりだったので

ちょうどいい行き過ぎ具合かな……と。

ただ、タバコを売ってる店が依然見つかりません……


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川を河口に向けて歩くと急に景色が一気に開けて

ベイエリアに出ました。

パシフィックシンガポールにも近付いて

あのマリーナベイサンズが姿を現しました。

おお……すげー……

周りには出店が出てたり観光客がたくさん居るエリアです。

そして、目の前に何か緑色のネットがかかってるものがありました。

近付いてみると、マーライオンが改修工事中だったという……

残念な結果でした。

出店があるし、どこかにタバコを売ってるばすだと歩き回るんですが

どこにも売ってない……

この時点で既にタバコを求めながら1時間以上歩き回ってます……

ラチが開かないし、降りたメトロの駅まで戻ろうかな……とも。

でも、真っ直ぐ戻っても30分以上はかかるし……

戻るより進もうということで

目の前の橋を渡ることにしました。


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メトロを降りたRafflesPlaceの駅は写真のビル群の向こうにあります。

随分歩きました……

でもよく写真で見るシンガポールの景色です。

マーライオンもこのビル群の海側にあります。

これだけ歩けばコンビニの1つでもありそうですが

全く見当たりませんし、ありそうな気配がないです……

もう1時間半歩いて疲れてきました。

歩いてる最中もそこらで普通にタバコ吸ってる人を見ますし……

タバコの欲求マックスです。

ここでようやくスマホの登場です。

というかもっと早く使えよ……と。

シンガポールタバコ売ってる場所」で検索すると

コンビニかスーパーで普通に売ってると。

更に……

コンビニでは日本のように

レジの後ろに見えるように陳列しておらず

扉付きの棚の中に置いてあって

タバコくれと言えば棚から出してくれる………と。

RafflesPlaceのセブンイレブンで聞けばよかった……


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じゃあ、「シンガポールコンビニの場所」で検索。

するとメトロの駅に大体あるとのこと。

そうなんです……場所にもよりますが

基本的に地上にないようです。

そうとわかれば今度はメトロの駅の入り口の捜索に切り替えます。


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もう位置的に宿泊先のパシフィックシンガポールに近いので

最寄り駅はプロムナード駅になります。

プロムナード駅の方向はホテルの海寄りというのはわかるので

方角も大体わかります。

駅に向かう途中、何か仮設スタンドを建設してるのを見つけました。

夜はマリーナベイサンズから

レーザー光線でベイエリアを照射する

ライトショーみたいなのがあるようなので

それを見るためのスタンドでしょうかね?


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駅に向かう途中、更にホテルの位置を確認します。

宿泊先のパシフィックシンガポールです。

 

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ホテルの少し海寄りにプロムナード駅の入り口がありました。

エスカレーターで地下に降りると

ありました……

ここまで2時間以上歩き回りました。

念願のセブンイレブン……


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コンビニに潜入します………

レジにアルバイトの女の子が居ます。

レジの後ろに扉付きの棚がありました。

多分、あれの中だな……タバコ。

これは「タバコをくれ」と話さないとダメなパターンです。

レッツトライです。

「そ、そーりー、しがれっつぷりーず」

するとレジの女の子が棚の扉を開いて

どれにしますか?みたいなことを言いました。

どうやら通じたようです……

しかし……箱にはグロい画像がプリントされたものばかりで

銘柄がわかりません。

そこまで想定してませんでした……

いつも吸ってるのがラークの5ミリなんですが

「らーく」というと

「???」みたいなジェスチャーをされたので

どうやらラークはないみたいです……

困りました……

もう何でもいいと思って

パッケージに赤ちゃんに虫を近付けて泣かしてる絵のやつと

目に何か入れられようとしてるのが目立つたので

「べいびー」……「あい」というと

どうにか伝わりました。

帰りの飛行機は翌日の昼前ということで

滞在時間はあと丸々1日なんで

タバコは2箱あれば大丈夫だろうと。

飲み物もまた買ったので支払いは約2500円。

すぐに地上に上がって1本吸って生き返りました。


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タバコを手に入れてもう鬼に金棒です。

意味がわからない表現ですみません……

気持ち的にタバコがあれば

何が起こっても対応出来るような気分で

全て態勢が整ったというか……

そんな気分でした。

で、タバコを1本抜き取って紙の部分の印刷を確認。

これか………と。

タバコ1本1本に「SDPC」と印刷されてます。

この印刷がないタバコを吸ってると

税金を納めてない舶来品として見られるわけで

空港で税金を納めて納税証明書をもらって

SDPCの印刷がないタバコを吸ってるのを見られても

納税証明書を見せれば処罰されないという法律みたいです。

まあ、いちいち監視されることもないですし

大丈夫な気はしますが

万が一見つかって何十万円も罰金取られると困りますからね。

高額な罰金の設定は単なる抑止力でしょう……

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 とりあえずまた人がたくさん居る方に歩いてると

ベンチと灰皿があるいい場所に着きました。

かなり歩きましたから一旦態勢を整えます。

飲み物を飲んでタバコを5~6本ぐらい吸いました……

時間にして小一時間ぐらい休んで次どうしようかと。

Esplanade駅の近くなんですが

ここには普通に地上にセブンイレブンがありました……

今までの苦労は何だったんだというぐらい普通にです……

タバコを吸いながら眺めてたのが

こんな風景で、どうやら市内観光のハイデッカーバスや

水陸両用の観光車両の発着地点の横だったみたいです。

乗ってみようかと思いましたが

午前中にタバコを求めて時間を潰してしまったので

昼メシを食べるためにブギスまで移動してみることにしました。


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Esplanade駅からダウンタウンラインでブギスまで1駅メトロに乗ります。

