陸マイラーはろ♂馬とマイルと酒とメシ

2017年1月に陸マイラーを始めました。馬が大好きな普通のサラリーマンのブログです

ちょっと補足

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先の記事でハマスの武力攻撃のことに触れたんだけど

読み返してみると自分でもかなり粗いな……って思いました。

これじゃ伝わらん。

イスラエルサウジアラビアの国交回復が

アブラハム合意みたいなもの抜きでどうしてダメなのか

ちょっと色々粗い。

全部書き直した方がいいけどそれも面倒だし

まずいなとアップしてから思いました。

なので、補足として何回かに分けてこの件に関しては読み直しながら追記しておく。

 

イスラエルサウジアラビアの国交回復がどうして対立を生むのか。

元々双方はユダヤ教イスラム教という違う一神教の宗教を持つ国として相容れないわけです。

イスラエルと他の近隣のアラブ諸国はどこも同じです。

国交回復はいいことだと宗教に関心がなければ思うけど

簡単に言えば抜け駆けとも言えるし

まあ様々な事情でそう簡単な問題ではない。

イスラム教の中でも穏健なスンニ派もあれば

厳格なシーア派もいるわけで

今回の事を起こしたのは厳格なシーア派であるイランと繋がりが強いテロ組織のハマス

イランの思想はユダヤ人は1人たりともアラブ地域から排除したいたいうもので

方やイスラエルのネタニヤフ筆頭に今のイスラエル上層部は極端な右派でイスラエルの領土にアラブ人がいることが許せないわけです。

双方、相手を1人たりとも残さず一掃したいというのがあるわけですね。

 

穏健派のサウジアラビアは中東のボスですが

アラブNo.2であるUAEイスラエルと締結したのがアブラハム合意。

内容はWikipedia先生に聞いてみてください。

まあ、和平に向けて努力する形で一旦争いをやめて

イスラエルによるパレスチナの入植や切り取りを一旦やめますと約束させたものですね。

この下地があって和平は進んできたわけですが

イスラエルパレスチナ自治区への入植を続けてきたわけですね。

パレスチナ自治区への嫌がらせも。

中東に信任があったトランプ在位中、中東に気を配り仲介はそれなりに機能してきたんですが

政権が変わって中東政策に失敗を重ねて

サウジアラビアからもソッポを向かれたのは何度も記事に書きました。

制御が効かなくなった中東の火に油を注ぎに行ったのがバイデンで

その状態で国交回復をイスラエルサウジアラビアに持ちかけたのは

自身の大統領選が来年にあるからというのは透けて見えるわけです……

トランプのサウジアラビア訪問は大統領就任後の最初の訪問地だったのに対して

バイデンはずっと放置して目が中東に向いてないとずっと言われてましたから……

 

で、中間選挙が迫って突然、根回しもせず原油の増産をお願いして断られ

選挙が来年に迫ってイスラエルサウジアラビアに国交回復を持ち出したわけです。

それもサウジアラビアに核開発支援を持ち込んでです……

和平はいいことだとしても中東のバランスを取ってこなかったズタボロの中です。

元々、厳格なイスラムであるイランは中東でも浮いた存在で

他はサウジアラビア同様にほぼ穏健派のスンニ派です。

スンニ派が多いイラン以外のアラブ諸国イスラエルの先端テクノロジーユダヤマネーに興味がありますが

イランはそんなことは関係なしです。

とにかくイスラエルを嫌うシーア派ですから

アラブ諸国イスラエルに接近することに抵抗があります。

おいおい……ちょっと待てと

資金供給が再開して仲を裂こうと動いてきたのが今回の戦闘行為というのが一般的な見方。

ですが、イスラエル諜報機関はそんなに間抜けではないはずだと言われてます。

5000発以上のロケット弾を持ち込むには海上からかトンネルからの搬入しかありません。

それだけの動きは諜報網にほぼ引っかかるはずで

攻撃を待っていたと言われてます。

イラン上層部もハマスヒズボライスラエルを叩きたくて仕方ない集まりですし

イスラエルの極右の上層部もパレスチナを一掃してイランの核開発の脅威を潰したいわけです。

待ちに待った戦闘が始まったというのがお互いの身勝手な連中の思惑だろう……と。

気の毒なのが何の罪もない戦争などしたくない国民です。

 

日本の岸田の声明を聞いていると

まあ全くわかってないなと思いますね。

これは日本のオールドメディアにも言える。

彼等が何を言っているか聞いていると

イスラエルパレスチナの戦闘だと言うんですが

イスラエルは半分は合っているかもしれないけど

イスラエルの極右の上層部がやっていることで

大半の国民は迷惑してるんです。

更にパレスチナというのはほぼほぼ狭い地域に押し込められて貧しい生活をしている住民であり

イスラエル極右からの弾圧に耐えて細々と暮らしていて

自国で暴れるハマスからの酷い仕打ちに困っている人達です。

なので戦っているのはテロ組織のハマスであったり

イスラエルの北、レバノンから攻撃しているのはレバノン国民ではなくテロ組織のヒズボラです。

 

 

 

イランは中東のたくさんのテロ組織を擁しているので

イラン核合意の復活など資金供給を受けて

今回のようにテロ組織が活発になるのは目に見えてましたし

それは中東に限った話しではないんです。

アメリカで治安が悪くなっていることも伝えてきましたが

アメリカも標的になる下地は多いわけで

来年の大統領選に向けて色々あると思います。

世界的に疲弊してる中で

西側寄りに対してはあり得ることです。

はい、日本もどっぷり西側寄りですからね。

前からお伝えしていたように対ロシア外交はおそらくですが完全に失敗です。

ガソリン価格の他にもこれけら如実に表れると思います。

岸田には任期中もう何もするな……と。

何か本当に大事なことが行われるときは

決まって何か一斉にオールドメディアが騒ぎ始めます。

新型の注射、またたくさん亡くなってます。

インボイスは大型増税の布石になります。

ここのところ賑わせていたのはジャニーズです。

テンプレですけど何かで騒ぎ始めたらその裏で必ず大切なことが起こって誤魔化されてます。

 

中東は結構長引くと思います。

それとバトンタッチでウクライナは終わるかもしれません。

ウクライナに勝ち筋はずっと前から残ってないし

金の亡者の草刈場は中東に移ると思いますから。

中東だけで収まらないかもしれないし。

自分はその余波で日本に移民が来るとも思ってます……

それだけならまだいいですが……