陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

世界の行方

 

 

 

 

 

 

 

 

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一触即発状態のウクライナ情勢は予断を許さない状態です。

世界大戦のトリガーにもなりかねない状態にも関わらず

相変わらず日本のオールドメディアは新コロのことや大雪前の報道ばかりという……

遠い国の話しだし国民も関心がないと国民を馬鹿にしてるんでしようかね。

昨日、フランスのマクロン大統領がロシアのプーチン大統領と面談を行ってますが

ウクライナ情勢の妥協点を探ろうとマクロンが奔走してくれてます。

これは後に学校の教科書に載ってもおかしくない場面なんですがね……

 

たったここ数十年の世界の流れを理解していれば

ウクライナで今何が起こっていて

それがどういうことなのか何となくでも見えてくる。

世界のトップの思惑など何を考えているのかなんてわかるものではないけど

自分はこう見ているという話しになります。

 

まずアメリカですが現政権のバイ爺は昔からウクライナに強い繋がりがあり

息子のハンターバイデンはほぼ真っ黒なウクライナ疑惑を抱えており

ウクライナのウラン鉱の利権にアメリカは深く関与しているし

もう、ウクライナと聞いただけでバイ爺の顔がまず浮かぶぐらいです。

トランプとバイ爺の大統領選の時からバイ爺が大統領になれば戦争が起こるし世界平和が脅かされるとこのブログでも伝えていた通りで

バイ爺の背後にはオバマやヒラリーがおりこの一味は武器商人です。

カラー革命など世界のあちこちで争いを吹っかけて武器を売りつけることをずっとやっていて

トランプの時代では中東問題もイスラエルとサウジが経済協力をしたり嘘みたいに平穏に向かっていたし

あのナーバスで誰も手を付けられなかったエルサレムの問題も

それヤバいでしょ……と言われていた

アメリカの大使館をテルアビブからエルサレムに移すという暴挙と思えることも

何事もなかったように波風立てずにやってしまい

世界の争いを無風状態にしてしまったんですね。

 

これがバイ爺に変わるとかなりヤバい状態に戻ると容易に想像出来たわけですが

日本も世界中のメディアもトランプを叩きまくって

世界中の人の意識を反トランプに誘導してました。

トランプは口が悪いし無茶苦茶だと思ってる人は多いと思いますが

世界のリーダーのポジションであるアメリカ大統領にトランプは当面必要不可欠だったんです。

 

2020年の大統領選以降の数年で世界はどうなったでしょうか。

世界のあちこちで大量にワクが売られて

世界経済は崩壊してインフレで物価は上がり

中東では争いが再燃。

おまけにウクライナです。

もう想像していた通りの悪夢です。

このウクライナの悪夢の序章は2020年のあの時から始まってるんです。

 

トランプとプーチンはライバルでありながら対話をする盟友でした。

これは奇しくも2016年のトランプが大統領になった時のロシア疑惑に端を発しています。

元々、ウクライナのウラン利権にどっぷり浸かっていたのは

ヒラリーやバイ爺であったのに、これが露見しそうになったことで

訳の分からない濡れ衣をトランプとプーチンに着せて疑惑をすり替え。

世界中でダーティーなイメージを刷り込まれた2人が悪者扱いされ

後に2人のありもしない疑惑は当然晴れましたが

その後のウクライナのウラン利権の当の本人達はメディアに何故か守られて有耶無耶になってます。

奇しくもこれがトランプとプーチンを接近させるきっかけになりましたが

少なくともアメリカとロシアにとっていい時代だったわけです。

この件からわかるようにオバマ、ヒラリー、バイ爺にとってはプーチンは邪魔なんです……トランプも。

自分達の影の部分をしっかり握られてますからね。

 

 

ここでプーチンにクローズアップします。

ロシアは暗くてちょっと気味の悪いイメージがあると思います。

これは米ソ冷戦時代のイメージがついて回るためですが

確かにソ連時代の名残りは今のロシアに残ってますが

プーチンソ連の悪い部分の改革に尽力してきました。

ソ連崩壊後、社会主義の利権まみれのセレブ階級の要人は

利権を守ったまま民間に降りました。

この利権まみれの組織をオリガルフィと言いますが

プーチンは利権を持ったまま社会を操るオリガルフィをことごとく叩き潰すという

ロシアにとっていい仕事をやってのけてます。

ただ、プーチン自身がKGB出身であることや

やはり謎の部分やソ連時代のやり方を継承していると思える部分は否定出来ないので

どうしても得体の知れないところはあります。

ですが、物事をしっかり見ればそのイメージから誤解を招く損な部分がついて回ります。

いい奴なのにイメージで損をしてるようなところでしょうか。

 

