未明からFOMC後のパウエル議会の講演をライブで見てますが
思っていたよりなかなかハードな内容ですね……💦
講演の内容を簡単に要約すると
年末にはCPIが8.6から下がるだろうけど
金利は3.4に下がると見ていて
来年の夏にはもっと下がるよう利上げを継続すると。
なので、以前からフレキシブルにインフレに対応すると伝えていたように
前回のCPI8.3から8.6に上がっちゃったので
今回は0.5%じゃなく0.75%の利上げを敢行する
という利上げの言い訳をしてますね。
ですが、今は非常にカオスな状態なので
これ以上不安な要素を追加しないよう努力したいし
雇用は底の状態からずっと伸びていて強いので
株価などは痛みを伴うが利上げに耐えてくれるだろうと。
そこまで講演をして記者団の質疑応答になりますが
0.75%の利上げをしてマーケットの信用を無くしてしまいませんか?との問いに
パウエル議長はちょっとソワソワして焦った感じになりまして
CPIが上がってしまってるので次の6週間後のFOMCまで指を咥えて待てないんだ……💦と。
0.5%ではなく、よりハードな0.75%の利上げの理由を述べておられました。
ということはこのままCPIが下がらなければ次もハードな0.75%や更にはよりハードな1%の利上げも7月にはあるのかもと思うわけですが
別の記者がそこに突っ込んだ質問をしてまして
またパウエル議会はソワソワしながら明確には数字を出さずにその可能性を匂わせる感じでした。
この資料を見ると少なくとも2022年はずっと利上げは続いて2023年の中頃までは継続。
その後、利下げのタームに入るのかなと。
つまり、円安は加速すると思われますね。
FOMC後、何故だかクリプトは上がっているし
円安も若干逆行してるんだけど
マーケットが何に好感してるのかが気持ち悪く疑問……
自分は状況を確認して当面は下がる要素しかないと咀嚼しました。
当然のように利上げは続くし
FRBはとにかくインフレを止めるために手段を選ばないんだろうと。
CPI8.6から来月まだ上がるのか0.75%利上げのカンフル剤が効いて止まるのか下がるのか。
来年以降、利下げフェーズに転嫁して
理想とされるインフレ率2%まで落ちるのがいつ頃なのか見定めなければ。
それが見えた頃に相場は下げ止まると。
なので、今の相場の動きは嵐の前のトラップにしか見えないし
現物の指値をまたもう一段下げてまだ買わずに待ってます。
というか指値を入れて待っていた8銘柄のうち
BNBが200ドルで昨日刺さったんだけど
すぐに210ドルで売ってまた180ドルで待ってます。
ビットコインは20000ドル、イーサリアムは1000ドルという節目で一旦止まってますが
このまま止まるとは思えないんですよね……このFOMCを見てると。
終始、記者団の質問にタジタジだったパウエル議長ですが
若い記者の質問に反撃に出たシーンがありました。
記者が、インフレ対策として強い利上げをしてリセッションを起こそうとしているのか?という質問には即座に反応。
そこのぼうや……FOMCはリセッションを起こそうとしてるわけじゃない……勝手に拡大解釈するな。
このやり取りだけはパウエル議長は強く出ましたね。
痛いところを突かれると逆に怒る人っていますが
自分にはそう見えましたね💦
まあね、FRBはインフレやデフレに介入は出来るけど他の事は出来ないってことで
色々考えてはいるけど今はインフレの火消しが最優先で
株価が落ちようが雇用が悪くなろうが利上げをしないとダメだって解釈しましたよ。
今まで色んなインフルエンサーを見てきましたが
結局はそういったものもその人の考えのバイアスがかかっているので
自分で調べて答えを出しなさいと思いますね。
ビットコインもイーサリアムもキリのいい20000ドルや1000ドルという急騰前水準まで全戻しした形ですが
普通はそろそろ反転上昇するように見えます。
自分もそうなって当たり前だと思いますよ。
もう、長期的に見れば完全に売り尽くしバーゲンです。
でも、まだもう少し下がるのかなと自分は思っているだけで
間違いなく今はお買い得です。
今のビットコイン20000ドル、イーサリアム1000ドルの倍のプライスでも長期的に見ればセールだと思います。
時間を見方につければ見える景色が変わるんですね。
なので、今はそのまま上がって行ってもいいと思いながら待つんです。
利上げから利下げにフェーズが変わって相場が落ちて底。
それから次のバブルが始まって3年ぐらい先は絶景が待ってるはずですから。