陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

補足ニュース

 

 

 

7月頭のリスクがもう一つ……

難易度調整です。

ビットコインは2週間に一度、難易度調整というのがあります。

難易度調整ってなに?って話しですが

マイニングの速度を確認するものです。

ブロックチェーンのブロック生成は通常、1つのブロック生成が10分で出来るように出来てます。

マイニングをするマイナーがいて

よーいドンでマイニングという演算を行い

一番早く計算出来た人に報酬としてビットコインが与えられます。

2位じゃダメなんですか?

はい、2位じゃダメなんです……

大勢で大量の電力を消費してマイニングを行って

2位以下は無駄な作業をする形になりますから

ビットコインが環境に悪いと言われるのは

このPOWが理由になってます。

 

学校の教室の黒板に算数の難しい問題を先生が出して

早く出来た人にだけおやつをあげる

そんなイメージですね💦

第二世代のPOSは教室のみんなに手分けして計算してもらって

みんなで問題を解くというイメージです。

労力に無駄がなくて早く解けるって感じですから

そりゃPOSとか第三世代のPOBの方がいいですよね💦

 

POW、POSの話しは置いておいて

難易度調整なんですが

先日から中国マイナーが中国政府から締め出しを食らっていて

海外に続々と引越ししてるという記事を書いてますが

世界全体のマイニングの6割強を中国マイナーが賄ってきました。

これの大半が一斉に引越しして

今、マイニングが止まってます。

これで何が起こっているかというのがハッシュレートのチャートで

ハッシュレートというのはどれぐらいマイニング速度が出るのかという指標になります。

 

で、次の難易度調整が7月5日にあるわけです。

ハッシュレートはビットコインの価格と相関性が高いもので

ハッシュレートがかなり下がっている現状で

価格も下がってるのは当然なんですね。

次の難易度調整で1つのブロック生成に通常10分かかるところを

一体、何分かかるのか悪い結果を目の当たりにするのは明白で

このリスクを相場がどれぐらい織り込んでいるのか?というのが難易度調整までちょっと不透明というわけです。

 

そういった簡単な知識を持った上でコインポストの今日の記事を見てみましょう。

 

 

 

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【3万ドル死守のビットコイン再び反発、「難易度調整」は史上初の-21%に達する可能性】

 

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週明け28日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン価格は、前日比+3.68%の380万円(34,420ドル)と反発した。

 

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直近の下落相場では、米FOMCを経て連邦準備制度理事会FRB)のタカ派発言による金融市場の動揺のほか、中国におけるビットコインマイナーへの規制の影響が影響していた。

CME先物メジャーSQを控えた25日(金)には売り圧力が強まり急落したものの、3万ドルの節目で買い戻しが優勢となり、その後反発した。

なお、5月3日に提供開始したCMEのビットコインマイクロ先物契約が順調に拡大している。現物取引のヘッジとして機関投資家、及び個人投資家需要が拡大しており、契約数はすでに100万件を超えた。マイクロ先物は0.1BTCからの投資が可能で、通常のビットコイン先物の最小ロット5BTCを大幅に下回ることが間口が広がった。

エルサルバドルは25日、国民1人あたり30ドル相当のビットコインを配布することを発表した。ビットコイン法定通貨化法案が可決した同国では、9月7日に法が施行・正式採用される。

DailyHodlが報じたところによると、今回の金融政策にあたり、人口450万人とされる同国で1.35億ドル(約150億円)相当のビットコインが購入される見通しだ。

 

 

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背景には、中国共産党創立100周年を前に当局による仮想通貨(暗号資産)関連企業への締め付けが本格化しており、新疆ウイグル自治区四川省などを中心とした大手マイニングファームが相次いで稼働停止したことがある。大規模設備は、米国、カザフスタン、アフリカ諸国などに海外移転している模様だ。