タバコを手に入れて余裕が出たところで

改めてメトロの乗り方を……

券売機はこんな感じです。

券売機のパネルをタッチしてマップ(路線図)を表示します。

行きたい駅をタッチすると

行きたい駅までの料金が画面に表示されます。

表示された金額を入れると厚紙のICカードが出てきます。

これをSuicaPiTaPaみたいに改札でタッチして利用して

目的地でまたタッチして改札を出ます。

発券されたICカードは目的地で回収されないので

メトロに乗った回数だけ

使用済みのICカードが貯まってきます……

で、このEsplanade駅にも券売機の横に

空港にいたような、おばさんがいました。

今回は空港でおばさんが操作してるのを見て覚えてたので

スマホで写真撮りながらサクサク買えましたが

おばさんも観光客とわかったようで

また路線図のマップをくれました……

ここのおばさんは笑顔でフレンドリーでしたよ。

その後、何度かメトロに乗りましたが

どこの駅にもおばさんがいます。

やはり駅の職員のようですね。


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ダウンタウンラインに1区間乗ってブギスに着きました。

出口がたくさんあって

どこの出口から出たら一番いいのかわからないので

カップルや子供連れの家族が行く方向に付いていきます。

 

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そうして地上に出ると今までのビジネスビル群や

高級ホテル群とはまた違う光景がありました。

ブギスは人がごった返す繁華街です。
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繁華街の中に突き進むと

物凄い数の店が碁盤の目のような通路に犇めいてます。

通路が狭く店が密集してるし

どの店も商品を脚立を使わないと取れない位置まで

山積みにしてるので

イメージとしてはドンキホーテの店内が

街中に広がってるような感じです。


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シンガポールは暑いです……

フレッシュジュースの店もたくさんあります。

1ドルでライムジュースを買って

飲みながら見て回ることにしました。


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真っ直ぐ歩けない人混みを抜けて

広場に灰皿があったので少し休憩……


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飲食店が密集するエリアに来ました。

凄い店と人の数です……

庶民の台所という感じで

写真はほんの一部分です。

こんな写真のようなブロックが10個以上あって

テーブルは相席が当たり前。

アジア感満載のエリアです。

 
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そのおびただしい店を見て回って

ナシゴレンを食べようかなと。

中でも老夫婦が頑張って家族経営してる感じの店をチョイス。

他の人が注文してるのを観察してると

陳列棚のトッピングを「これとこれとこれ」

みたいな感じでオーダーしてます。

中にはカレーなのか丼物なのか

訳がわからない食べ物になって食べてる人もいます。

パワフルです……

自分はシンプルにナシゴレンを味わいたいので

フライドチキンだけトッピングして頂きました。

値段は4.5ドルですから400円ぐらい。

めちゃくちゃ美味かったです。

赤いのは豆板醤みたいなタレがかかってます。

この油がラー油みたいに器の底に少し溜まってまして

辛いものが好きな自分でも最後は口の中が痛くなりました。

フライドチキンはパリっと揚がっててね。


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昼メシを食べて更にウロウロと。

修行の最初、関空に着いた時点で

真冬の服装から春向きぐらいの服装に着替えて

ここまで行動してたんですが

周りは半袖Tシャツが当たり前。

それまでもシンガポールに入国して歩き回って

暑いと思いながら汗だくになって耐えてましたが

昼メシに辛いのを食べてもう限界……

Tシャツを買って着替えることにしました。

ブギスでTシャツを3枚買ってメトロでホテルに向かいました。


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 ホテルに着いてチェックイン。

1泊素泊まりで2万円ほどの五つ星ホテルですが 

普段は絶対にこんなホテルは使わないです……

何故こんな暴挙に出たかというと

まず第一にタバコが吸えるということ。

この条件を考えるとシンガポールのホテルはほとんど候補から脱落します。

でも、自分にとって宿泊するホテルで絶対条件なんです……

喫煙を条件で篩にかけると残ったホテルは限らレますが

その中でも日本人スタッフが常駐してるということで

ここに決めました。

修行で使うホテルですから旅行会社のツアーではなく

完全に個人旅行になります……

出入国も個人で、現地での移動も

ホテルのチェックインも

言葉が通じない状態で全部1人です。

ホテルぐらいゆっくりと……ということで。

ロビーに入るとフロントみたいなのが何個もあって

どこでチェックインするのかまず戸惑いました……

コンシェルジュと書かれたブースがあったので

美人のコンシェルジュに尋ねます……

「そーりー、あー、ちぇっくいんぷりーず」

すると、コンシェルジュさんが

「ジャパニーズ?」と言うので

「やー、やー」と。

指差したフロントに行くと男性の日本人スタッフが対応してくれました。

基本の宿泊料金と保証金を4000円ぐらい払って

部屋を提供されました。

なんで宿泊費以外に金を払うのか

庶民の自分にはわかりませんが

これが五つ星ホテルの仕来りなんでしょう……

そんなことより早くシャワー浴びて

着替えてゆっくりしたいわけで。

フロアは10階。

エレベーターで部屋に向かいます。

 


