陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

おーよおよおよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日も仕事が終わって縄文のことを調べてました。

日本人が訪ねた僻地のある部族のことなんですが

ご飯を食べて腹一杯になったところ

皆んなが『おーよおよおよ』と言いながら踊り出し

何が始まったのかな……と思っていたら

その家の小さな子供に『何で踊らないの?』って尋ねられたそうです。

お腹いっぱいになって幸せだという踊りだそうです。

こういうのを見たり聞いたりすると

原始的でおかしなことをするなと思ってしまいがちですが

実はこの部族、日本の縄文を色濃く真似てるそうなんですね。

はい、日本の縄文人がこういうのをやってた可能性が高いんです。

喜びを踊りで表現することは今の人にとっておかしな行動に思えてしまいますが

実は行動のひとつひとつに魂や深い意味があると言います。

 

自分も正にそうなんですが

昨日何を食べたか、一昨日何を食べたか

ちゃんと答えられるかと言えば答えられないんですね……💦

その部族ではあり得ないことらしく

誰とどんな話しをしてどんな気持ちで何を食べたのか

記憶にないということは

そこに食材に対しての感謝もないし

食材を作った人への感謝もないし

料理を作って用意してくれた人への感謝もなく

ただただ自分の食欲によるものなのか作業的に何かを食べて

心ここに在らずの状態だというのですね。

何ならスマホ触りながらだったり……

 

食卓に並ぶ食材の野菜にしても

家の横の菜園で『今日はお水足りてる?』とか

毎日触れて話しかけて育てたもので

自然や大地に必ず感謝が込められているそうで

全てにおいて対話と意味がある。

その恵みの終着点が踊りになるわけですね。

縄文の他にも色んな史跡を巡るとき

祭祀の歴史を目にして漠然と何かを感じることがあるんですが

確かに食事で満たされたことで踊るんだから

やたらと踊ることがあっただろうなと思うんですね。

 

自分はあちこちで美味しいものを探して

美味しい酒に巡り合うと本当に幸せな気持ちになるし

そういう感動の出会いがあると

やっぱりしっかり覚えてるわけです。

縄文人って現代の食材の種類より多種多様なものを食べていたことがわかっているし

旬の食材を主にして取り過ぎることなく

自然のサイクルを考えて感謝して漁もしてました。

果実酒やお酒も作って飲んでいたし

調理も多様でかなりグルメでした。

 

現代の食生活は確かに加工品など色々とそれはそれで美味しいものがありますが

自分が本当に美味しいと感動するものは何か……と考えると

肉、魚、鶏、野菜

やっぱり食材の美味しさを引き出すものなんですね。

つまり、天然由来のもので変なものが入った加工品ではないです。

 

これは縄文の文化の食に関するほんの一部の話しなんですが

どうやったら皆んなが仲良く平和に暮らせるのか

その真髄と言えば話しは尽きないわけで……

勿論、現代は見た目に随所に進化はしているように見えるし

そういう部分もあるとは思うけど

実はかなり本質から逸れているのかなと思ったりもするんです。

そこには感謝が忘れられて冒涜が乗ってしまって

それに気付いてないから。

 

テレビを見ながら、スマホを触りながら、何かをしながら。

それではダメだなと。

文明の利器がなくなって食べるのがやっとの状態になったとき

人は人としての本来の姿を取り戻すのかもしれません。

 

僻地で残る縄文。

早く食べなさい!とかは食卓では絶対にないです。

食べた後の用事をさせるため、片付けの都合

それよりも遥かに大事なことがあります。

縄文では子供中心で回ってました。

大人の気持ちに余裕がないから

子供に余裕がなくなる。

よく噛んで食べろと言ったり早く食べろと言ったり

どうすればいいの?と子供は困りますよね。

そんなことが往々にあるのが今の日本です。

 

そんなことを考えて

今晩は久しぶりに家で日本酒を頂きました。

先日、秋田に行ったときに美味しかった日本酒を空港で見つけたので買ってきたものです。

秋田で買った秀よし。

ちゃんと向き合って飲みました。