例えば先のクリミア併合なんですが

クリミアはソ連崩壊時にソ連から独立した地域であり

ロシアの西側にはこういう地域がいくつかあります。

ロシアは遠い昔からナポレオンやヒトラーなど西側からの脅威に晒された歴史がありますから

西側諸国との緩衝地を重要視してます。

西側諸国と直接国境を接したくないんです。

なのでロシア寄りの国ではなくても中立であれば問題ないんです。

ですが、先のクリミア紛争での併合もそうですが

こういった緩衝地域ではロシアから離れたいと思う人とロシアに戻りたい人が混在してます。

このお互いの勢力が常に対立していて

この争いが拡大した時に大きな問題になります。

クリミア紛争ではロシアに戻りたい方の勢力が攻撃され沢山の人が生命の危険に晒されました。

それを救うためにロシアが動いたわけですが

これを世界中のメディアはクリミアにロシアが侵攻したと伝えました。

 

今回のウクライナ情勢もこの時と同じような構図で起こっており

反ロシアのウクライナ政府側と親ロシアの反政府側の対立があり

今、親ロシア側が攻撃を受けてます。

このウクライナ政府を支持しているのがアメリカでありNATO軍です。

武器を売りつける利権が絡んで

憎いプーチンを潰すために誰が動いているのか自分は想像に易いのです……

思想の違う同じ国の者同士の日常的な争いに何故わざわざNATO軍が介入してくるのか

どう隣国の争いに接すればいいのか親ロシア側が傷めつけられ悩めるプーチンを追い詰め

誘っているようにしか見えないんですね。

メディアの論調はロシアがウクライナに侵攻しようとしているとか

西側諸国に入りたいという勢力にNATO軍が協力していると

いつものようにバイアスがかかった一方的な報道しかしてません。

ですが、民族問題はそんな単純なものではなく

みんな西側が正義だと思うかもしれませんがそれは違うと思います。

何がいいのかなんて育った環境が違えば思想は変わるし

しっかり中立の立場で仲裁するならまだしも

余所者は干渉しないでくれと思う人は沢山いるはずです。

 

 

先日、このウクライナ情勢の中でアメリカの空母がNATO軍の指揮下に入ったと伝えられましたが

これ、大丈夫かな……と思うんですね。

というのは混乱に乗じて台湾有事があったケースです。

もう、あちこちで火種があって誘ってるようにしか思えないんですよね。

 

先日、イラク戦争の時の当時のジャーナリストが語ってた話しを聞いたんですが

フセインの側近が西側に亡命してロンドンのホテルで会うアポが取れたそうなんですね。

世界各地のジャーナリストが彼に殺到して

彼は会うジャーナリストにイラクが核を保有していて地下深くで輸送しているのを見たと言ったそうです。

これは開戦の3〜4ヶ月前のことで

この話しが一気に拡散して大義名分が出来たブッシュJr.は開戦。

そのジャーナリストは当時は違和感なくテレビで眺めてたそうですが

何故かタイミングがわかっていたように開戦の砲撃の様子はカメラで世界中に流れて

今思うとおかしかったと。

その後、フセインの側近だったと名乗るアラブ人の男の話しはフェイクだったと判明して

不可抗力とはいえ自分が取材して流した情報はアメリカに大義名分を与え

大勢の罪のない人の命を奪ったことに後々まで大変悩んだと……

そのジャーナリスト曰く、戦争はいつもコーディネートされていて

笛を吹く奴がいてその笛で踊る奴がいると。

今の日本の報道は自分の足で情報を取っているわけではなく

バイアスがかかった情報を他所から買ってるわけですが

そのジャーナリストの方は一線を退いた今でも生きた情報を単独で配信されてます。

 

日本が先の大戦に突入した時

石油を絶たれたり追い込まれる様子は

今のロシアと被るんですよね……

 

パンデミックで経済が崩壊して

失政によるインフレ。

何もかも滅茶苦茶になって。

待っているのは一般市民が犠牲になるリセットなのか。

みんなのためにと耳障りのいい言葉の笛を吹き

何の疑いもなく耳障りのいい言葉の笛に踊る

そういう人間にはなりたくないものです。