昨晩、FOMCの議事録が公開されましたが
内容をざっくりお伝えするとインフレはしぶとい。
インフレを抑制するのが第一で労働市場がどうなろうと知ったことではない。
まあ、そういうニュアンスです。
つまり、かなりのタカ派的な考え方でガンガン利上げするよと
改めて利上げを示唆する内容でした。
現状を整理しますとFFレートは3.25%で
マーケットが織り込んでいる?のは年内の残り2回のFOMCで
0.75%と0.5%の利上げで2022年は年末のFFレートが4.5%になるというものです。
個人的にはこの程度のFFレートではとてもじゃないけどインフレは退治出来ないだろうし
劇薬過ぎて市場が耐えられずこれ以上金利を上げられないというならインフレはかなり長期化するだろうと思うんですね。
今の国債残高が30兆ドルも積み上がった経済状況から5%ぐらいのFFレートが限界じゃないの?と言われていますけど
それなら行けるところの5%までは上げるでしょうと普通に思うわけですね……私は。
なので、年内の残り2回のFOMCで0.75%と0.5%の利上げで済む保証なんてないし
1.0%と0.75%とか0.75%と0.75%なんてあり得る数字だと思うんですね。
昨日だったかJPモルガンが利上げが上振れした場合
株価は5%下落すると予測を出しましたが
これって暗に近い将来そうなると教えてくれているようなものだと。
2023年には間違いなくそうなると思いますし
早ければ年内にもそうなると思いますね。
さて……アメリカが暴れ過ぎ……💦
バイ爺が色々とやらかしていて世界は混迷してますけど
おそらくですがバイ爺が暴れてるのではなく
操っている奴がめちゃくちゃしているのだと思います。
面倒なのでここのブログではいつもそれをバイ爺と書いてます。
ノルドストリームの爆破はアメリカかNATO、つまり西側の工作でしょうし
プーチンもよく我慢してるけど怒りから流石に悪手は出始めていて危険な様子に見えます。
日本ではアメリカが流す情報をそのままテレビで垂れ流してるだけですし
それを信じる思考停止した大勢の国民が信じている始末で
欧州、中東などは的確に把握していてそろそろウンザリを通り越してきてます。
お伝えしている通り、バイ爺はサウジアラビアに出向いて原油の増産をお願いしたわけですが
サウジアラビアの答えはお願いを聞くどころか真逆の毎日の200万バレルの減産。
やっても100万バレルだろうと言われてましたが200万バレルというところにその意志が汲み取れますね💦
どれだけアメリカにウンザリしているのか。
そこに追い討ちをかけるのがアメリカのサウジアラビアへの武器輸出の停止など報復なんです💦
もうめちゃくちゃです……
このことには前段があって減産発表の前に
バイ爺はサウジアラビアに対して減産するにしても1ヶ月待ってくれとお願いしてます。
何故なのかは明白でアメリカの中間選挙が11月にあるからです💦
選挙までにインフレを抑え込まないとマズいアメリカは焦っていて
見事にその願いを打ち消したのが減産発表だったんですね。
アメリカはこれにジタバタしてまして
G7でロシアの原油売却価格に上限を設定すると発議してます。
これはOPEC+に対しても間接的に原油価格を下げろと言っているようなもので
全てを見透かしている中東は怒って減産するわけですね。
これで原油価格は上がってしまうんですね💦
何をやってんだか……
こんな状態でインフレが収まるとお花畑の思考になれるわけがない💦
まあ、酷いもんですよ……
あと、ノルドストリームの破壊はアメリカのドイツイジメに他なりません。
世界は戦争状態なんですよ……実はね。
そして、中東はまともにアメリカにウンザリしてロシアに付きました。
ドイツも選択を迫られてる状態です。
どうなりますかね……💦