陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

2023中東の旅その1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023年2月早朝……

直近、海外渡航したのが過去ログを辿ると2020年のインドのチェンナイ旅でした。

ということは丸3年、国内に籠っていたわけですね……

ようやく春から5類にしようと政府が動いてますが

この3年、パンデミックのせいで世界は振り回されてました。

誰が何のためにというのは大体……

直前に色々あって実際には出発2日前まで

料金を捨ててキャンセルしようか悩んでました。

最初はイスラエルは絶対に嫌と言っていた嫁でしたが

調べていくうちにノリノリで前向きになって

キャンセルするかもしれないと直前に伝えた時には寂しげな顔をするほどでした。

色々悩んだ末、色々リスキーではありますが

これが最後になるかもしれないという覚悟で

渡航に踏み切りました。

10日間の行程ということで発着とも伊丹空港なので自家用じゃなくタクシーで。

まずは8時発の羽田行きに乗って羽田で国際線に乗り換え。

なので伊丹空港には6時に到着。

いつもの国内では2階のプレミアムチェックインを利用しますが

今回は国際線の乗り継ぎなので1階の国際線乗り継ぎカウンターへ。

 

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ここで今回最初のトラブルが早速発生しました💦

今回、乗り継ぎも入国も含めてどこの国で

ビザやパンデミック関連の手続きなど何が必要なのかある程度は調べてました。

日本(出国時には何も必要ではない)

ドイツ(何も必要ではない)

イスラエル(何も必要ではない)

ハンガリー(何も必要ではない)

サウジアラビア(e VISAが必要)

トルコ(何も必要ではない)

スイス(何も必要ではない)

日本(注射接種者は何も必要ではないが未接種者は帰国前の最終国で出発75時間前の陰性証明と入国アプリへの反映。

まあ、こうなるまで待ってこのタイミングだったんですが

サウジアラビアのe VISAがちょっと厄介なのと

何より未だに日本で終わらない接種証明か陰性証明の提出が面倒という認識ぐらいで

他はノーマークでした。

 

ですが……いきなり面食らってしまったのが

初っ端の伊丹空港でチェックインする時に

イスラエルの入国には怪我やパンデミックなどに罹患した時の医療費をカバー出来る旅行保険が必要だという……

うん、クレジットカードに付帯してる旅行保険は複数持ってますよ。

と、伝えるとクレジットカード付帯の保険ではダメだという……💦

この時間に伊丹空港で加入出来ますか?💦と尋ねると

振り返ったところに受付機があるのでそれで可能です。

加入出来ましたらまたここのカウンターに戻ってきてください……と。

で、ですね……突然、イレギュラーの出費で2人合わせて2万円……いきなり無くなりました💦

そして時間を失いカウンターに戻って早速発券。

受け取ったのは伊丹→羽田、羽田→ミュンヘン

ミュンヘン→テルアビブの3区間

やれやれ……と、かなり焦りながら事なきを得ました。

 

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8時発羽田行きの到着予定は9時10分。次の羽田発11時30分との接続は2時間20分です。

ラウンジでゆっくりする時間はないかなと思っていたところ

羽田行きは若干遅れで出発し

旅行保険のことと合わせて遅延はちょっとだけ雲行きが怪しい滑り出し。

更に羽田に到着して出国ゲートを見ると人だらけ💦

海外渡航者も戻ってきているし

インバウンドも戻ってきている。

いい事ではあるんだけど今日の自分には間違いなく逆風💦

 

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そして、時間もあまり無い中

無理矢理にでも食べに向かったのがANA国際線ラウンジ。

お目当ては久々のANAのチキンカレーです。

いつでも食べられるわ……と思っていたANAのチキンカレーですが

こんなに遠い存在になるとは想定してませんでした。

3年ぶりのチキンカレーは旅の思い出を蘇らせてくれます。

大体の思い出は時間がない中で無理矢理かき込んで食べる味なのですが……💦💦💦

これも最後になるかな……とおもいつつ

いや……この旅の最後、成田のアライバルラウンジでもう一度機会はあるな……と。

あと、日本人があまり行かないサウジアラビア

とあるYouTube動画で円を持って行って両替が出来なくて苦しんでるのを見たんですよね💦

今はどうなるかわからないけどドルを持って行かないと厳しいってことだったので3万円をドルに両替。

224ドルに両替出来たってことは手数料は1000円ほど。

 

そして……伊丹で加入した旅行保険。

加入するだけでは不十分で紙ベースにプリントアウトして持って行ってくださいと言われていたので

羽田で何とかプリントアウトしなくては……と思ってたんですが

ANAラウンジにコピー機があるのは知っていたので

キヤノンのアプリをダウンロードしてプリントアウトに成功。

これで大丈夫。

 