金融コンサルチーム21stParadigmのDylan LeClair(@BTCization)によれば、ビットコインの次期難易度調整(ディフィカルティ)は、史上初の-21%を記録する可能性が生じている。

 

 

中国情勢
ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は、前日比-26.5%の73.346 EH/sまで続落した。

 

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背景には、中国共産党創立100周年を前に当局による仮想通貨(暗号資産)関連企業への締め付けが本格化しており、新疆ウイグル自治区四川省などを中心とした大手マイニングファームが相次いで稼働停止したことがある。大規模設備は、米国、カザフスタン、アフリカ諸国などに海外移転している模様だ。

金融コンサルチーム21stParadigmのDylan LeClair(@BTCization)によれば、ビットコインの次期難易度調整(ディフィカルティ)は、史上初の-21%を記録する可能性が生じている。

 

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同氏によれば、多くの中国マイナーが中国からの移動コストを賄うため保有ビットコインを市場売却しており、これが直近の売り圧力となっていた節もある。 ビットコインの難易度調整は約2週間に1回行われ、前回は過去3番目のマイナス幅となる-15.97%低下した。

 

前回の調整日である6月14日以降、ビットコインネットワークの平均ブロック生成間隔は約12.9分となっており、通常の約10分間隔と比較して約30%遅延していた。ハッシュレート回復は物理的にもすぐには難しいとの見解がある一方、「海外移転・再稼働のため」と原因がはっきりしている以上、次第に落ち着いてくるものと考えられる。

 

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中国共産党生誕100周年が7月1日

米雇用統計が7月2日

それと難易度調整が7月5日です。

これ以外に反対の好ファンダが沢山出てきてますが

中国マイナーの締め出しの他

中国発の悪い材料が全てを掻き消してしまっていて

とにかく中国マイナーの引越しが終わってハッシュレートが上がって来ないと

上昇は始まらないと言って過言ではありません……

むしろ、この状態で完全に価格崩壊をせずギリギリ持ち堪えてるのが凄いというね……💦

なので、自分は上昇を始めたように見えるこの楽観ムードの中

もう一度、冷や汗をかくような場面は全然あると思ってますね💦

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先日、ステーブルコインが市場にめちゃくちゃ増えてるというチャートと

クジラが活発に動いてるという証拠を一部アップしましたが

これ、やはり底値でクジラが買うために動いてます。

Twitterのホエールアラートってのを見てると

買ったコインを自分のウォレットに格納して

自分のウォレットからテザーなどのステーブルコインを取引所に移して

買う準備をしてるんです。

ステーブルコインはショートにも使えるので

ショートを打つための実弾と見る人もいるようですが

今のビットコインの価格が400万円弱で

たかが100万円や200万円の下落で小銭稼ぎするのではなく

今回のバブルのトップが2000万円とか4000万円とか言われている

天井までの値幅を狙うのが普通だと思うんですよね。

 

なので、7月頭に冷や汗かくような一旦下落の可能性はあるとしても

年末年始辺りには上昇するという想定を自分は持ってます。

 

ビットコインはそろそろ買い場で

もう一度、二度と下がったらそこは絶好のポイントで

他のアルトコインビットコインよりワンテンポ動きが遅いので

まだ、底固めが出来ていない感じがしてます。

ビットコインは底を打ってもう1ヶ月以上レンジでヨコヨコしてますけど

アルトコインはそういう感じがないんですよね……

 

 

 

 

あと、ついでだから

もう一つコインポストの記事を。

 

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【グローバル仮想通貨取引所に厳しい対応】

 

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世界最大規模の仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスに対し、各国の規制当局が対応に動き出している。

日本の金融庁は25日、無登録のまま日本国内の利用者を対象に仮想通貨(暗号資産)の交換業を行っているとして、バイナンス(Binance)に対し、資金決済法に基づく警告を行なった。

