先程発表されたCPIは9.1でした。
8.3→8.6→9.1と毎月CPIは上がり続けているということで
インフレは退治出来てません……
止まるどころかインフレは加速してしまってます。
先月、0.5%ではなく強めの0.75%の利上げを敢行したにもかかわらず
インフレは止まってませんから
先月書いたように今月末のFOMCでの利上げはもう一段強い1.0%の可能性が出てきましたね。
8月はFOMCがお休みなので7月は2ヶ月分の対策が必要です。
今日のCPIを見ると0.75%の利上げでブレーキがかかってませんから1.0%は現実的になったと思います。
ただ、このインフレの原因はサプライチェーンのボトルネックと原油価格の高騰にありますから
先日の雇用統計が良かったことと今は原油価格が下がってきてますから
これらが反転してこなければ1.0%の利上げは強すぎるという見方も出来ます。
利上げをすると消費は冷え込むので、それでインフレにブレーキをかけるわけですが
消費が落ち込むと経済が冷えて、つまり相場は下がります。
パンデミックの対策として急激にドルを刷りまくって
今は市場にばら撒き過ぎた紙幣を回収するフェーズにあるんですけど
今晩のCPIの発表を見てもどれだけ急激にばら撒き過ぎたのかがわかりますね。
確かに日本と違って欧米ではパンデミックの影響は絶大でしたが
それにしてもバイ爺は追加で緩和をやり過ぎましたし
必要以上に経済を止め過ぎました。
それだけにこのインフレを止めるのは容易ではないです……
FRBのパウエルさんは先月のFOMCで経済がどんなに冷えてもインフレ退治を最優先という発言をしましたし
今月末のFOMCでの利上げ幅の判断は物凄く微妙で難しい。
おそらく今晩のCPIは上がるだろうと思ってましたから
イーサリアムのショートを久しぶりに軽く仕掛けて微益で利確して今は様子を見てます。
今晩のCPIを受けて今月末のFOMCを市場は織り込むと思いますし
ここ辺りで相場の下落は一旦止まるか明日までもう少し下げるかもしれません。
明日の朝、アジアセッションがオープンしたタイミングでもう一発来るかもしれません。
まだまだ下げる要素は中国にもありまして
キンペーさんが香港にお出かけしてるんですけど
お出迎えはそれなりにあったようなんですが
スピーチが始まると人がいなくなり
有り得ない光景が見られたのが上の画像……
共産党でこの光景はあり得ないんですが……
ゼロコロナ政策で先の上海ロックダウンで餓死者を出したりで
力を失いつつあると報じられてましたが
ここまで酷いのか……と。
政変が起こるかもしれないと伝え聞いてましたが
確かにあるかもしれません。
中国では恒大集団のデフォルトが他の企業にドミノ倒しのように広がりを見せていて
連鎖倒産が拡大しています……
これも世界経済に大きな影響を与えるでしょうし
これも相場に下落圧力をかけることは間違いなく
相場に上げる要素は今のところ見当たらないんです……
ですが、政変があると一気に状況は変わる可能性があります。
政変の前に自暴自棄になったキンペーさんが何かやらかす可能性もあります……
それだけ今のお隣さんは不穏なんです。
水面下で動いているのがクリプトでありCBDCです。
ブロックチェーンなしでは進まないCBDCですが
ISOの認証を既に受けている銘柄は以前にお伝えしていますが
CBDCを構築する環境の中で
ヘデラハッシュグラフの名前が出てきました。
ヘデラハッシュグラフも以前からXDC同様に個人的に目をつけていた通貨です。
まだ相場が下がってクラッシュするなら
クラッシュしたどこかのタイミングで沢山仕込んでおきたいところです。