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11時30分発ミュンヘン行きLH715便が145番搭乗口にお待ちかね。

結構乗客は多い感じで搭乗率は8割ぐらい。

幸いなことに我々夫婦の隣は空席で3席を2人で使える状態でした。

これなら少し窮屈ながら横になって目的地に向かうことは可能。

なんせ14時間超えのフライトです……

新婚旅行でANAのジャンボに乗ってロシア上空を飛んでロンドンまで行ったのが今までのフライトで最長でしたから

今回の14時間は過去イチです。

そして実は自分……ルフトハンザは初めてなんです💦

 

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昼出発のフライトだったので離陸して安定するとすぐに昼食が提供されました。

和食かパスタってことで

こういうのは夫婦で両方1つずつ頼むのがいつものこと。

可もなく不可もなくって感じのお味で

和食はデミカツ丼でパスタはトマトチーズクリームパスタ。

3年ぶりのフライトを祝して久しぶりにアルコールを飲んでみます。

スパークリングワインと赤ワイン。

嫁はドイツビールでした。

久しぶりの国際線機内食は雰囲気も後押しして満足。

 

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今、日本からのヨーロッパ路線は太平洋からアラスカを目指して

北極経由の遠回りルートを飛びます。

理由はウクライナ紛争でロシア上空を飛べないからです。

メルカトル図法の地図ではわかりにくいですが

地球儀を見てみるとなるほどなと思うルートです。

元々、ロシアルート西向きは偏西風に逆らって飛ぶのでロスは大きいわけで

それならばと北極経由を考えるのは自然の流れでもあります。

でも、それでも数時間のロスはあるので

早く紛争が終結するといいのですが……

 

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言い方は悪いかもしれませんが

現在の北極ルートは貴重な体験かもしれません。

紛争が落ち着けばそのうちロシアルートに戻るでしょうし

このルートを飛べるのはおそらく今だけ。

でね、アラスカの辺りまで太平洋を北上すると夜になります。

この時期、北極圏は夜が長いみたいで

北極圏を飛んでいる間はずっと夜です。

グリーンランドの上空辺りで夜が明けてくるんですが

普通、日本に住んでると太陽は東から日が昇って西に暮れていきますけど

この北極ルートを飛ぶと

北極から南に飛行するとグリーンランド辺りで夜が明けます。

その光景は向かっている前方に太陽が昇って

真っ正面に太陽が昇ってくる貴重な経験なんです💦

そして、グリーンランドは極寒で上空は−74度💦

到着前にフランスパンのサンドが提供されていよいよ長いフライトも終わり……。

もう少し乗っていたいとは微塵も思わないのは当たり前で

とにかく早く降りたい気持ちのみ。

ただ、時間は無限に思えるほど贅沢に過ごせますね💦

やる事は決まっていて

食べるか寝るか映画見るか……

自分は映画2本見てあとは寝るというかウトウトしてました。

 

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長旅を終えてミュンヘンの空港でテルアビブへ乗り継ぎ。

ルフトハンザからルフトハンザへの乗り継ぎなので

荷物の受け取りはミュンヘンべはなくテルアビブで。

手ぶらで降りて手ぶらでまた乗る便利さ。

乗り継ぎ時間は1時間35分。

国際線乗り継ぎとしては少し余裕がない💦

ただ、こういうのは昔からよくやってるので……

結構焦るのであまりやりたくないけど

今回はタイトでこれしか組めなかった。

ミュンヘンは時間のせいか人もまばら。

そしてタバコ天国でした💦

至る所に喫煙所があってどこにいても困らない。

比較的大きな空港が喫煙所を排除していく流れの中で

ミュンヘンのような空港は愛煙家には神です💦

乗り継ぎの間にセキュリティチェックがあったり時間がなかったのでルフトハンザのセネターラウンジに行く勇気はなかったです……

結果的にテルアビブ行きの出発が遅れたりして

時間は結構余ったんですが

今思うといつものように無理矢理にでも突入するべきでした。

 

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テルアビブ行きルフトハンザLH682便はH46搭乗口から出発。

