ウクライナ紛争の仲介に精力的に取り組んでいるトルコですが
ギリシャと一触即発の状態になってます……
アラブニュースに先日載ってた記事なんですが
これもアメリカがやはり噛んでます。
トルコにF16を売却する話しが元になってますけど
先日、トルコが国内北部のクルド人の排除に積極的になっていると書きましたが
ちょっと最近は通貨危機も起こしているトルコは不安定な状況……
トルコのF16の購入について仲が悪いギリシャ首相が戦闘機を売るなとアメリカの議会でスピーチ。
これに激怒したエルドアンがギリシャの大統領の発言も存在も認めないと反撃。
度々トルコはギリシャ領空に領空侵犯しているとエーゲ海の島々に軍を配備。
条約によってエーゲ海に軍の配備を禁止されているのに条約を守れというトルコの主張。
軍備を拡張しているのはトルコで戦闘機の配備など軍の拡張をやめないなら防衛するしかないと条約の破棄の正当性をギリシャは主張。
どうも抜き差しならぬ状態になってるんですね……
どうもまたアメリカなんですよね……
アラブニュースを見ていると
火種はあちこちにあるもので
トルコがロシアに接近している辺りは
この情勢なんかも絡んでいる感じもしますね。
ギリシャは先般、通貨危機からデフォルトを起こしてキプロス危機を起こした元になってますし
今のトルコは通貨危機。
どっちも状態がよろしくない者同士で
そうなると自分の立場を守るために外敵に注意を逸らすのがありがちな話し。
また、庶民を巻き添えにするのはやめてもらいたいし
ウクライナ紛争に絡んでもらっては困る。
うーん……段々と争いがイスラエルの方に向かっているような気がする……
本当にアメリカの悪い権力者は大人しくしておいて欲しい。