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部屋はデラックスバルコニーということで

中はこんな感じです。

テーブルの上に手紙が置いてありますが

何が書いてあるのかわかりませんし

読もうとも思いません……

おそらく、数あるホテルの中から

当ホテルをご利用ありがとうございます

ごゆっくりお過ごしくださいみたいな内容でしょう……


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水回りはこんな感じです。

部屋から見て全てガラス張りで中が見えます……

手前からシャワー室、真ん中に洗面所

一番奥がトイレになります。


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そしてバルコニー。

部屋でタバコはNGですが

バルコニーに灰皿が設置されていて

バルコニーでタバコが吸えます。

これのためにこのホテルにしたんです……


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シンガポールのコンセントは

240Vでプラグは三つ叉が一般的ですが

流石に五つ星ホテルで

日本の二つ叉のプラグに対応してます。

ただ、注意が必要なのが日本の充電器などの

電化製品を持ち込んでも日本の電圧は100Vで

シンガポールは240Vですから

240Vに対応出来る電化製品でないと故障しますよ。

自分のスマホの充電器は240Vに対応してますから大丈夫です。

電化製品には対応電圧が書いてあるのでしっかり確認を。


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シャワーを浴びてスッキリして

バルコニーからの眺望。

パンツ一丁でバルコニーでタバコを。

10階ですから目の前のホテルがちょっと邪魔……

もうちょい高い階ならもっと景色がよかっただろうな。

マリーナベイサンズや朝から歩き回った高層ビル群が見えます。


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ブギスで買ったTシャツ3枚。

グレーのシャツ羽田まで着ました。


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時間は19時になってましたが

シンガポールは赤道に近く日没が遅くて

まだこんなに明るいです。

 
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パンパシフィックシンガポールの中には

レストランが何軒かあります。

日本料理、中華料理、インド料理。

あと、ブッフェスタイルのレストラン。

五つ星ホテルのレストランですから

高いだろうと外に出ようか考えましたが

面倒だし五つ星ホテルのレストランも

利用したことがないので社会勉強だということで

ブッフェスタイルのレストランを利用しました。

レストランの入り口でスタッフに笑顔で

ウェルカムと挨拶され

1人だと伝えるとチェックインの時に

コンシェルジュさんに聞かれたように

「ジャパニーズ?」と。

「やー、やー」と同じように返しましたが

「オーケー」と言って何かメモに書いて見せてくれました。

紙には88ドルと書いてました。

あー、ここのブッフェを利用する料金だなと

理解しましたが

ん?88?ってことは……8000円ってか!

高過ぎる……

一瞬、やめようかと思ったけど

涼しい顔を装って「オーケー」と反応してしまいました……

馬鹿だな……と思いました。

で、最初に魚介類から食べてみたんですが

普通ですやん……そういう感想。

確かに日本でいうタラバガニとかも食べ放題ですが

価値は8000円というか半値で妥当かと……

羽田のSUITEラウンジのあのクオリティと比較したらね……

高過ぎですわ……

 


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こうなったら壊れ気味です……

もうどうにでもなれと無礼講で

バーに行って酒を飲みます。

一番安いシャンパンをグラスで注文すると

18ドルですから1500円ってとこです。

ボトルで飲める値段ですやん……と思いながら。

グラスに少し注いでくれてストップ。

どうぞ……みたいなジェスチャーをするんで

おい、テイスティングかい……

マズくても一番安いシャンパンしか飲まないよ。

と、思いながらテイスティングの形だけ。

当然、おーけーです。

飲み干すとお兄ちゃんが近付いてきて

もう1杯如何ですか?みたいなことを言ってくれます。

「おーけー、わんもあ」と返します。

また、少し注いでくれてテイスティングです。

同じシャンパンだから味はわかってるよ……

でも、笑顔でしっかり仕事してるよな……

美味しいシャンパンと笑顔でサービス

ちょっと救われました。

高級ホテルは自分には合わないなと

飲みながら笑えてきました。

結局、ボトル1本開けるぐらい飲みました。

写真はシャンパンをサーブしてくれるお兄ちゃん。

ありがとう。

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自分が泊まった10階フロアから上を見上げる。

上が世の中にたくさん居るんだなと。

マリーナベイサンズを見ながらタバコをふかし

日付は変わって行ったのでした。