さて……いよいよ……イスラエル

ルフトハンザのミュンヘン行きは

ミュンヘンからのトランジットの日本人も多いわけで

ミュンヘン到着までは日本人を多く見かけましたが

テルアビブ行きの搭乗口まで来ると日本人はおらず

客層がガラっと一変します💦

ハブ空港ミュンヘンまでは大型のA350で運んで

そこから乗り継ぎでヨーロッパ各地にみんな散って行きます。

やっぱりテルアビブに行く人は珍しく皆無。

テルアビブ行きの搭乗口まで来ると

あ……この人はユダヤ人だな

あ……この人はイスラムだなと服装や容姿で見分けがつきます。

日本を結ぶ航路ではスタッフに日本語が通用しますが

ここから先は正に異国のアウェイ💦

この世界観が一気に身を引き締めます💦

そして、テルアビブ行きH46搭乗口の傍にも喫煙所があって神。

海外あるあるですが空港内の喫煙所に空港職員も沢山タバコ吸いに来ます。

日本ではまず見かけることはないのですが

別に職員もお客さんと一緒に吸えばいいと思うんですけどね💦

うん、それはそれでいい文化ではあるとは思うけど

いつも日本人のお客様は神様気質は行き過ぎだと思います💦

 

 

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でね、ここはドイツで一旦乗り継ぎでシェンゲン圏に入ってます。

自販機で物価をチェックすると

既にここは500mlのコーラ1本が500円の領域に入ってます。

ちょっとしたお菓子やチョコレートもやはり500円ぐらいで

知ってはいたけど日本の物価の安さを改めて認識します。

そしてVISAタッチなどのタッチ決済も自販機レベルでも可能で

色んな面で外国と交流する機会が少ない日本は

メディアに情報を曲げらて知らないうちにガラパゴス化してると思います。

それがいいのか悪いのかは別としてね💦

約30年、時間が止まったように賃金も物価も上がらなかった国と他国の違い。

改めて感じます💦

 

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ここはドイツのミュンヘン

空港の雰囲気はとにかく綺麗で無機質💦

色調が白、グレー、黒という感じで曲線が嫌いなのかと思うぐらい色んなものが直線的。

そして、滑走路や飛行機が通る地面についても妥協を感じることなく凹凸がなく綺麗で

継ぎ目も本当に綺麗。

全てのものが無機質を感じるぐらい……

職人技だな……というのが随所に見えるドイツでした。

 

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テルアビブ行きのLH682はA321。

中型機で中央1本通路の左右3列席。

で……基本……乗降はボーディングブリッジではなく沖止めのバス移動💦

テルアビブ到着では早速

大手フラッグキャリアのルフトハンザ様でも沖止めを食らいました。

4時間ほどのフライトで機内食は簡素💦

パンに野菜とチーズを挟んだもので温かいものではない。

うーん、なんかね……海外に来ると日本の良さも痛感するんですよね💦

食べることに関しては海外ではシンプルです。

日本みたいに工夫に工夫を重ねて美味しく調理することを突き詰めるというより

香辛料を混ぜたり塗ったりしてそこで終わりって感じが多い。

 

でも、食べることに関しては日本人ってみんな勘違いしてるんだけど

日本の食べ物って安全ではないです。

国産だから安心って思っている人がほとんどだけど

海外では禁止されている農薬や食品添加物が日本では使われているし

それは注射も薬も同じです。

何が安全なのか、それは消費者側からわかりにくいものだけど

知識として持っておいた方がいい。

確かに輸入品には防カビ剤がついているし

それは見た目にわかるものがあったり

同じオレンジでも輸入品は良くないのはわかります。

だけど、生産過程で何が使われているのか

そこまで突き詰めると……なんです。

肉なんかは素材のまま加工してないものはまだいいけど

加工品はよろしくないとか色々ありますが

癌が増えてるのはそういうことも起因してると言われてますね。

 

 