翌26日には英国の金融規制当局であるFCA(金融行動監視機構)が、国民に対しバイナンスは英国で規制されていない取引所であるとして注意喚起するリリースを発表。仮想通貨取引所に対する厳しい対応方針を打ち出したカナダのオンタリオ州については、バイナンスが同地域を利用禁止区域に規定し、サービスを提供しないと明確にした。

バイナンスは、300以上の仮想通貨を取り扱い、現物の取引高で2位と大差をつけて1位に位置する取引所だ。日本国内にある仮想通貨取引所などとは異なり、国に規制されない形でグローバルに事業を展開する。

グローバルに資金移動を可能にする仮想通貨の特性が可能にする新たな金融ビジネスの形である反面、FATFのトラベルルールを中心としたAML・CFTの議論が各主要国で中心となる中で、取引所のあり方も見直されつつある。

日本では、金融庁の複数の警告例がある一方で、表立った告発事例はないが、カナダでは具体的な対応に動き始めている。

カナダでは2021年3月29日、カナダ証券管理局および自主規制団体IIROCが仮想通貨取引所コンプライアンス要件を取り決め、内容を発表。オンタリオ州の証券取引委員会では「4月19日までに該当する州の証券取引委員会にコンプライアンス関連の相談を行う必要がある」とグローバル取引所も含めた対応を求めた。

理由は、提供する仮想通貨デリバティブ等契約取引が有価証券に該当するにもかかわらず当局へ必要な登録手続きを行っていないとしたもので、期限内に当局に連絡しなかった取引所には、リーガルアクションを取る方向で動いている。5月25日にPoloniex、6月8日にKucoin、6月21日にBybitに関する内容を発表。委員会聴取を行う予定としている。

 

 

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日本の金融庁がバイナンスに対して2度目の警告を行ったというものなんですが……

実にくだらない。

何やってんの……ってのが個人的な感想です。

 

先日、日本の仮想通貨販売所ってスワップが高過ぎて使えないって記事を書きましたが

日本国内の投資家保護を謳って

バイナンスに文句を言ったということなんです。

 

えーとですね……💦

ウマシカですか?

国内の販売所が使えないシロモノだからバイナンスを使うんですよ。

取引出来るコインの種類は数えるほどで少ないし

スワップがめちゃくちゃ高い。

現物買って売るだけでトレードなんかまともに出来ないし

売買する度に馬鹿高いスワップ取られて誰が使うの?ってことなんです。

使えないから仕方なくバイナンスを使うわけで

日本にバイナンスみたいな取引所があれば日本人はわざわざバイナンスを使わないんですよ。

そういう地盤を整備しないで良いサービスを提供してるバイナンスに文句言うとかあり得ないし

めちゃくちゃ恥ずかしいことやってますよね💦💦💦

 

別の味方をすれば仮想通貨そのものが邪魔だということの裏返しにも見えるし

多分そうなんでしょう。

でもね、CBDCのデジタル円を開発して行ってるようですが

こんな後ろ向きのやり方を続けて

どれだけ海外に色んな分野の優秀な人材が流出してるか理解してないんですかね?

おそらくデジタル円をやるって言っても

既存の仮想通貨の技術を積まないとかなり難しいと思いますよ。

中国なんかはかなり先を走っていて

もう深圳とか一部地域で運用を始めてますから

こんなことをいつまでもやってると

1周回を10年だとしたら周回遅れでは済まないですね。

それに国民もきっかけを持てないまま世界から取り残されて

気が付いた時には途上国に周回遅れ食らってると思います。

 

保護?とか言いながら変な規制で縛るから

日本の仮想通貨業界もサービスを展開出来ないし発展もしない。

もう、DefiとかNFTとか仮想通貨の流れはもう止められないし

世界中の企業はどんどん実装を始めてるんですよね。

通貨発行権に取り憑かれた腹黒い輩や

脳みそシワシワの既得権にまみれたおじいちゃんには何を言っても無駄なんだろうけど

国民ももうメディアの嘘に気付かないとダメですよね💦