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いよいよ……イスラエル入国手続きです💦

調べてみると入国より出国が厳しいとの噂なんですが

まず、入国はどうでしょうか……💦

さあ、行ってみましょうか。

世界一出入国がハードと言われているイスラエル

ちょっとでも怪しまれると別室送りになるらしいので

ここは撮影一切なしで挑みました。

結論から言うと入国はですね……

かなり構えてたんですけど

え?終わり?ってぐらいあっさり終わりました💦

まあ、ほとんど何も聞かれることなくスタンプ押して税関も何も見られずって簡単なものではないですが

審査の列に並びながら見てると

ホイホイと入国カード貰って明らかに流れが倍ぐらい早い列が1つあったんですよね……

そしたら、滞在の目的と日数、滞在先ぐらい聞かれてあっさり入国カードくれて通してくれました💦

イスラエル出入国に関しては複雑です……

これは中東の勉強をすればわかりますが

あくまでもざっくりとですが説明すると

中東ではイスラエル村八分なんです。

実際、そう単純ではなく話せば深くなるんですが

まあ、簡単に言うと村八分です。

なので、イスラエルの入国スタンプがパスポートに押してあると

そのパスポートでは他の中東諸国には入国出来なくなります💦

なので、最近はイスラエルではパスポートに入国スタンプを押さずに

⬆️⬆️⬆️の画像ように入国カードを渡されます。

自分の場合、この先、ハンガリーサウジアラビア→トルコ→スイス→帰国となりますから

今はそうでもないようですがイスラエルと仲が悪いサウジアラビアには入れなくなるし

イスラエルはこのようにしてくれてるんですね💦

まあ、入国カードが貰えたということは入国出来たわけですが

まあ、5箇所ぐらい関所があってそれなりに簡単ではないです。

だけど、これぐらいの厳格な国は今までいくつもありましたし

あれこれ騒ぎ立てるほど厳しいわけではなく

この程度か……というのが印象でしたし

情報が独り歩きしてるな……という感じに思いました。

これも、実際に行ってみないとわからない感覚でしょうね。

というか、自分が並んだ列の入国管理官は結構適当だったと思いますけどね💦

それは周りと比較して感じました。

そんなわけで、アレ……これでイスラエルに入れちゃうの?という流れで

到着ロビーに脱出を果たしました。

 

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到着ロビーに出て日本円をイスラエルの通貨のシュケルに両替します。

現在のレートで1シュケルは40円弱です。

とりあえず20000円をシュケルに両替。

両替が終わったら早速喫煙所を探します。

ターミナルの外に出ると早速灰皿がありました。

というか……イスラエル……タバコ天国じゃねぇか💦

もうね、空港出てすぐに灰皿があるどころか

街のあちこちに灰皿付きのゴミ箱が当たり前にあります💦

歩きタバコは当たり前にしてるし

驚いたのはバスからタバコ咥えた人が降りてきて

降りた途端にタバコに火を点けるのを見たり。

とにかく街中、灰皿を探すことは皆無で

見渡せばその視野に10個は灰皿付きゴミ箱があります。

なので、どこで吸おうが白い目で見られることがないし

そこら中で誰かがタバコ吸ってるのが当たり前。

ええ国や……💦

因みにタバコも安いそうで市場に行くとタバコの葉が量り売りで売られてたり

街のカフェではよく水タバコを吸える店があります。

 

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ベングリオン空港からエルサレムまで電車移動です。

中東に来ると空港に到着した途端にタクシーの客引きがわさわさ寄って声をかけられて鬱陶しいことがよくありますが

イスラエルではそれも皆無。

街中でも旧市街のダマスカス門の前で一度だけタクシーの客引きに声をかけられた以外

全くそういう鬱陶しさはありませんでした。

ベングリオンからエルサレムまでは電車で40分ぐらい。

24時間動いてるので今回のように深夜に着いても移動には困りません。

電車の車内も綺麗で快適。

何よりも音も揺れもほとんどなく静かで凄いなと思いました。

 

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ホテルの最寄り駅であるセントラルに到着。

深夜というか早朝の3時前だったので人はほとんどいません💦

駅から外に出ると雨が降っていて寒い💦

そしてそこら中に灰皿がお出迎え。

駅前にタクシーが止まっていたので

ホテルまでいくらか尋ねると

最初に250シュケルを提示してきました💦

250シュケルって10000円ぐらいですけど

日本の感覚だと1000円〜1500円ぐらいの距離なんですね💦

物価が高いのは理解してるけど流石に酷い提示だったので

じゃあ他のにする……と去ろうとすると

一気に70シュケルまでディスカウント💦

まあ、日本の倍ぐらいの物価なので70シュケルならいいか……と妥協して

ホテルまでお願いしました。

もう3時前なので雨の中早くホテルに着きたかったし💦

ホテルに着くとフロントもロビーも全部電気消えてるし

門自体も閉まっていて

パッと見、ヤバいな……と思いました💦

門の扉のノブを捻ると鍵はかかってないようで

玄関も閉まってなかったので真っ暗のロビーに泥棒のように侵入💦

フロントに呼び鈴があったので鳴らしてみると

背後で物音がしてムクっとソファーで寝てたスタッフが起きて近寄ってきた。

やあ、遅かったな。空港のセキュリティで捕まってたの?って聞かれて

まあ、そんなところです……と答えると

ちょっと待ってねとスタッフはパソコンの電源を入れてフロントでタバコを吸い始めた💦

このパソコンめちゃくちゃ立ち上がるのに時間がかかるねん……とタバコをふかして笑うスタッフのおっちゃん💦

その横にはno smokingのプレート💦

こんなにタバコに緩い国なんだ……と。

でも、今でこそ世界的にタバコに厳しくなって

その行為がいつの間にかあり得ないと思うように意識付けられたけど

20〜30年前って普通にそれをやってたと思うんですよね。

支配者層がそっちの方に向かわせたい

そう考えた時に意識は時間をかけて誘導されて

知らないうちに変えられる。

そうやって世の中変わってくるとおっちゃんのタバコを吸ってる姿を見て思うのでした。